YouTube広告問題とアドフラウド

このメルマガでも何度かネット広告の詐欺については言及してきているのですが、最近になってようやくYouTubeの不適切動画に大手クライアントの広告が掲載されてしまう問題に着火しました。といっても、最後の最後まで粘ってから大手広告代理店が腹に据えかねて実力行使ということですので、あまり気持ちの良いものではありません。我が国のYouTube事情でも、明らかに低年齢層向けの商材動画からテレビ番組の無断流用その他、カテゴリーのミスマッチとか望ましくない動画への広告配信がGoogleの努力にもかかわらず横行してしまっている問題は確かにあります。(やまもといちろう)
続きを読む2017.03.27

台湾から感じるグローバルな時代の小国の力

今週は、台北にいます。いまや往復6000円台のチケットもある台北と羽田の往復は、ちょっとした国内旅行より格安な旅先となりました。街を歩けば、この国も日本同様成熟したんだとあちこちで実感します。その上、最近台北の若年層と話すと、日本より社会が先進的のように感じるようになってきました。これは、ただ隣の芝生が青く見えるだけなのかもしれませんが、一人当たりのGDPなどの数値や、特に購買力平価GDPが日本よりはるかに高く、友人知人と話しても十年前の台北とは違った豊かさが確かにあり、それは数値とは別のものだと思います。(高城剛)
続きを読む2017.03.27

日本が世界に誇るべき観光資源、温泉について

今週は、芦屋にいます。日本の冬の醍醐味のひとつは、間違いなく温泉で、火山国、地震国である一方、これほど情緒ある観光資源はありません。僕もこの10年ほど、冬に帰国するたびに日本各地の温泉を廻っていまして、生まれてからこの方、500湯以上は入ったと思いますが、本当の温泉マニアは、2000入湯あたりから「語れる資格がある」そうで、そう考えると、まだまだ果てし無く遠い道のりなのですが、どこかで独自の温泉観のようなものを、一冊にまとめたいと思います。世界広しといえども、これほど情緒豊かで自然を基調にした観光資源はないと考えています。(高城剛)
続きを読む2017.03.20

「生涯未婚」の風潮は変わるか? 20代の行動変化を読む

いわゆる「おひとりさま」、生涯未婚が男性の3割を超える状況になりそうで、1,900万人が選択的独身男性という問題を引き起こしつつあります。もっとも、結婚しないという選択肢は、それが望んだかそうでないかにかかわらず現代では国民の自由な権利であって、結婚しなかろうがなんだろうが本人が良ければそれで良いわけなんですけれども、一方で少子化問題の解決のためには日本は特にその前提条件となっている未婚率をどう下げていくかが変数として重要であることが分かっている以上、生涯未婚の問題を避けては通れないのも現実です。(やまもといちろう)
続きを読む2017.03.16

注目のスーパーフード、食用大麻で腸内環境の改善を目指す

今週も東京にいます。東京に限らず、こんなに長くひとつの街に滞在したのは実に久しぶりでして(たぶん3年ぶり)、少し肌寒いながらも、好天が続き、ゆっくり春を感じる東京をたっぷり堪能しています。例年のスケジュールを改めて振り返りますと、北半球が春から秋まで太陽光が潤沢な季節にあちこちに出向き、冬が近づくと日本に戻ってくるのは、まるで渡り鳥やプロ野球選手の年間スケジュールにも似ていると感じます。(高城剛)
続きを読む2017.03.13

Nintendo Switchの「USB PD」をチェックする

3月3日に発売になった、Nintendo Switchを筆者も買った。だが、今回話すのはSwitchの話ではなく、ACアダプターのことになる。Nintendo Switchでは、周辺機器接続および充電のコネクターが、専用のものではなく、汎用のUSB Type-Cとなった。だから、ACアダプターのコネクターも、USB Type-Cである。ということは、SwitchのACアダプターで別のUSB Type-C対応機器を充電したり、USB Type-C対応の汎用アダプターでSwitchを充電したりできるんではないか……と考え、少し実験をしてみた。(西田宗千佳)
続きを読む2017.03.11

「実は言われているほど新事実はなく、変わっているのは評価だけだ」問題

先日、医療情報関連で幾つか話題になっていたネタを裏付け取って記事にしたのですが、いわゆるネットで流れる医療情報のデマ問題については、送り手側の医療知識不足とその間違った情報を流すことで何が起きるのかという想像力不足が合わさったところなのかなと思っていました。ところが、先日の堀江貴文さんらが呼びかけ人になって、実質的に彼自身が広告塔になっている予防医療普及協会について言うならば、それ相応の医師が実名顔出しで「胃がんの原因の99%はピロリ菌」という途方もないネタを出してしまって収拾がつかなくなる、というジレンマを呼んだりもしております。(やまもといちろう)
続きを読む2017.03.10

ストレスを数値化して自分の健康パフォーマンスを見極める

今週も、東京にいます。少し長めの東京滞在時に、以前から取り組んでみたいと思っていたことがありまして、それがストレス耐性のテストです。トレーニングやダイエットと同じく、健康にもトレンドがあり、少し前なら酵素やスーパーフード、昨年あたりがピークの抗酸化や水素、今年は幹細胞、これからは糖化に注目が集まります。どれも目指すところは同じく健康なのですが、実は改めて言うまでもなく、現代社会に生きる誰もが抱える最大の健康問題はストレスで、それがいよいよ数値として見える時代になってきました。(高城剛)
続きを読む2017.03.06

