名越康文
@nakoshiyasufumi

名越康文メールマガジン 生きるための対話(dialogue)より

武器やペンよりもずっと危険な「私の心」

bef502d97bca77abb1cfae9fb32104d5_s-compressor
ヨーロッパで大変な悲劇が起きました。それに対して、おそらく、多種多様な分析が、しかも繰り返し出現するでしょう。それはまるで、100万の穴を前にしたモグラ叩きのように見えます。なぜなら、そのほとんどは、「心は危険物である」という基本前提を見失っているからです。

心は、人間世界に起きるありとあらゆる出来事のスタートラインです。それは、世間でよく言われている、他人事のような心ではなく、正しく導かなければ荒れ狂ってしまう、危険物としての心です。

心という危険物の取り扱いを学ぶこと。それなしには何事も始まりません。心を整えて、人に会うということ。それはそのまま、この世での最重要のエクササイズとなるのです。

 

名越康文メールマガジン「生きるための対話

2015年1月19日 Vol.092
6もくじ

00【イントロダクション】武器やペンよりもずっと危険な「私の心」
01精神科医の備忘録 Key of Life
・恐怖心があるから優しさがある
02【コラム】「心の時間割」を取り戻そう<前編>
03カウンセリングルーム<お休み>
04塾通信(55)
・体癖の重要参考資料!? 甲野善紀先生の体癖を考える
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】

 

※月2回発行、500円+税(月額)。kindleや各種電子書籍リーダー対応。購読開始から1か月無料! まずはお試しから。

※kindle、epub版同時配信対応!

 

名越康文メルマガ「生きるための対話」のご購読はこちらから

 

名越康文
1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学、龍谷大学客員教授。 専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:現:大阪精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。 著書に『「鬼滅の刃」が教えてくれた 傷ついたまま生きるためのヒント』(宝島社)、『SOLOTIME~ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)『【新版】自分を支える心の技法』(小学館新書)『驚く力』(夜間飛行)ほか多数。 「THE BIRDIC BAND」として音楽活動にも精力的に活動中。YouTubeチャンネル「名越康文シークレットトークYouTube分室」も好評。チャンネル登録12万人。https://www.youtube.com/c/nakoshiyasufumiTVsecrettalk 夜間飛行より、通信講座「名越式性格分類ゼミ(通信講座版)」配信中。 名越康文公式サイト「精神科医・名越康文の研究室」 http://nakoshiyasufumi.net/

その他の記事

ジェームズ・ダイソンのイノベーション魂(本田雅一)
中国からの謂れなき禁輸でダブつく高級海産物どうしようって話(やまもといちろう)
トランプさん滅茶苦茶やりすぎた結果が出始めるのではないかという恐怖(やまもといちろう)
そんなに「変」じゃなかった「変なホテル」(西田宗千佳)
大手企業勤務の看板が取れたとき、ビジネスマンはそのスキルや人脈の真価が問われるというのもひとつの事実だと思うのですよ。(やまもといちろう)
スマホが売れないという香港の景気から世界の先行きを予見する(高城剛)
弛緩の自民党総裁選、低迷の衆議院選挙見込み(やまもといちろう)
「Kindle Unlimited」日本上陸でなにが起きるのか(西田宗千佳)
私が古典とSFをお勧めする理由(名越康文)
食欲の秋に挑むファスティング(高城剛)
人生は長い旅路(高城剛)
京成線を愛でながら聴きたいジャズアルバム(福島剛)
遺伝子と食事の関係(高城剛)
「Go To Travelキャンペーン」の正体(高城剛)
アメリカでスクーター・シェアを「見てきた」(西田宗千佳)
名越康文のメールマガジン
「生きるための対話(dialogue)」

[料金(税込)] 550円(税込)/ 月
[発行周期] 月2回発行(第1,第3月曜日配信予定)

ページのトップへ