甲野善紀の記事一覧

こうの・よしのり 1949年東京生まれ。武術研究家。武術を通じて「人間にとっての自然」を探求しようと、78年に松聲館道場を起こし、技と術理を研究。99年頃からは武術に限らず、さまざまなスポーツへの応用に成果を得る。介護や楽器演奏、教育などの分野からの関心も高い。著書『剣の精神誌』『古武術からの発想』、共著『身体から革命を起こす』など多数。
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柊氏との往復書簡

前回の241号で「柊氏との往復書簡」の第一回目の書簡を私から柊氏にお送りしたのに応える形で、今回は柊氏からの第一信をお届けしたい。柊氏の文章は、予想はしていたが(そうでなければ柊氏を往復書簡という企画に誘ったりはしないわけだが)、予想を超える見事な文章である。この見事な柊氏の文章に対して、次回か次々回のメールマガジンには、私からの第二信を掲載したいと思う。(2021.04.07)  続きを読む

「狭霧の彼方に」特別編 その3

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第3回目(2018.09.16)  続きを読む

「狭霧の彼方に」特別編 その2

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第2回目(2018.09.14)  続きを読む

「狭霧の彼方に」特別編 その1

今年(2018年)の5月31日、私は何年も前から考えていた「見合い」を一つ実現させた。「見合い」と言っても男女の出会いを世話したわけではない。浄土真宗の世界で近年その声名が高くなられている釈徹宗・如来寺住職と、私がこのメールマガジンで、かなり長い間往復書簡を行った田口慎也氏のお二人を是非引き合わせたいという企画がその「見合い」である。(2018.09.12)  続きを読む

武術研究者の視点—アメフト違法タックル問題とは? そこから何かを学ぶか

最近世間の耳目を集めているのが、日大と関学とのアメリカンフットボールの試合の中で日大の部員が行なった違法タックルの問題。このことについては、私もどうにも目が離せず、ここ数日間ずいぶんとこの報道を見ることに時間を割いてしまった。(2018.06.04)  続きを読む

迂闊に「学んで」はいけない–甲野善紀技と術理 2017「内腕の発見」

夜間飛行から1年に1度、出しているDVDのシリーズを初夏の頃、チェックしていて気づくことは、私の技は、このDVDに収録されている前年の主な気づきが基盤になっているということである。例えば、今回のDVDのテーマにもなっている「内腕」は、現在では完全に私の技の中に溶け込んでいて、もはや、ことさら「内腕」という言葉を使うことも稀になっているが、今回、このDVDを観て、改めて「内腕」の気づきの大きさを再確認した。(2017.07.05)  続きを読む

「10年の出会い、積み重ねの先」〜日本唯一のホースクリニシャン宮田朋典氏による特別寄稿

私が、この夏の初めの7月3日に、初めて馬に乗ったことは、このメールマガジン「松聲館日乗」で2回にわたって、その時の様子を報告したが、この生まれて初めての乗馬をするのに、これ以上の指導者はちょっと見当たらないのではないかと思うほど、私の乗馬に関して情熱を傾けて事前にいろいろと指導法を研究してくださったのが、日本で唯一のホースクリニシャン、宮田朋典氏である。(2016.09.06)  続きを読む

世界は本当に美しいのだろうか 〜 小林晋平×福岡要対談から

世界は本当に美しいのだろうか。学んで、考えて、試して、ぶつかって、摩耗して、それでも、「ああ、やっぱり世界は面白い」と言えるだろうか。自分は幸せか、皆は幸せだろうか、その問いの後でもまだ、「世界は素晴らしい」と言えるだろうか。それを言わせてくれないのなら、科学も宗教も、ただの御託だ。(小林 晋平)(2016.08.18)  続きを読む

NHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達 片桐はいり×甲野善紀」は明日(7月2日)22時放送です!

武術研究者、甲野善紀先生が、個性派俳優の片桐はいりさんと対談します!(2016.07.01)  続きを読む

私の武術探究史の中でも記憶に残る技法ーーDVD『甲野善紀 技と術理2016―飇拳との出会い』

2013年から毎年「夜間飛行」から出しているDVD『甲野善紀 技と術理』の2016年版が、今年も発売されることになった。(2016.06.29)  続きを読む
甲野善紀のメールマガジン
「風の先、風の跡~ある武術研究者の日々の気づき」

[料金(税込)] 550円(税込)/ 月
[発行周期] 月1回発行(第3月曜日配信予定)

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