「キレる高齢者」から見る“激増する高齢者犯罪”の類型

某所で高齢者犯罪についてや更生について検討する話が盛り上がっていたので、調べていた内容も踏まえて簡単に状況を書くわけなのですが。高齢者による犯罪のスパイラルというのは通常の粗暴犯や若者による犯行とは趣が違います。適切かどうかはさておき、高齢者における犯罪は7割以上が窃盗、万引き、家庭内を含む暴行であって、55%程度が初犯であるということが知られています。つまり、高齢者が犯す犯罪というのは軽微な初犯から入るということは傾向としてもっと広まってよいと思うんですよ。一方で、もっと特筆されるべきことがあって、それは「累犯率の高さ」です。(やまもといちろう)
続きを読む2017.02.27

老舗江戸前寿司店の流儀

今週は、東京にいます。東京に戻ると、周囲の仕事仲間や友人たちが、嬉しいことに日本らしい美味しい店に誘ってくれます。そのひとつが寿司でして、ご存知のように寿司屋はネタが味を大きく左右します。では、美味しい魚とは、どこでどのように取引され、どの店に行けば、食することができるのでしょうか?(高城剛)
続きを読む2017.02.27

DLNAは「なくなるがなくならない」

AV家電の相互接続規格の認証を運営してきたDigital Living Network Alliance、通称「DLNA」が解散していることがわかった。DLNAは映像・音を扱うホームネットワークのデファクトスタンダードであり、特に日本では、家庭にある多くのデジタル家電で使われている。そのため、「もう使えなくなるのか」「別の規格に役割を交代していくのか」といったイメージをもった人も多いようだ。だが、それはちょっと違う。(西田宗千佳)
続きを読む2017.02.25

上野千鶴子問題と、いまを生きる我らの時代に

先般、上野千鶴子女史が中日新聞に寄せた記事について、主に上野女史の信奉者であった人たちからの批判が強く上がる事態となって、興味深く見ておりました。移民反対というか、現実的に厳しいと論考することが直ちにトランピアンだと批判の対象となるべきかは分かりませんが、上野批判の一角には「上野女史はすでに東大名誉教授となり、経済的に不安のない上がりとなっている人物であって、そういう人物がこれから貧困に喘ぐであろうこれからの日本人に脱成長を説くのはおかしい」というものです。もちろん、その議論は成立し得る部分はあります。(やまもといちろう)
続きを読む2017.02.23

日本のエステサロンで知られるものとは異なる本当の「シロダーラ」

今週も、スリランカにいます。アーユルヴェーダの施術も二週目を迎え、いよいよ終盤になりました。日本のエステサロンと異なる「シロダーラ」は、国家試験をパスした複数のドクターが患者の「ドーシャ」を見立ることからはじまります。この「ドーシャ」とは、個々の体質を「風」、「火」、「水」のバランスで考えます。そして、その人が生まれた時のバランスを「オリジナル」と考え、そこから離れてしまった現在の体調を「オリジナル」に戻すことを基本としています。なぜなら、この世に生を受けた瞬間の生命力が、人の一生でもっとも強く、その人そのものであると考えられているからです。(高城剛)
続きを読む2017.02.20

安倍昭恵女史と例の「愛国小学校」学校法人の件

朝日新聞が報じた大阪・森友学園の不透明な不動産取引の話は、その後価格が非公表とされていた近畿財務局から「公開の同意が得られた」とのことで最終的な取引額と割安で譲渡された経緯が発表されました。何しろネタが「公共随意契約」であったため、この森友学園のちょっと変わった教育方針や幾つかの風評がかねてから取り沙汰されている中で、どういうわけかこの土地の利用目的である森友学園が新設する小学校の「名誉校長」に安倍晋三首相夫人である安倍昭恵女史が就任するとなって、騒ぎが拡大した経緯があります。(やまもといちろう)
続きを読む2017.02.15

現代社会を生きる者が心身を再構築するためのひとつの手法としてのアーユルヴェーダ

今週は、スリランカにいます。18ヶ月から24ヶ月に一度、スリランカを訪れアーユルヴェーダの施術を受けています。アーユルヴェーダは世界保健機関(WHO)が認める世界最古の医療で、およそ5000年前にヒマラヤではじまった、とされています。その後、南インドを中心に伝承が残り、もっとも古い形で現存するのがスリランカです。(高城剛)
続きを読む2017.02.13

今年は「動画ゼロレーティング」に動きアリ

今年、個人的に特に注目したい動きとして「動画のゼロレーティング」がある。ゼロレーティングとは、携帯電話事業における通信料の算定において、特定のサービスを「加算の対象から除外する」行為を指す。いわゆる使い放題サービスだが、すべての通信を使い放題にすると際限がないため、特定のサービスだけを使い放題化することで、通信の最適化と顧客満足度の向上を狙ったものといえる。ゼロレーティング自体は珍しいものではなく、日本でも「LINEモバイル」が、LINEでのコミュニケーションを使い放題にしている。このゼロレーティング、法的な面や公正競争の面からは「問題がある」と言われてきたものでもある。(西田宗千佳)
続きを読む2017.02.11

