昼も夜も幻想的な最後のオアシス、ジョードプル

(高城剛)
続きを読む2019.10.14

バンクーバーの街中で出会う「みっつの団体」

今週は、バンクーバーにいます。もうすっかり秋模様のカナダですが、街を歩くと「みっつの団体」に日々出会います。ひとつめの団体は、ハリウッド大作映画の撮影隊。(高城剛)
続きを読む2019.10.07

友人知人との別れと世迷いごとの類

このところ、歳も歳だからか、私も身の回りに幸せなことと不幸なことが交互にやってくるようになりました。悲しいなあと思いつつ、来し方の想いを抱くにあたり、みな、やりたいことはやり遂げられたのだろうか、思い残すとしたら何だろうかと思わざるを得ません。(やまもといちろう)
続きを読む2019.09.30

ひとりの女性歌手を巡る奇跡

このところ、ある女性歌手の取材記事、いわゆるルポライティングを書いていた。彼女に訪れた巡り合わせは奇跡的とも言えるものだ。今回は彼女の話を、また別の角度から書いてみたい。(本田雅一)
続きを読む2019.09.30

美食にサーフィンに映画と三拍子揃ったサンセバスチャンの「美味しさ」

今週は、サンセバスチャンにいます。いまから7年前に出した自著「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―スペイン サン・セバスチャンの奇跡」は、おかげさまで、いまも増刷を続ける超ロングセラーの一冊となりました。いったい、なぜこんな通年天気が悪い小さな街が、世界有数の美食都市になったのでしょうか?(高城剛)
続きを読む2019.09.30

英オックスフォード大のフェイクニュースに関する報告書がいろいろと興味深い件

英オックスフォード大学が26日「The Global Disinformation Order」という、世界の偽情報(フェイクニュース)を網羅する報告書を今年も出していたのですが、なぜか名指しでFacebookがもっとも偽情報の宝庫になっていると指摘されていまして、非常に興味深い内容になっています。(やまもといちろう)
続きを読む2019.09.29

迷子問答:コミュ障が幸せな結婚生活を送るにはどうすればいいか

いつでもどこでも家庭のことを聞かれると話していることではあるのですが、私もまさかこんなに自分が家庭人になるとは思ってもいませんでした。どちらかというと仕事漬けで、お金が大好きで、ゲームや野球やバンドなど趣味がたくさんある人間でしたから、自分でも意外だったのです。単に、結婚する際に神に真実の愛を誓ったから、それに対して忠実に生きているというだけではあります。(やまもといちろう)
続きを読む2019.09.29

ヨーロッパ最大の放送機器展でこれから来る欧州の冬を想像する

今週は、アムステルダムにいます。毎年9月にアムステルダムのメッセ会場RAIで、国際放送機器展=IBC(International Broadcasting Convention)が開催されます。 IBCはヨーロッパ最大の放送機器展で、「世界でもっとも影響力があるメディアとエンターテイメント、テクノロジーの祭典」と名打つだけのことがあり、1700社の出展と期間中の来場者も6万人を超え、世界170カ国からの参加者が訪れ、賑わいを見せています。(高城剛)
続きを読む2019.09.23

ハードウェア事業を見据えたアップルのしたたかなプラットフォーム戦略

今年も9月にアップルが新型iPhoneを発表しました。事前には「今年は厳しい」「あまり売れないのでは?」と予想されていましたが、現時点ではかなり反応はいいようです。(本田雅一)
続きを読む2019.09.17

アーユルヴェーダで身体をデトックスしても治らないのは……

今週も、スリランカのアーユルヴェーダ施設にいます。人類が遺伝子の存在を知る5000年以上前から、アーユルヴェーダは人によって体質が異なり、それは親から引き継いだものだと考えられていました。アーユルヴェーダの診断は、主に脈診と問診により、その人の「ドーシャ」が、どのような状態になっているか判断することからはじまります。(高城剛)
続きを読む2019.09.16

アーユルヴェーダで本格的デトックスに取り組む

今週は、スリランカにいます。ここ10年ほど、18ヵ月から24ヶ月に一度のペースでスリランカにあるアーユルヴェーダ施設に通って、心身のデトックスとメンテナンスに務めています。アーユルヴェーダは5000年以上前のヒマラヤに源流をもち、天然のハーブ、習慣の改善、ヨガ・瞑想、食事などで、ライフスタイルをありとあらゆる側面から見直し、総合的なアプローチによって健康に導く、WHO(世界保健機関)が認める世界最古の伝統医療です。(高城剛)
続きを読む2019.09.09

