やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
記事一覧: 336件

川上量生さん、KADOKAWA社長時代に高橋治之さんへの資金注入ファインプレー

読売新聞などから一斉に報道がありましたが、出版大手KADOKAWAが元電通・高橋治之さんの個人会社コモンズなどに総額7,000万円以上の資金を振り込んでいた事実が判明し、これに伴って、東京地検特捜部は角川歴彦さんら関係先に対して任意の事情聴取を行っていることが明らかになりました。(2022.09.03)  続きを読む

「まだ統一教会で消耗しているの?」とは揶揄できない現実的な各種事情

引き続き統一教会問題がグズグズと燃えていて、マスコミもさすがに飽きたのか報道量こそ減ってきているものの余波はまだ様々であります。先般、WiLLというそれ系の方がよく目を通される媒体で事件後早々に「自民党は統一教会との関係を断て」という記事を掲載したところ、その記事に目を通されて気分を害された方々から脅迫状めいたものを何通かメールや封書で頂戴しました。何とも物騒なことですなあ。(2022.08.31)  続きを読む

日本はポストウクライナ・ロシア敗戦→崩壊「後」に備えよ、という話

サハリン2の仕事が満足な結果に向けて進んでいるのかどうか、各位の思惑によって違いはあるのかもしれませんが、現況で見えている範囲内ではシェルを悪者にして落ち着いた経緯の交渉になっているようにも見受けられます。それが良かったのか悪かったのかは、本当に立場によって異なるものだと思います。関係者一同が最善を尽くした結果がこの方針になったということで、納得できない人も多くあるのかもしれません。(2022.08.26)  続きを読む

どうも自民党は総体として統一教会と手を切らなさそうである

安倍晋三さんの暗殺と、その殺害容疑者にまつわる特定の宗教団体とされた統一教会の話で、私は割と早々に「統一教会とは手を切れ」と主張したこともあり、ご一緒している議員さんや秘書さんなどからは「思い切りましたね」とのお言葉を戴く機会が多くありました。(2022.07.31)  続きを読む

暗転の脱炭素、しかしそこに政府方針グリーン投資10年150兆の近謀浅慮?

てなもんやで、先般29日、総理大臣官邸で第10回経済財政諮問会議がしめやかに執り行われました。興味のある方はその辺に転がってる動画でも観ていただきたいのですが、「歳出効率化努力」を払う前提で国家財政を運営できれば基礎的財政収支は25年度には黒字化するぞという、若干ほんまかいなという議論がベースになって、さてそこからどうやって脱コロナ、イノベーション喚起しようって流れになっていくわけであります。(2022.07.31)  続きを読む

相場乱高下の幸せとリセッションについて

「なんかこえーなー」とビクビクしながら、かといって触らないわけにもいかない実業上の取引もあるためエイヤで相場を張っていたのですが、結果的に円安水準もアメリカのリセッション予想からの金利引き上げ一服見込みでドル独歩高が調整され、円ドルも132円台までごっそり下がりました。「どうせ決済するからまあいいや」とドルで支払い為替予約も終えたところでの円高戻りでひと安心であります。ツイててよかった。(2022.07.30)  続きを読む

あまり参院選で問題にならない法人税のこと

選挙戦も中盤になり、参院選のネタで野党がまたぞろ消費税の問題を持ち上げておるわけですよ。で、野党勢力が低迷している理由のひとつ(メインではない)が、この消費税と社会保障の関係でありまして、さすがに日本国民もかなりの割合が「消費税が増税になるのは、社会保障費が増え続ける中仕方がない」と高齢者を中心に思ってはいるわけです。(2022.07.03)  続きを読む

選挙だなあ

暑いし長いしつまらないし、どうしようもなくても国政選挙は国政選挙なので頑張って調べるし付き合いはするんですけどね。しかし、何でしょうこの全体的にどうでもいい感じは。(2022.06.30)  続きを読む

連合前会長神津里季生さんとの対談を終え参院選を目前に控えて

先週、参院選公示日を控え、死ぬほど忙しいところを双方調整のうえ念願の対談記事にこぎつけた本件ですが、正直政治系議論の割にビックリするほど読まれまして…。労働問題も過渡期のギリギリのところですし、読者の関心が深かったんですかね。(2022.06.28)  続きを読む

成長戦略に「ウェブスリー」を掲げる岸田官邸の何それ感

年初から「何かしてるなあ」と思っていたのですけれども、ここにきて、参院選を控え自民党が掲げる経済政策の目玉にどういうわけか「ウェブスリー(Web3.0)」が中核に据えられるという事件が勃発しました。(2022.05.31)  続きを読む
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