
[Q] いじめやパワハラの対象にならないためにはどうすればいいですか?
学校や会社など、組織のなかで、いじめやパワハラの対象にならないためにはどうすればいいですか? ハックルさんは、どういう人が世渡りが上手いなと思いますか?
[A] いじめられたくなければ空気を読め
いじめの対象にならないようにするには簡単で、空気を読めばいいのです。いじめというのは原則的に、空気を読めない人に対して、「おまえも空気を読め」と強要する同調圧力によって発生します。そのため、空気を読める人がいじめの対象になることは基本的にありません。
しかしながら、空気を読むのは簡単だといいましたが、ある種の人にとっては難しいのもこれまた事実です。どういう人が空気を読めないかというと、基本的に傍若無人——周囲のことが目に入らない人ですね。ではどうして周囲のことが目に入らないかというと、それは自分のことばかり考えているからです。自分というのが壁となって、周囲のことが見えなくなるのです。
「傍若無人」というのは自己愛が強すぎる状態ですね。他人から満足に愛されてこなかったために、自分で自分を愛することでそれを埋め合わせしようとしている——そういう状態のときに自己愛が強くなりすぎます。本来は、大人になるに連れて自分を客観的に見られるようになり、自己愛にもどこかで抑制がかかって、バランスの取れた距離感を保てるようになるのですが、昨今ではそれができていない人が増えているように思います。その意味で、なかなか大人になりきれない人が増えているともいえるでしょう。
自己愛が強すぎる状態から抜け出すには、自分と他人を徹底的に比べることです。比べて、ここがいいとかここが悪いとか、自分を客観的に評価することです。自己愛が強すぎる人は、この作業を怠っています。
ただややこしいのは、自分ではやった気になっている人も多いということですね。そうして、自分の長所とか欠点とかを正しく把握できていません。
そこで、可能であれば他者に、自分の長所と欠点を聞くのがいいと思います。そして、それが自分の考えと違っていても、客観的な意見ということで、それを100%そのまま素直に受け入れることが大切です。
岩崎夏海メールマガジン「ハックルベリーに会いに行く」
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