東京の広大な全天候型地下街で今後予測される激しい気候変動について考える

今週も、先週に引き続き東京にいます。今年に入ってこれほど長く(と言っても二週間強)、同じ街にいるのは久しぶりのことですが、実はほとんど表に出ていません。この表とは地表のことでして、日々、滞在する新宿のホテルと連なる地下街だけをウロウロし、まるで地底人のように暮らしています。全天候型の地下街は、僕に不思議な安心感をもたらします。(高城剛)
続きを読む2019.09.02

インターネットに期待されてきた理想と現実の落差

世界中がすべてフラットにつながり人類全体によって情報が共有される理想的な社会を実現するためのプラットフォームとして語られることが多かったインターネットですが、2010年代が終わろうとする今日この頃ではそうした楽観的な考えは徐々にしぼみつつあるように感じます。(やまもといちろう)
続きを読む2019.08.31

アジアの安全保障で、いま以上に日本の立場を明確にし、コミットし、宣伝しなければならなくなりました

産経新聞に改めて香港情勢の記事を掲載したのですが、お陰様でアジア系の安全保障コミュニティでも取り上げられて、私でも少しは役に立ったのかなという印象です。というのも、河野太郎外相が比較的こういう問題には強いということもあって、アジアにおける日本の立場や考え方が、米中対立の中で相対的に重要視されてきているというのがあるかもしれません。というか、海外のメディアからの問い合わせが純粋に増えてきました。また、日本はこの問題についてどういう考えを持っているのか、という基本的なところから一定の理解が海外メディアに読み解かれたうえで、より込み入った問題についての日本の対応が注目されてきたとも言えます。(やまもといちろう)
続きを読む2019.08.26

秋葉原の路上での偶然の出会いこそが僕にとっての東京の魅力

今週は、東京にいます。久しぶりの東京滞在とありまして、西新宿カメラ街と秋葉原電気街を往復する日々を過ごしています。冷静に考えれば、買って1-2回した使わないだろうな、と思うような(購入時には逸品に見える)ジャンクな品々を買いまくっていますが、実際、大半は数日以内に残骸。なにしろ、ほとんどの品がはじめから「ジャンク」と書いてありますゆえ、しかし、買わずにいられない愛すべき「ストリート・ガジェット」探しが、僕にとって東京の魅力のひとつです。(高城剛)
続きを読む2019.08.26

古都には似つかわしくない最先端の「現代日本語」講座

今週は、金沢にいます。夏休み時期とありまして、海外からの友人が日本に多く訪れています。すでに数回来日し、京都や北海道に何度も訪れている友人たちには、新しい旅先として金沢を薦めており、今週も夜遅くに古都で集合しました。(高城剛)
続きを読む2019.08.26

韓国情勢「再評価」で、問題知識人が炙り出されるリトマス試験紙大会と化す

韓国・文ジェイン大統領が民情を優先することで、日韓間のGSOMIA破棄という悪いほうのシナリオになったので、いろいろと整理が必要な段階に入ってきました。この問題の評価としては、言うまでもなくハード面(いわゆるガチ戦争)ではTHAADの情報を最新でもらえるわけではない日韓、また海洋を挟んでしか侵攻の怖れがない日本としても、協定がなくなったからただちに日本が困るわけではない、という日本側にとっては「そんなに痛くは無い」という評価が官邸では早々に下されています。(やまもといちろう)
続きを読む2019.08.24

“スクランブル化”だけで本当の意味で「NHKから国民を守る」ことはできるのか?