旅行需要急増でのんびり楽しめる時間が残り少なくなりつつある南の島々

今週は、モルディブにいます。1190もの島があるこの国の名前は、サンスクリット語で「島々の花輪」という意味を持ち、美しい海に囲まれている島国として旅行者を魅了しています。この二十年のモルディブの観光地としての躍進は素晴らしく、特に21世紀に入ってから国家が観光立国に舵を大きく切ったこともありまして、100を超える島々に世界でも有数な高級リゾートが立ち並ぶことになりました。すでに、観光GDPは25%を超え、大成功を収めています。一方、自然破壊も看過できないようになってきました。(高城剛)
続きを読む2017.02.06

人工知能の時代、働く人が考えるべきこと

このところ、人工知能を使った何かという報道が増えてきておりまして、私どものところも幾つか投資先が具体的なアプリケーションを発表するなどして動きが活発になってきております。先日、日経ビジネスの井上理記者が決算記事を自動配信というニュースを流しておりましたし、実のところ、テクノロジー系のファンドでは決算発表やリリースを自動解析して内容を把握し相場に反映させるところまで一気通貫のシステムを構築しています。それで実際勝てるわけですから、もうトレーダーを高給取りにして24時間世界中のあらゆる相場に張り付かせる必要さえもなくなってきているのでしょう。(やまもといちろう)
続きを読む2017.01.31

日本人に理想的な短期間ダイエット「七号食」

今週は、東京にいます。さて、毎年この時期はトレーニングのシーズン。例年は短期間にかなりの追い込みをかけるのですが、今年は第一四半期に日本の仕事を引き受けたこともあって滞在も多く見込めるゆえ、珍しくゆっくりとした調整をしようと考えています。(高城剛)
続きを読む2017.01.30

CESで感じた「フランスと日本の差」

今年のCESは、日本からの参加者が意外なほど多かった。公式な数字は出ていないので本当のところはよく分からない。しかし、各種視察ツアーの参加者は軒並み例年を大幅に超えていたようだし、会場のいろいろな場所で日本語を耳にする機会も多かった。だが、「出展者」としての日本企業・日本人の姿は、意外なほどに目立っていなかった。(西田宗千佳)
続きを読む2017.01.28

有料のオンラインサロンを2年やってみて分かったこと

 3年目に突入した私の有料オンラインサロン『漆黒と灯火』ですが、いまちょうど第5期目の会員さんを募集しています。と思ったら、正規の告知をする前に募集人員が埋まってしまい、追加募集をしなければならなくなりました… 何かすいません。(やまもといちろう)
続きを読む2017.01.24

日本が抱える現在の問題の鍵はネアンデルタール人の遺伝子にある?

今週は、千葉県木更津にいます。新年会、仕事、新年会、仕事と寒さ募る中、この1月は日本全国を回っていまして、ここ木更津には、日本有数の遺伝子研究所にリサーチのため訪れています。このメールマガジンでも多くのご質問を頂戴しますDNA検査は、いままで根拠となる論文や臨床データの大半がコーカソイド、いわゆる白人中心ということもあって、不確かなものも多くありました。すでに遺伝子研究において、日本はかなりの遅れをとっておりまして、世界最先端と言われるのは中国のBGI(北京ゲノム研究所)で、キーテクノロジーの次世代シーケンサーをもっとも保有しているのは、BGIの深セン研究センターです。それに続くのが、米国となります。(高城剛)
続きを読む2017.01.23

「韓国の複合危機」日本として、どう隣国を再定義するか

メルマガ新年一発目でございます。あけましておめでとうございます。と言いつつ一月ももう半分が過ぎようかとしているわけですが、例によって新年早々韓国との外交問題が勃発していてややこしいことになっているようです。私自身はもちろん日韓関係のスペシャリストでも何でもありませんが、極東のビジネスパートナーや取引先はどうしても韓国系財閥資本の影響を受けてしまう人たちがいまして、顔を合わせるたびに韓国とロシアの関係はどうだとか、北朝鮮が云々といった日韓関係バイの問題ではない複合的な外交危機のなかにある韓国、みたいな図式を意識せざるを得ません。(やまもといちろう)
続きを読む2017.01.17

電気の「自炊」が当たり前の時代へむけて

今週は、福岡にいます。昨年は71カ国も訪れましたので、今年はひとつの街にもう少し長めに滞在しようと考えておりましたが、新年早々からロサンゼルス、ラスベガス、ダラス、東京、福岡と移動が続いています。CESが行われていたラスベガスだけは4泊ほどしましたが、あとはどこも一泊程度で、慌ただしい年始となりました。さて、多くのご質問をいただいております世界最大の家電ショーCESの今年の傾向は、いまや「家電」の枠組みを大きく超えて、電気自動車から巨大ソーラーシステムまで、「電気関係全般」を取り扱う他にはない展示会へと生まれ変わったように見えます。(高城剛)
続きを読む2017.01.16

