名越康文の記事一覧

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学、龍谷大学客員教授。 専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:現:大阪精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。 著書に『「鬼滅の刃」が教えてくれた 傷ついたまま生きるためのヒント』(宝島社)、『SOLOTIME~ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)『【新版】自分を支える心の技法』(小学館新書)『驚く力』(夜間飛行)ほか多数。 「THE BIRDIC BAND」として音楽活動にも精力的に活動中。YouTubeチャンネル「名越康文シークレットトークYouTube分室」も好評。チャンネル登録12万人。https://www.youtube.com/c/nakoshiyasufumiTVsecrettalk 夜間飛行より、通信講座「名越式性格分類ゼミ(通信講座版)」配信中。 名越康文公式サイト「精神科医・名越康文の研究室」 http://nakoshiyasufumi.net/
記事一覧: 88件

「親しみの空気」のない論争は不毛です

例えばいま、政治議論の場に「親しみ」らしきものが見られるでしょうか。むしろ、親しみの対極といってもいい空気が蔓延しているように思います。常に相手の言葉尻をとらえて批判し、失点させようとしている。(2013.05.26)  続きを読む

部屋は「あなた」である――掃除をするか、旅に出るか

皆さんも一度、自分の部屋を客観的に、覚めた目で観察してみてください。 引き出しがきちんとしまっていなかったり、隅っこのほうにほこりがたまっていたり、窓ガラスが曇っていたり、洗い忘れた食器が乾いていたり、いろんなものが目に入ってくると思うんです。 実は、そういう「あなたの部屋の現実」こそが、そのまま「あなたの心の中の風景」なんです。(2013.02.06)  続きを読む

高いエステはなぜ痛いのか――刺激と退屈の心理学

以前、とある人から「10万円以上のエステと10万円以下のエステをはっきり分けるのは「痛み」である」という話を聞いたことがあります。 「高いエステほど痛い」 これは、心理学的にも、非常に興味深い話だと思いました。(2013.01.11)  続きを読む

『心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」』著者インタビュー

『自分を支える心の技法』(医学書院、2012)を刊行したとき、「自分の心理学的方法論をこれ以上コンパクトにまとめた本は、当分出せないな」と思いました。今回の本はいわばそれをステップにして、「その先」に向かうための方法をまとめた、我ながらユニークな内容になったと思っています。(2012.12.14)  続きを読む

名越康文メールマガジン「生きるための対話」紹介動画

皆さんこんにちは、名越康文です。 メルマガをはじめて1年半になるんですが、だんだんとこのメルマガの核となるものが見えてきた気がしています。それは、心とは何か。自分自身と心の関係はどうなっているのかということに集約されます…(2012.11.27)  続きを読む

ダイエットが必ず失敗する理由

ダイエット企画というのは何があっても絶対なくなりません。雑誌でもテレビでも、ダイエット企画には常に需要がある。その事実が何を表しているかといえば、どれほど新たなダイエット法が生み出されても、常に多くの(もしかしたらほとんどの)方が、ダイエットに失敗している、ということだと思います。(2012.10.11)  続きを読む

『風の谷のナウシカ』宮崎駿著

スタジオジブリの大ヒット映画『風の谷のナウシカ』の原作として、宮崎駿監督自らが執筆された長編マンガです。いろんな方から「絶対に読んでほしい」と勧められ続けて十数年、先日ようやくエンジンがかかり、全7巻を読み切ることができました。(2012.09.22)  続きを読む

川の向こう側とこちら側

◆質問◆ 名越先生、メルマガ楽しみにしておりました。さっそくですが、ご意見をお聞かせください。 僕は会社の人たちとどうしても打ち解けることができません。以前の職場に年上が多かったせいか、あるいはもともとの趣味志向のせいか、周囲の人と価値観が合わず、まったく話が長続きしません。(2012.09.03)  続きを読む
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