先の参院選で「NHKから国民を守る党」が議席を取り、さらには既存の国会議員も合流しただけで終わるのではなく、党首の立花孝志氏がマスコミを騒がせる劇場型の露出を繰り返しています。このメルマガで政治的な発信をしたいとは思いませんから、N国党の是非に関して論じるつもりはないのですが、一方でNHKの受信料やスクランブル化にまつわる話は、これまでにいくつも取材を重ねてきたこともあり、少々気になっているところです。(本田雅一)
続きを読む2019.08.24

脳と味覚の関係

取材の中で知った興味深い話について書きたいと思います。それは「すべてのことは脳が感じている」ということ。例えば“味覚”。美味しい、美味しくない。いやもっと複雑な味覚を皆さんは感じていますが、それらは脳が感じている“幻想”でしかない、ということです。(本田雅一)
続きを読む2019.08.19

「表現」を体の中で感じる時代

今週は、熊本にいます。「月読みレモン」等で知られる「にしだ果樹園」を訪ねるため、モントリオールから東京を経て、九州へやって参りました。この果樹園の栽培は、よくある自然栽培、有機栽培の無肥料無農薬栽培だけでなく、地球がもっとも影響を受けやすい月の運行にあわせて収穫している点に特徴があります。(高城剛)
続きを読む2019.08.12

新宿が「世界一の屋内都市」になれない理由

今週は、モントリオールにいます。冬が長いことでも知られるこの街の夏は、湿度が低く、晴天が多い過ごしやすい時期ですが、ついつい癖で、どこにいくにも地下街を歩いてしまいます。世界最大と言われるモントリオールの地下街(通称:RESO)は、真冬には氷点下20度まで下がることから、ダウンタウンの地上及び地下に広がる複合商業施設を接続し、巨大地下都市を形成しています。(高城剛)
続きを読む2019.08.05

初めての『女の子』が生まれて

いろいろありましたが、ようやく落ち着いたので報告がてら。今年5月に、山本家の第4子となる長女が生まれました。令和の女だ。現在2か月を過ぎ、退院してしばらく経ったので、ようやく「ああ、女の子が生まれたのだなあ」という実感が湧いてきました。(やまもといちろう)
続きを読む2019.07.31

在韓米軍撤退の見込みで揺れまくる東アジア安全保障と米韓同盟の漂流

ついに「その日が来た」と申しますか、在韓米軍に関するコスト負担を米トランプ政権が韓国政府に突き付ける事態が激化しまして、騒ぎが広がっています。先にこの問題を留保する情報を出しておくと、18年8月13日に成立している米議会でのNDAA2019により、在韓米軍はその実数において兵力を「22,000以下にすること」を禁ずる条項を挿入しており、金額面での交渉をいくらトランプ政権が韓国文政権に吹っ掛けたとしても完全撤収することは大統領の権限では不可能であるということは知っておくべき事項です。(やまもといちろう)
続きを読む2019.07.31

ボツ原稿スペシャル 文春オンラインで掲載を見送られた幻のジャニー喜多川さん追悼記事

世の中いろいろあるもので、文春オンライン向けに記事を書いたところ「ジャニーズ事務所は扱わない方向で」としてボツ記事が発生しまして、その週の週刊文春でジャニーズ事務所がトップ記事になるという椿事が発生しました。長年いろんな媒体さんでお付き合いしていると、年に二度三度は発生するあるある話でして、ああ掲載できないのかと思って代替原稿を背中丸めて書くのがベテラン書き手の流儀であります。(やまもといちろう)
続きを読む2019.07.30

「親子上場」アスクルを巡るヤフーとの闘い

先般より、大株主であるヤフーとアスクルを巡る争いが世間を騒がせておりまして、微小の株式しか持っていない木っ端アスクル株主である私としても興味津々で見ています。個人的には、まだまだ成長の余地のあるいい会社だと思うんですよね、アスクル。(やまもといちろう)
続きを読む2019.07.30

迷走する吉本興業の問題が“他人ごと”だけでは済まない理由

本来ならば、それほど大きな問題に発展する話でもない。ところが、問題を抱えつつもバランスを保っていた組織に掛け違いが始まると、あとは静かな崩壊が進むものなのだろう。僕は芸能界の人間でもなければ、芸能事務所を経営しようとも考えていない、単なる傍観者でしかないが、吉本興業を巡る話題で日本中が埋め尽くされてから、しばらくの日数が経過しているというのに収まりそうにない。(本田雅一)
続きを読む2019.07.30

大きく歴史が動くのは「ちょっとした冗談のようなこと」から

今週はベルリンにいます。この夏、歴史が変わることになった「汎ヨーロッパ・ピクニック」から30年が経ちます。1989年当時、ソ連のペレストロイカに続き、ポーランドやハンガリーでも民主化に向かいつつありましたが、分断された東ドイツでは、いまだ発言の自由も渡航の自由もままならない状況が続いていました。(高城剛)
続きを読む2019.07.29