21世紀型狩猟採集民というあたらしい都会の生き方

明けましておめでとうございます。今週はラスベガスにいます。今年は、渡航中の食事の改善と運動を大きなテーマにしていまして、逃げられない機内食や、選択の余地がないコンベンションのランチなど、考えれば考えるほど、旅行者には難題が山積みです。(高城剛)
続きを読む2017.01.09

何でもできる若い時代だから言えていたこと

静かな年末を迎えております。みなさまは如何でしょうか。ちょうど先日、自宅の書類を整理していたときに、17年ほど前に私が書いた書類の下書きが出てきて、思わぬタイムカプセル風に置き忘れていた自分を思い出す機会を得ました。本来であれば、感動とか興奮とかするのかもしれませんが、これがもし17年前の自分でなかったらネットで晒して罵倒するぐらいの勢いで自分勝手な内容であって、しかもその書類が一部そのまま役所に渡ったのだということを思い出して顔真っ赤になるわけであります。「自分も昔はワルかった」と悪びれもせず申し上げるつもりはないのですが、自分で読んでてこれは無いわー、相手めっちゃ怒るわーと思ってですね。(やまもといちろう)
続きを読む2016.12.28

成宮寛貴友人A氏のブログの話

騒ぎが拡大している俳優・成宮寛貴の暴露をした友人A氏の話、さっそくいろんなネタに発展していて、ITジャーナリストの三上洋さんも「アフィリエーターが急いで作ったブログのような感じ」と表現されています。一方で、Netgeekがあっさり本人特定したとかで、ブログ記事にしていました。もしこれが事実としてA氏本人が真月ブルシさんとスカイ・フランコさん周辺なのであれば、まあ明らかに面倒くさい方面に絡まれた結果、同性愛のアウティングや薬物絡みで吊るされた可能性は否定できなくなってきます。(やまもといちろう)
続きを読む2016.12.27

ICT系ベンチャー「マフィア」と相克

当メルマガでも何度か言及し、また海外の富裕層ビジネスに詳しい人たちも徐々に発言をし始めている内容ではありますが、例のDeNAキュレーションメディア問題に端を発した一連の話題は、いわゆる日本のベンチャーシーンにどれだけの“拝金主義者”を生み出したかというネタに発展してきております。ネット系事業と言えば、参入障壁も低くアイデア一本で一獲千金というイメージがあるのかもしれません。世の中そう簡単ではないし、うまくいくにはコンテクストもしっかりあるのですが、それでも起業家を惹きつけやすい土壌はネット業界にあるのでしょう。(やまもといちろう)
続きを読む2016.12.26

宗教や民主主義などのあらゆるイデオロギーを超えて消費主義が蔓延する時代

今週は、ドバイにいます。日本でイルミネーションが輝く年末のこの時期。イスラム教徒が多い中東では、公共の場でクリスマスを祝うことは、なによりもご法度です。しかし、ドバイは違います。モールには大々的なクリスマスデコレーションとイルミネーションが施され、レストランでは特別ディナーが提供されています。ここ数年でドバイは、街角のカフェでWHAM!の「ラストクリスマス」が流るほど、ベタベタさが鼻に付くクリスマス感が高い街へと変貌しました。(高城剛)
続きを読む2016.12.26

音声で原稿を書くとき「頭」で起きていること

12月の頭に、VRエバンジェリストのGOROmanさんへのインタビューをしてきた。ここで、その一部をご紹介したい。筆者も音声入力は色々試してきた。それこそ、15年以上前からだ。だが、どうしてもそれだけで仕事をするに至れないのは、変換効率の問題以上に、「自分が書いている原稿の先が見えない感」があったからだ。GOROman氏の指摘する「バッファ説」は非常に納得できるものだ。(西田宗千佳)
続きを読む2016.12.26

“B面”にうごめく未知の可能性が政治も社会も大きく変える

今週は、東京で忘年会ウィーク2週目です。忘年会の話題は、やはり最新医療とメディアで、最新医療に関しましては、メールマガジンでも幾度となくお伝えし、早々に書籍にまとめるつもりでおります。一方、メディアの今後につきましては、僕もまだ思案中ではありますが、この先5-6年でパラダイムシフトが起きると考えています。実はエンターテイメント業界にはA面とB面がありまして、A面は、テレビと大手芸能プロダクションによって仕切られる、企業の代弁者が活躍する場所です。大切なのは、視聴率と好感度。それゆえ、自由な発言や行動は認められず、自主規制と相互監視の世界です。(高城剛)
続きを読む2016.12.19

光がさせば影ができるのは世の常であり影を恐れる必要はない

今週は東京にいます。先週開催いたしました読者感謝大忘年会に、7000人ものお客様にご来場いただきまして、本当に嬉しい限りです。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。心から御礼申し上げます。当日は、あまりに多くのお話をしましたので、混乱した方も、信じられないとお考えの方もいらっしゃったことと思います。なにしろ、いままで自分が信じて来て学んできたもの、時には稼ぎの中心的理論が、目の前でガラガラ崩れ落ちるも同然ですから、安易に受け入れることはできないものだと思います。しかし、ここに自分の影が映し出されます。(高城剛)
続きを読む2016.12.12

