小川和久の記事一覧
1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。小渕内閣では野中官房長官とドクター・ヘリを実現させた。電力、電話、金融など重要インフラ産業のセキュリティ(コンピュータ・ネットワーク)でもコンサルタントとして活動。近著に『戦争が大嫌いな人のための 正しく学ぶ安保法制』(アスペクト)、『日本人が知らない集団的自衛権』(文藝春秋)、『もしも日本が戦争に巻き込まれたら! 日本の「戦争力」vs.北朝鮮、中国』(アスコム)などがある。
小川和久のセキュリティ研究所
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記事一覧:
4件
いま、東シナ海で何が起きているのか
2、3日前にある会合であった人物に、こう話しかけられた。「小川さん、櫻井よしこに聞いたのですが、南シナ海で岩礁を埋め立てていたりして、乱暴狼藉の限りを尽くしている中国が、東シナ海でも同じようにするようになってくるのではないか。それに、注意しなさいといわれた」。(2017.08.16) 続きを読む
トランプは「塀の内側」に落ちるのかーー相当深刻な事態・ロシアンゲート疑惑
今、日本の政権の方が気になるというのが、私の正直な感想だ。しかし、アメリカのトランプ大統領が、塀の内側に落ちるかどうかという、際どいところを歩いているのは間違いない。もちろん、そう簡単には落ちないだろう。しかし、落ちないためには、国内外で、あれやこれややるであろう。それが日本にとってもいろいろな影響を及ぼしかねない。(2017.07.05) 続きを読む
会員制サロン・セキュリティ研究所が考える、日本の3つの弱点「外交」「安全保障」「危機管理」
2017年5月、国防と危機管理を考える「セキュリティ研究所」をオープンします。21世紀、この混沌の時代を生き抜くには、様々なリスクに備えることが必要です。国土を海に守られてきた私たち日本人は、危機に対するセンスが備わっていないと言われますが、そうした特性は、日本の政府や企業の体質にも表れていると感じます。(2017.04.20) 続きを読む
北朝鮮危機の背後にある金正恩の怯えとアメリカのメッセージを読み解く
北朝鮮は3月6日に、平安北道東倉里付近から東に向けて4発のミサイルを同時に発射した。4発は約1000キロメートル飛翔し、約80キロメートルの間隔で日本海に着弾した。日本のメディアは、主に韓国国防部の発表をもとに、発射されたのが射程1000キロメートルの「スカッドER」で、ミサイルの能力が向上したことを中心に伝えた。中には射程と精度から日本本土が攻撃受ける可能性を示したものもあった。(2017.04.14) 続きを読む
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