アフリカ旅行で改めて気付く望遠レンズの価値

今週は、キリマンジャロの裾野に広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園にいます。マサイ語で「果てしなく広がる平原」の意を持つセレンゲティは、3つの州にまたがるタンザニアの自然保護を目的とした広大な国立公園で、1981年にユネスコ世界自然遺産に登録されたサバンナ地帯です。(高城剛)
続きを読む2019.07.22

楽天モバイルが先行する“MNO”に追いつくために

7月9日、楽天モバイルがDMM.comが運営するMVNO「DMM Mobile」(約24万回線)の買収を発表しました。現時点ではDMM.comと同じMVNO(仮想ネットワーク事業者)ですが、今年10月には電波帯域を割り当てられ、自前の回線を整備していくことになっており、そのためにベースとなる顧客層を広げていきたいという意図があるのでしょう。(本田雅一)
続きを読む2019.07.16

様々な意味で死に直面する「死海」の今

今週は、イスラエルの死海にいます。ヨルダンとイスラエルにまたがる死海は、海抜マイナス418メートルと、この星の地表でもっとも低い場所に位置する塩湖です。海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海の湖水は約30%の濃度を有するため、強力な浮力がある海として世界的に知られており、それゆえ、生物の生息には不向きな環境でもあります。つまり「死海」なのです。(高城剛)
続きを読む2019.07.15

「代替」ではなく「補完」することで「統合」する医療の時代

今週は、沖縄本島の恩納村にいます。僕が尊敬する西洋医療の医師と東洋医療の才人と3人で、ホテルの施設内から一歩も出ずに、徹底したグルテンフリーの食事をとり、日々レクチャーと討議、そして治療を施しあいながら、「次の医療」を模索しています。(高城剛)
続きを読む2019.07.08

観光バブル真っ直中の石垣島から

今週は、石垣島にいます。この島のホテル建設ラッシュは異常な速度で、ここ2年間だけみても、ホテル2000室以上が開業に至りました。静かでのんびりできるのが本来の魅力だった石垣島は、すでに6月末から大混雑。その理由は、梅雨明けで台風前の良いシーズンであるのと、7月から航空運賃が上がるため、「沖縄通」はこの時期を見逃さない点にあります。東京からの便も満席が相次ぎ、街の中心地は人だらけ。もう夏、真っ盛りです! しかし、どこのホテルも実態は酷い有様。(高城剛)
続きを読む2019.07.01

創業メンバーをボードから失った組織の力学

先日、久々に元ソニー(現在はシニアアドバイザー)の平井一夫さんとお会いしました。話が弾みすぎてインタビューを完遂できず、その後、2回目のインタビューをお願いすることになってしまいましたが、初回のミーティングはシニアアドバイザーとなった初日だったそうで、新しい名刺を受け取ってきました。(本田雅一)
続きを読む2019.06.28

G20直前で思うこと

というわけで、大坂でG20が今日28日、29日と二日間行われます。それに先だって行われた日中首脳会議は、見ている私たちが唖然とするほど穏便に、かつ平和に終わり、また懸案について参席していることの大多数はおそらく何も語られないという、先日のトランプさん訪日慰安旅行よりも微妙な内容だったためにびっくりしています。(やまもといちろう)
続きを読む2019.06.28

教育経済学が死んだ日

このところ、幾つか発達障害や2Eと言われるギフテッドな子どもと特殊な能力を併せ持つ医療の現場を見ていて、ようやくADHDが「障害」ではなく「才能の一つ」と認知されるようになってきた、という話が出てきました。(やまもといちろう)
続きを読む2019.06.28

【対談】名越康文×平岩国泰 ほめればほめるほどやる気を失う子どもたち〜「放課後」だから気づけた、子どもの自己肯定感を伸ばす秘訣

名越 この本(『「自己肯定感」育成入門』)を今年の春に出されたということですが、なぜ「自己肯定感」というテーマを取り上げることになったんでしょう? 平岩 きっかけは15年前、アフタースクールの活動を始めた頃に、子どもに言われたある一言がありまして……。(名越康文)
続きを読む2019.08.05