「キモズム」を超えていく

「キモズム」という概念がある。機器が一般に普及していく過程で、先進層から一気にマスへと広がる際、よく使われるのが、マーケティング・コンサルタントのジェフリー・A・ムーアの理論に基づく「キャズム」という言葉だ。アーリーアダプターとその先にある、超えねばならない大きな溝(キャズム)を指したものだ。これにインスピレーションを受けた言葉が「キモズム」だ。(西田宗千佳)
続きを読む2016.12.10

一寸先は、光。自分しかない未来を恐れなければ道は開けるものです

人には誰でも器があるといいます。実はこの器は、可変可能であり、それはイメージすることからはじまります。(高城剛)
続きを読む2016.12.05

DeNA「welq」が延焼させるもの

読売新聞など大手全国紙もようやくDeNAがやっていた健康ヘルスケア専門のキュレーションサイト「welq(ウェルク)」を取り上げ、問題の所在が一般の人たちにも分かるように報じられるようになってきました。まあ、しょうがないんですけどね。そして、DeNA守安さんから、真摯なお詫びと対処策の説明があり、その中に、DeNAの運用する9つのメディアについても運用を停止するという方針が発表になりました。ここで強調されたのは「モラル」です。そもそもMERYとiemoを買収してキュレーションメディアに進出する、という発表をしたときになぜ気づかなかったのか、という気持ちもないわけではありませんが、ここまで成功したと思っていたものを捨てる決断ができたことは、さすがに守安さんは優れた経営者なのだなと感じる次第であります。(やまもといちろう)
続きを読む2016.12.01

なぜ若者がパソコンを使う必要があるのか

今年2月、NECパーソナルコンピュータが2017年春モデルの発表のおり、学生のパソコン離れを逆に商機と捉え、学生向けにパソコンを売り込むとした。ネットではこれに対し、反感とも取れる反応を数多く見かけた。曰く「スマホで十分なのを知らんのか」「パソコン勧めてくるのは老害」「パソコンなんてキモオタしか使わん」云々。これに対して、個人的な反論はない。本人が使わないで済むというのなら、どうぞご自由に。だがそれに対して使わないと就職に困るとか、社会人はまだまだワード・エクセルだからという回答を返すのは、何か違うように思うのだ。パソコンが使えないと、というかコンピューティングがわからないと何が困るのか。ここではもうちょっと大きな視点で考えてみよう。(小寺信良)
続きを読む2017.03.25

近年の大ヒット映画に見る「作り方」の発明

『シン・ゴジラ』を見ていて、あるいは『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』を読んでいて強く感じたのは、何かコンテンツの大ヒット作品が生まれる背景には、「新しい作り方が発明されている」ということだ。『シン・ゴジラ』の映画制作は、そのまま新しい映画制作スタイルの発明であった。平たくいうと、映画の作り方をこつこつと発明していたということである。これは『君の名は。』にも『この世界の片隅に』にも共通しているだろう。(岩崎夏海)
続きを読む2017.03.14

「何をやっても達成感を感じられない時」にやっておくべきこと

何をやっても達成感が感じられず、常に「やらなきゃ、やらなきゃ……」と追い詰められている。それは「過剰適応」の状態にある可能性を、疑っておく必要があると思います。過剰適応というのは、簡単にいえば、他人や会社などの組織に合わせすぎて、疲弊してしまうことです。過剰適応は、そのまま放っておくと過労死や、精神的に追い詰められた自殺などにもつながりかねない危険もありますので、注意が必要です。(名越康文)
続きを読む2017.03.06

「2分の1成人式」の是非を考える

皆さんは「2分の1成人式」というのをご存じだろうか。全国の多くの小学校で行なわれているであろう、一種の発表会のようなものである。毎年2月頃に行なわれるのだが、この時期にいつもこの行事の賛否を巡る議論が勃発する。そもそも「2分の1成人式」とは何か。成人式は20歳、その半分の10歳を迎える年だから、「2分の1成人式」というわけだ。この行事に出席し、感動したという人は多い。その一方で、過剰に感動的に仕上げすぎている、子供に感謝を強要しているといった意見もみられる。(小寺信良)
続きを読む2017.03.04

なぜ、僕らは「当然起こるバッドエンド」を予測できないのか?

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(以下『MS』)という映画を見た。『MS』は、リーマン・ショックを題材にした映画だ。リーマン・ショック(2008年)を事前(2007年頃)に予測していた人たちの話である。彼らは、その予測をもとに大量の「空売り」をした。「空売り」のことを、英語で「short sale」という。原題は、『The Big Short』だ。だから、「巨大な空売り」という意味である。いつも思うのだが、邦題の付け方にはひどいものが多い。この『マネー・ショート 華麗なる大逆転』もひどいものだ。どうひどいかというと、テーマと逆行しているのである。これは、「華麗」な話でも「大逆転」の話でもない。(岩崎夏海)
続きを読む2017.03.04

成功する人は「承認欲求との付き合い方」がうまい

誰かに認めてほしい、ほめられたい、賞賛されたい……こうした欲求を「承認欲求」といいます。承認欲求は、人が仕事や趣味を通して自己実現を果たしていくうえでエネルギーとなってくれることがある一方で、さまざまな問題を引き起こす原因となることがあります。特に、承認欲求が「認めてほしい」というアピールの形で前面に出てくると、ちょっと厄介です。自分の実力や、実際に行った行動以上に評価ばかりを求めてくるのは周囲の人にとっても面倒ですし、本人にとっても満たされないという不満ばかりが募ってしまうことになる。(名越康文)
続きを読む2017.03.03

