高城剛の記事一覧

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
記事一覧: 425件

あまり語られることのないエストニアが電子政府に向かわざるをえない本当の理由

今週は、エストニアのタリンにいます。北欧にある人口134万人程の小さな国エストニアは、近年、電子政府(e-Government)の設立で大きな話題を呼んでいます。政府の書類99%を電子化し、投票もインターネットで可能。また、「e-Residency」は、場所に依存しないオンラインでビジネスをする外国人たちのために、エストニア人と同様にオンライン上で各種サービスを受けられなる「IDカード」が発行される他に類を見ない制度です。(2018.04.02)  続きを読む

スウェーデンがキャッシュレス社会を実現した大前提としてのプライバシーレス社会

今週は、ストックホルムにいます。近年、スウェーデンは完全なキャッシュレス社会に向かっています。「現金払いお断り」の看板を掲げている店舗も多く、現金の流通はGDPのたった1.4%しかありません(日本はおよそ20%)。街中のATMは続々撤去され、仮に現金を支払おうと思っても、お釣りを持ち合わせていない店舗も多く、住人に聞けば、最後に現金を引き出したのは、5年以上前だという人が大半です。しかし、スウェーデンのキャッシュレス社会は、表層にすぎません。(2018.03.26)  続きを読む

シアトルとアマゾンの関係からうかがい知る21世紀のまちづくりのありかた

今週は、シアトルにいます。毎年のようにこの街を訪れていますが、シアトルは、ここ数年で激変したと感じます。その理由は、ご存知のあるひとつの企業にあります。それがアマゾンです。破竹の勢いを続けるアマゾンは、脱オンラインの実験場としてシアトルの街を活用しています。今年1月も、「Amazon GO」と名付けられた実験的未来店舗を開業しました。(2018.03.19)  続きを読む

グリーンラッシュ:合法な大麻ビジネスがもたらす大いなる可能性

今週は、ロサンゼルスにいます。2016年11月、トランプ大統領が当選した歴史的な日に、カリフォルニアでは、もうひとつの歴史的な日となる投票が行われました。それが、同州の「娯楽大麻解禁」の是非を問う住民投票です。(2018.03.12)  続きを読む

カビ毒(マイコトキシン)についての話

今週は、いよいよ明日に迫りました「Sound Meditation Gathering vol.1」の準備ため、東京のスタジオにずっと缶詰状態です。ほとんど外に出ることなく、不健康な日々を送っておりますが、先週、この冒頭でお伝えしました「カビ毒」につきまして、驚くほど多くの問い合わせをいただきましたので、今週は、お話しだけでも健康なトピックをお届けしたいと思います。カビ毒(マイコトキシン)は、カビ(真菌)が産生する毒素の総称で、蓄積すると、人間をはじめ、家畜や魚類などでも様々な障害をひき起こします。(2018.03.05)  続きを読む

カビ毒ダイエットという新しい考え方

今週も、東京にいます。サウンドメディテーションのためのサラウンドミックスを詰めるのと同時に、冬季トレーニングもいよいよ大詰めになって参りましたが、脇腹から後ろにかけての贅肉が、なかなかとれません。最後の最後に追い込みが足りないのか、これは年齢的なもので仕方がないなのか、と思っていたところ、数ヶ月前から日本でも受けることが出来るようになった「マイコトキシン」検査の結果が出てきました。このマイコトキシンとは、いわゆる「カビ毒」のことで、経口摂取による有害物質です。僕らは、食物中にあるカビ毒(マイコトキシン)を、意図せず日々摂取してしまっています。(2018.02.26)  続きを読む

今年の冬は丹田トレーニングを取り入れました

今週は、東京にいます。冬季トレーニング週間も、あとわずかとなりましたが、今年取り入れた新規トレーニングのひとつが、「丹田トレーニング」です。丹田(たんでん)とは、へそから5-9センチほど下、中へ数センチほど入ったところにあるとされる「気」の「田」のことで、西洋医学的には、「腸」に過ぎませんが、東洋医学的には、精気を集め、養う重要な場所と言われています。(2018.02.19)  続きを読む

日本が観光立国になり得るかどうかの試金石はVIPサービスにあり

今週は、沖縄の今帰仁にいます。2017年の沖縄県入域観光客数が、ハワイの観光客数を初めて上回りました! これは、2000年代初頭、沖縄ブーム創出に関わった人々の悲願であり、ついに、国際的な観光地として、あたらしいステージに立てたことを意味します。数日前に、正式な数字が発表され、当時、僕と共に仕事をしていた沖縄のスタッフから、歓喜の報告をいただきました。実に感慨深いものがあります。(2018.02.12)  続きを読む

目のパーソナルトレーナーが脚光を浴びる日

今週は、東京にいます。数日間でシンガポール→京都→台北→東京、そして週末から那覇と渡航が続き、南国と雪降る日本を短期間に移動していますと、まるで、暖かいサウナと冷水を浴びるのを交互に行なっているような不思議な感覚になります。こう書くと、一見健康的のように思えますが、不健康極まりない日々を送っているのは間違いありません。さて、いよいよ冬季トレーニングも後半に差し掛かりました。(2018.02.05)  続きを読む

かつて都市の隆盛を象徴した駅や空港の「行列」「混雑」は古くさい20世紀の思い出に過ぎない

今週は、シンガポールにいます。数日前に滞在していた東京は大雪で、数日後に行く予定の京都は氷点下の雪。そして、ここシンガポールは、日々30度を超えています。気温差もさることながら、湿度の差も激しく、時差以上の違いを厳しく体感しますが、なにより、数ヶ月前にオープンしたチャンギ空港の新ターミナルと成田や関空との差に驚きました。昨年10月末にオープンした直後にも利用し、まだ、開港まもないので利用者が少なく、閑散としている印象でしたが、実際は、驚くほどの無人化空港です。(2018.01.29)  続きを読む
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