中央線に「サブカルクソ女人生」の夢ひらく!? 映画『歌ってみた 恋してみた』 上埜すみれ×深琴対談

高円寺を舞台に、脳内妄想の強い「サブカルこじらせ女子」と、実像と虚像の間で揺れ動く「男の娘」との友情、そして男性ミュージシャンとの対立をミュージカル仕立てで描いた祝祭的な映画『歌ってみた 恋してみた』(西荻ミナミ監督作品)。主演の「サブカルこじらせ女子」を演じた上埜すみれと、中央線女子を象徴するような役を演じた深琴が、都内某所で対話した。(切通理作)
続きを読む2019.07.08

役の中に「人生」がある 俳優・石橋保さん(映画『カスリコ』主演)に訊く

昭和40年代の土佐を舞台に、“手本引き”という賭博にハマッて身上をつぶし、高知一の料理人から賭場の下働き「カスリコ」に転落した男の人生を描くモノクロ映画『カスリコ』。その主演の石橋保さんにインタビューする。(切通理作)
続きを読む2019.06.26

今村文昭さんに聞く「査読」をめぐる問題・前編

昨年(2018年)、ケンブリッジ大学の栄養疫学者、今村文昭さんのインタビュー記事をWebナショジオに掲載しました。なんと9回にわたる超巨編で、これは、前野ウルド浩太郎さんをモーリタニアに訪ねた時以来のものでした。中身の密度の濃さも、これまでの連載の中で屈指でしょう。それだけ書いたのに、触れたくて触れられなかった(インタビューで聞いたのに書けなかった)テーマがあります。「査読」についてです。(川端裕人)
続きを読む2019.05.12

「家族とはなんだって、全部背負う事ないんじゃない?」 〜子育てに苦しんだ人は必見! 映画『沈没家族 劇場版』

男女雇用機会均等法が施行されて十年目の1995年、シングルマザーの女性が、血のつながった家族にこだわらず、赤の他人が集まって一人の子を育てる共同保育・共同生活を実践。そんな環境で育った赤ちゃんが成長して映画監督となり、「沈没家族」と呼ばれたかつてのメンバーたち、そして母と父にあらためて向き合い、「家族とは何か」を浮き彫りにするドキュメンタリー。ライター・須々木ユミが、母親として、世間では通常形態である、「配偶者との家族で子どもを育ててきた」側から、本作『沈没家族』を照射した。(切通理作)
続きを読む2019.04.08

川端裕人×松本朱実さん 「動物園教育」をめぐる対談 第2回

川端:前回、今、動物園の現場で、2つのことが共感を得るし、また、質問を多く受けると聞きました。それを具体的に教えてください。1つ目は、「評価」でしたね。これは、教育プログラムを行ったとして、その評価を行うということですね? 松本:そうですね。どうやって評価をすればいいかと、よくご相談をうけます。(川端裕人)
続きを読む2019.04.06

川端裕人×松本朱実さん 「動物園教育」をめぐる対談 第1回

「動物園教育で子どもたちがアクティブに! 〜主体的な学びを支援する楽しい観察プログラム〜」という本が話題になっています。動物園は教育の場という認識は、多くの関係者が共有している「コンセンサス」だと思いますが、じゃあ、そこでなにをするの? なにができるの? というのが長年、暗中模索の状態だったのではないでしょうか。(川端裕人)
続きを読む2019.03.14

3月移動に地獄を見た話

4月から故郷宮崎で仕事をするためには、当然ながら3月中に引っ越しをしなければならない。新居はまたあとで決めるとして、3月は移動が集中する時期だ。まずは僕と娘1人だけの移動なので、単身パックに毛が生えたようなもので引っ越しできるんじゃないかということで、見積もりをとってみた。(小寺信良)
続きを読む2019.03.11

パワーは正義。USB Type-C PDで変わるモバイル

2015年発売のMacBook以降、Appleのノート型ではすべての端子がUSB Type-C(以下USB-C)になった。筆者が使っている2016年発売のMacBook Proでは、左右に2つずつ、合計4つのUSB-C端子がついたが、この段階でもまだ対応機器が少なかったため、そのメリットが十分に活かされずにいた。強いて上げれば、左右どっちからでも充電できるというぐらいだろうか。これがようやく最近になって、徐々にメリットが感じられるようになった。(小寺信良)
続きを読む2019.02.25