アカデミー賞騒ぎを振り返って〜往年の名優を巻き込んだ「手違い」

先日開催された第89回アカデミー賞の授賞式で作品賞を間違えて発表するという前代未聞の放送事故があったことはみなさんももうご存知ですよね。ぼくはWOWOWで生中継を観ていて、このハプニングをリアルタイムで目撃しました。(ロバート・ハリス)
続きを読む2017.03.02

「けものフレンズ」を見てみたら/アマゾン・イキトスで出会った動物たち

もしも、この週末に動物園にいって、なぜかサーバルの前に人だかりができていたりしたとします。あるいは、アルパカの前で「モフモフでボリューミー!」と感動していたり、プレーリードッグの前で「こいつは尾黒か?」とか気にしている人がいたとします。こういった人たちは、普段、動物園に来ないけれど、とある共通の理由で、この数週間のうちに動物園への興味をかきたてられ、足を運んだ人たちです。(川端裕人)
続きを読む2017.02.20

岐路に立つデジカメ、勝ち組キヤノンの戦略

2月15日、キヤノンは春の新商品として、計7モデルを発表した。2月23日から国内最大のカメライベント「CP+」が開催されるが、メディア向けには先行して実機の披露目という格好である。今回はエントリーモデルのリニューアルが主で、目立った新機能があるわけではない。だがデジカメ不況と言われる昨今において、勝ち組であるキヤノンの新製品戦略から、色々と見えてくるものがあるはずだ。今回はその辺を考えてみたい。(小寺信良)
続きを読む2017.02.18

iliは言語弱者を救うか

ウエアラブル翻訳デバイス「ili」がいよいよサービスインする。1月31日ベルサール六本木にて記者発表会をやるというので、出かけていった。開発したのは株式会社ログバー。2013年創業のベンチャー企業である。発表会では代表取締役兼CEOの吉田卓郎氏が、自ら寸劇を交えながらiliの有用性をアピールした。モノとしては平たいスティック状のデバイスで、リコーTHETAぐらいのサイズ感である。手前におおきなボタンがあり、これを押しながらしゃべると、アニメ的な高い女性の声で他国語に翻訳され、スピーカーから再生される。(小寺信良)
続きを読む2017.02.04

映画『ミリキタニの猫』と『ミリキタニの記憶』を観て

この作品は稀有な人生を歩んだある日本人のアーティストのドキュメンタリー映画です。冷たい風が吹く、2001年1月のニューヨークのソーホーで物語は始まります。腰が曲がった、初老のホームレスの男性が道端で無心に絵を描いています。彼はジミー・ツトム・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアのサクラメント生まれの日本人……(ロバート・ハリス)
続きを読む2017.01.31

Qualcommブースで聴いたちょこっといい話

ESの話題も先週でほぼ出尽くした感はあるが、我々取材者も記事にまとめてみると、そこでようやく全体像が見えてくることがある。そう言えばこの話はどこにも書いてないなというのが、今さらながら見つかったりするのだ。Qualcommと言えば、今回のCESで新しいSnapdragonが発表されたことで、PCモバイル系の人たちは大忙しだったようだ。筆者が追いかけているのはAV機器関連なので、Snapdragonの取材はあまり積極的に行なっていなかったが、Qualcommブース内に設置されたスイートでは、オーディオ系の展示もかなり丁寧に行なわれていた。今回はこの中から、近い将来我々の手元に来るであろう技術をいくつかご紹介しよう。(小寺信良)
続きを読む2017.01.21

オランウータンの森を訪ねて~ボルネオ島ダナムバレイ(1)

今回は、ナショジオWebの「研究室に行ってみた」との勝手に連動企画。実は2010年に久世さんのフィールドであるダナムバレイ(ボルネオ島・サバ州)を訪ねてから6年越しのインタビュー企画実現ですね。写真もふくめて、まったくアウトプットする機会がなかったので。とはいえ、今回は2016年時点での久世さんの話なので、2010年のフィールド体験については、あまり書き込むことができませんでした。そこで!その時、現場で書いていた備忘と写真をもとに、フィールドの様子を再現してみましょう。 (川端裕人)
続きを読む2016.12.26

「和歌」は神様のお告げだった〜おみくじを10倍楽しく引く方法

日本人にはお馴染みのおみくじ。初詣に行ったら引いてみる方も多いと思いますが、そのおみくじをあなたはどのように読み解いていますか? 吉凶判断のところだけを見て紐にくくりつけておしまい……になっていませんか? じつは、おみくじには、それを引いたあなたへの神様からの大切なお告げが書かれているのです。おみくじの歴史と意味についてもくわしい解説が書かれている『歌占カード 猫づくし』(夜間飛行)の著者で中世の日本文学者である成蹊大学の平野多恵教授にお話しを伺ってみました。(平野多恵)
続きを読む2016.12.26

