高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

今年もウルトラデトックス・シーズンがはじまりました

高城未来研究所【Future Report】Vol.405(2019年3月22日発行)より

今週も、金沢にいます。

とは言っても、ずっと金沢に滞在していたわけではなく、この一週間で金沢→京都→福岡→東京と回って、再び金沢までやってきました。

今年は例年に増して移動が多く、この先一週間だけ見ても、日曜朝に東京に戻って講演会を行い、月曜夜からバンコクに行き、水曜朝に戻ってそのまま仙台へ。
そして、金曜からイスラエルに向かわねばなりません。

これだけ移動してますと、よく、「マイレージの貯め方」を尋ねられるのですが、乗り継ぎなどの時間最優先で考えると、狙いのエアラインなど選んでいる余裕などないのが実際のところです。

例えば、火曜日の朝一でバンコクに着き、終日仕事して、日没後空港に向かい、水曜朝9時50分に仙台駅に着くために、どの便に乗らなくてはらないのか、消去法的にエアラインが決まってしまいます。

しかし、これだけ移動していると三大航空会社アライアンスと呼ばれるワンワールド、スターアライアンス、スカイチームも、どれも結果的にそれなりのマイレージ・ステータスになるのですが、一方、使う機会がありません。

渡航を、同じ都市の往復で取ることなと滅多になく、また、ギリギリに予約するため、マイレージ用の席が空いてないのも問題です。
どこかで、貯まりに貯まったマイレージの有効活用を考えたいと思っていますが、果たして、そんな機会は訪れるのでしょうか?
いつしか、マイレージ消化のために一年間休業して、「マイレージ消化イヤー」と称して一冊書きたいと思ってるほどですが、当面は、難しいかもしれませんね。
20年後の楽しみにしたいと思います。

さて、先週に引き続き、今週も金沢のクリニックにお邪魔し、いままでにない健康本のために実験を続けています。

今回のテーマは、デトックス。
以前もお話ししましたように、デトックスやダイエットをはじめるのは時期が重要で、「思いついた時」でも「新年」でも「明日から」でもありません。
その時期とは、自然と発汗作用が高まる「春から初夏にかけて」はじめるのが最適なのです。

現代人の身体には、水銀や鉛、カビ毒、それに有機溶剤など、驚くほどの「毒」が蓄積されています。
これらの「毒」が、不定愁訴をはじめ、日々の不調や不眠につながっています。

この「毒」を出すために、投薬やサプリメントを用いますが、汗からしか排出できない有機溶剤を出すため、いったい、なにが有効なのか、実験を繰り返しています。
重金属に吸着して体内から一緒に排出してくれるキレート剤「DMSA」(meso-2,3-dimercaptosuccinic acid)を飲み、その30分後に発汗作用を一気に高めるため、クリニック内にある「地下1200メートルから掘り上げた温泉」や「最新鋭の振動トレーニングマシン」などを使って、かなりムチャな排出実験を行なっています。
さて結果は、いかに?(半年後に判明します)。

昨年も、春から数ヶ月かけてデトックスを行いましたが、まだ残る毒を出すため、引き続き本年も出し始めました。

ウルトラデトックス・シーズン2。

今年もはじまりです。
 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.405 2019年3月22日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 「病」との対話
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 連載のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

その他の記事

本当の知性を育む「問いへの感度を高める読書」(岩崎夏海)
見た目はエントリープラグ? 驚異の立ち乗りロケット「ティコ・ブラーエ」を見てきました(川端裕人)
「罪に問えない」インサイダー取引が横行する仮想通貨界隈で問われる投資家保護の在り方(やまもといちろう)
22年出生数減少の「ですよねー」感と政策の手詰まり感のシンフォニーについて(やまもといちろう)
シュプレヒコールのデジャブ感—大切なのは、深く呼吸をすること(名越康文)
Facebook(やまもといちろう)
スウェーデンがキャッシュレス社会を実現した大前提としてのプライバシーレス社会(高城剛)
新しい健康食トレンド「レクチンフリー」を日本ならではの形で試みる(高城剛)
株の運用、まずはゲームから(石田衣良)
ネット教育今昔物語(小寺信良)
岐路に立つデジカメ、勝ち組キヤノンの戦略(小寺信良)
変化が予測できない時代(本田雅一)
ぼくが作った映画を『進撃の巨人』の脚本を担当し『もしドラ』を酷評した町山智浩さんに見てもらいたい(岩崎夏海)
目のパーソナルトレーナーが脚光を浴びる日(高城剛)
東京新聞がナビタスクリニックの調査を一面で報じたフェイクニュース気味の事態の是非(やまもといちろう)
高城剛のメールマガジン
「高城未来研究所「Future Report」」

[料金(税込)] 880円(税込)/ 月
[発行周期] 月4回配信(第1~4金曜日配信予定。12月,1月は3回になる可能性あり)

ページのトップへ