『君の名は。』『PPAP』…ヒットはどのようにして生まれるか

ヒットにはいくつかの法則がある。今日はそれを見ていきたい。ヒットの法則の一つに、「大衆に見つかる」ということがある。その面白さは、けっして新しいわけではなく、それまでにもあった。しかし、一部のコアファンが知るのみで、大衆は知らなかった。それが大衆に見つかることにより、大ヒットにつながる。(岩崎夏海)
続きを読む2016.12.21

エッセンシャル・マネジメント(本質行動学)とは何か

存在しないのであれば、自分で作ってしまうしかない。そういう思いで、来年1月から「エッセンシャル・マネジメント・スクール」を立ち上げることになりました。当初はオンラインサロンの形式をとりますが、リアルゼミ(研究論文指導、読書会)や研究会などと紐付けることで、「本質(essential)」に基づいた「マネジメント(management)」の学を打ち立てたいと考えています。(西條剛央)
続きを読む2016.12.18

恥ずかしげもなくつまみをめいっぱい回せ! Roland「JC-01」

昨年から今年にかけて、Bluetoothスピーカーはレベルがグッと上がってきた。すでに低価格商品が中心と言えるほど普及が始まったジャンルであるが、上を見ればハイレゾ対応や、サイズ感からはあり得ないレベルでの低音が出たり、色々楽しめるジャンルに成長してきている。そんな中、完全に後発とも言えるRolandが出して来たスピーカーが、ギターアンプそっくりというのには思わず笑ってしまった。昔バンドやっててスタジオに頻繁に出入りしていた人間にとって、これは懐かしい。今回はこのJC-01をお借りして、じっくり使ってみた。(小寺信良)
続きを読む2016.12.17

「本質を学ぶ場所」を作る

「夜間飛行」が運営するオンラインサロンにおいて、「エッセンシャル・マネジメント・スクール」を主催させて頂くことになりました。オンラインサロンですので、遠方の方でも参加していただけます。日本中の本質に関心を持つ人が集まり、知恵を共有し、切磋琢磨していく場にしたいと思います。(西條剛央)
続きを読む2016.12.07

NYの博物館で出会った「カミカゼ・エクスペリエンス」

ニューヨークに滞在するたびに気になっていたのだけれど、一度も訪ねるチャンスがなくて、このたび、やっと行ってきたのが、イントレピッド海上航空宇宙博物館。 マンハッタンのまさに中心、46番街からひたすらハドソン川方面へと歩いていくと、ちょうど川に突き当たったところに、86番桟橋にある。桟橋自体がエントランスと附属施設になっており、その隣に超重量級の金属のかたまりが、浮いている。いや、表現としては、そそり立っている、というほうがふさわしい。(川端裕人)
続きを読む2016.12.06

新MacBook Proをもうちょい使い込んでみた

新しいMacBook ProでTouch Barの搭載に不満を抱いている人の多くは、プログラマーだったりライターだったりするのだろう。Touch Bar搭載モデルでは、Fnキーを押してTouch BarにFキーを表示させることができるものの、Fキーの表示を標準に設定することができない。Touch Barへの不満は、ここなんだと思う。(小寺信良)
続きを読む2016.12.03

責任を取ることなど誰にもできない

内田先生、「責任を取る」とはどういうことでしょうかーー内田樹先生・著『困難な成熟』第1章より、「責任を取ることなど誰にもできない」を全文公開! 原発事故、不祥事、政治から身近な揉め事まで。人は「責任を取る」ことはできるのか?(内田樹)
続きを読む2016.11.28

なぜ昔の絵本はロングセラーであり続けるのか?

「絵本」というものにおいて、特に紙の本においては、「情報」というものの価値は今ではほとんどなくなった。たとえそこに必要な情報が書いてあったとしても、たいていは紙の本以外(特にネットを初めとする電子機器)でもそれを手に入れることができるので、負けてしまう。では、電子機器になくて紙の本に今でもある価値は何か?(岩崎夏海)
続きを読む2016.11.26

変わる放送、Inter BEEに見るトレンド

今週16日から幕張メッセにて、毎年恒例のInter BEEが開催されている。Inter BEEは展示会として、長らく不況にあえいでいた。一時は通路でバレーボールができると言われたほど、出展がスカスカだった時代もあった。だが3年ほど前からイベントとしてのテコ入れが始まり、少しずつ改善が進んできた。何よりもネット動画配信の趨勢やドローンによる空撮の可能が広がったことで、業態も大きく変化している。時代の趨勢に乗り始めたと言うのが正しいかもしれない。出店数を底上げしているのは、IT企業だ。マイクロソフト、アマゾンなどが大きなブースを構え、映像産業とクラウドをむすびつけようとアピールしている。(小寺信良)
続きを読む2016.11.19

今後20年のカギを握る「団塊の世代」

イギリスがEUからの離脱を国民投票で決めた。ぼくは知らなかったのだが、その大きな要因の一つに「団塊の世代(ベビーブーマー)の影響」があるらしい。イギリスでも、団塊の世代は大きな勢力を誇っている。多数決の世の中では、数の多い方が強いからだ。それに比べ、数の少ない若者は冷遇されている。イギリスでも、多くの若者がEU離脱に反対し、離脱することを嘆いているという。こうした問題は、対岸の火事ではない。日本でも、今は若者が苦しめられている。(岩崎夏海)
続きを読む2016.11.17

新海誠監督がこれまでの弱点を克服した傑作『君の名は。』

『君の名は。』を見た。ここからは、なるべくネタバレなしの感想を書きたい。まず、面白いか面白くないかでいえば、とても面白かった。ぼくは、最近「映画とは何か?」ということを考える中で、面白さの比重として「映像」が非常に大きいと感じるようになってきた。たとえシナリオが良くても、映像が良くなければ見ていて面白くない。その逆に、内容が面白くなくても、映像に見応えがあれば面白く感じてしまう。(岩崎夏海)
続きを読む2016.11.07

アナログ三題

11月に入り、そろそろ年末へ向けてのスケジュール調整も発生してくる季節となった。この時期、各メーカーさんから送られてくるのが、カレンダーである。カメラメーカーからは綺麗な写真入りのものが送られてくるわけだが、どうも複数の担当者から送付先データベースに入力されているらしく、同じものが2つも3つも送られてくる。写真が綺麗なのはけっこうだが、そんなにあっても…。ああいうのって、名寄せとかしないんだろうか。(小寺信良)
続きを読む2016.11.05

世界のクリエイターに愛されるノートの物語

車にしろ、服にしろ、靴やバッグにしろ、ぼくはあまりブランドにはこだわらない人間なのですけど、ことノートブックに関してはもう何年もの間、モレスキンに愛着を持っています。(ロバート・ハリス)
続きを読む2016.11.02

『秋の理由』福間健二監督インタビュー

「人は何によって生きるのか」を独自の感覚で問いつづける福間健二監督。新宿K's cinemaにて公開され、これから順次公開予定の最新作『秋の理由』についてインタビューさせていただきました。(切通理作)
続きを読む2016.11.02

アマゾンマナティを追いかけて〜赤ちゃんマナティに授乳する

ペルー領アマゾンのイキトスにある保護施設CREAでは、ぼくが訪ねた2016年4月の時点で、哺乳が必要な「乳児」のマナティが、5頭いた。保護されるアマゾンマナティは基本的には小さな子なので、最初はミルクをあげる必要があるケースの方が多いそうだ。以前取材したブラジルのINPAでは、粉ミルクにカノーラオイルやオーツ麦やトウモロコシの粉、各種ミネラルを加えた濃厚ミルクを与えていたけれど、ここではどうか。(川端裕人)
続きを読む2016.10.28

ボブ・ディランとぼく

ボブ・ディランの歌を初めて耳にしたのはたしか1964年の春だったと思います。 横浜のセント・ジョセフ・カレッジに通っていたぼくは放課後、遊び仲間たちと元町のシェルブルーというレストランでハンバーガーを食べながら何かの話で盛り上がっていました。(ロバート・ハリス)
続きを読む2016.10.27

Spotifyでジョギングするとめっちゃ捗る件

音楽ストリーミングサービス最後の巨人、Spotifyが9月29日より日本でサービスが開始された。ここ2週間ぐらい便利に使っている。レビューも多く上がっているが、ほかにあまり見かけない用途のレビューをしてみたい。実はSpotifyは、昨年の5月にSpotify Runningという機能を搭載した。ランニング向けのプレイリストを提供する機能だ。ランニング用のプレイリストを提供する音楽サービスも多いが、どうも選曲がピンと来なかったのだ。そんなこともあり、あまり期待していなかったのだが、SpotifyのRunning機能を試してみたのだが、けっこう良かった。(小寺信良)
続きを読む2016.10.22

動物園の新たな役割は「コミュニティ作り」かもしれない

今年の三月と五月に、関東地方の動物園に勤務する若手の勉強会「関東若手動物園研究会」の講師を連続して二回務めた。去年(2015年)、問題になった、日本のイルカ飼育について主に話したのだけれど、フリートークの中でこんな質問を受けた。(川端裕人)
続きを読む2016.10.20

「意識高い系」が「ホンモノ」に脱皮するために必要なこと

ここ数年、一般でも使われるようになった「意識高い系」という言葉。スキーム、エビデンスなどのビジネス英語を使いたがったり、セミナーへ参加して成長を実感したことをSNSにアップする人たちのことを指しますが、実態が伴わないことが少なくないため所謂「イタイ人」として揶揄されることが最近では多いように見受けられます。しかしなかには本当に意識が高く仕事で実績を上げたりスキルアップする人たちもいます。身になる人とポーズだけの人にはどのような違いがあると思われるでしょうか。(名越康文)
続きを読む2016.10.14

rovi、TiVoを買収して何が変わる?

テレビ業界としてはわりと大きな話だと思うのだが、世の中的にはまったく話題になっていないのが、米国で自動録画のレコーダを展開してきたTiVoを、番組情報サービス大手のroviが買収したというニュースだ。日本法人もまもなく登記が終わり、TiVoに変わるはずだ。今回は丸の内にある日本法人のオフィスを取材させてもらった。(小寺信良)
続きを読む2016.10.08

「親友がいない」と悩むあなたへ

とある調査によると、今の高校生・大学生は友人が平均100〜150人もいるそうです。一方で親友と呼べる友人が1人もいないと悩んでいる若者も少なくありません。友達が多いけど親友がいない人と友達は少ないが親友がいる人とどちらが幸せなんでしょうか。(名越康文)
続きを読む2016.10.07

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