この冬は「ヒートショック」に注意

冬場になると日本では、「ヒートショック」と言われる現象が多数報告されている。これは寒暖差の激しいところに移動することで血圧が急変し、失神したり、心筋梗塞や脳梗塞に至る現象である。これには、日本家屋の構造が大きく影響しているようだ。(小寺信良)
続きを読む2019.02.11

川端裕人×オランウータン研究者久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて>第3回

川端:この本を読むと、オランウータンの一生は、まだまだミステリアスだというのがよくわかります。 久世:そうそう、川端さんに「こんなにわからないことがあるんだ!」というコメントをいただいたんですけど、私としては「やっとここまで解明されました!」という感覚なんですよ(笑)。(川端裕人)
続きを読む2019.02.02

YASHICAブランドのスマホ向け高級レンズを試す

最近は展示会取材の写真は、ほぼiPhoneで撮影している。ただしiPhone一発では、ブースの全景といった広い絵が撮りづらい。そこで以前からスマホ用の広角レンズを色々と試してきた。今回は2年ぶりのCES取材という事もあり、いいレンズが欲しいなぁとネットを物色していたところ、YASHICAブランドでスマホ用レンズを出しているのが目にとまった。価格はAmazonで4,800円と、一般的なスマホ用レンズより飛び抜けている。この価格がただのブランド代だったイヤだなと思ったが、ものは試しと言うことで買ってみた。今回はこのレンズと、歴代使ってきたクリップレンズを比較してみたいと思う。(小寺信良)
続きを読む2019.01.28

川端裕人×オランウータン研究者久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて>第2回

久世:ただ、ここ数十年を通してすでにサラワクに野生動物がいなくなってしまったというようなこともあって……。それは環境破壊に加えて、宗教的な事情もあるんです。もともとサバ州はイスラム教徒が多くて、サラワク州はキリスト教徒の人が多いんですけど。キリスト教って、イスラム教に比べると食べ物に関して厳しい戒律がない。イスラム教では食べられる動物が戒律で制限されているから、おのずと食用目的で野生動物が狩られることも少ないんですね。(川端裕人)
続きを読む2019.01.25

意外に簡単に見られる新4K放送。だが課題も…

12月1日より、BS/110度CSによる新4K放送がスタートした。右旋および左旋での放送となるが、NHKおよび在京民放キー局の放送は右旋なので、従来設備でも受信できる。ただし日本テレビの「BS日テレ」だけは来年9月1日からの放送開始なので、まだ見られない。一応筆者も仕事柄、4K放送の内容は把握しておきたいと思い、4Kチューナーを購入して受信してみた。今回は、既存設備で新4K放送を受信するまでのプロセスをご紹介しよう。(小寺信良)
続きを読む2019.01.07

使ってみたら便利だったDropbox「スマートシンク」

筆者は自宅で原稿を書くときはMac mini(2014)、外出先ではMacBook Pro(2016)という体勢で仕事をしてきた。だがMacOS Mojaveにアップデートしてからというもの、Mac miniのレスポンスが大幅に下がり、原稿を書くにも支障が出る遅さとなってしまった。まあちょっと様子を見るか、ということで、普段はカバンの中に入れっぱなしのMacBook Proを、自宅原稿書き用マシンと兼用にすることとなった。ストレージ容量は256GBだが、モバイルだからそれで済んでいたわけで、メインマシンともなると参照したいファイルが多く、これでは心もとない。しばらくはDropboxの同期フォルダを増やしたり減らしたりして調整してきたが、いつもストレージ容量を気にしながら仕事するのも精神衛生上よろしくないので、どうにか手段を考えることにした。(小寺信良)
続きを読む2018.12.17

川端裕人×オランウータン研究者・久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて >第1回

—川端さんと久世さんをつないでいるテーマはやはり「オランウータン」「オランウータン研究」だと思うので、そのあたりを中心にお話を伺っていきたいのですが。 久世:川端さんと一緒にオランウータンを見に行ったのが2010年。それで、2016年に、川端さんがナショナルジオグラフィック日本版で記事にしてくださったんでしたね。(川端裕人)
続きを読む2018.12.11

準備なしに手が付けられる、ScanSnapの新作、「iX1500」

発売されてちょっと時間が経ってしまったが、PFUのドキュメントスキャナ、ScanSnap iX1500を試用する機会に恵まれた。本機は10月12日発売で、現在ネットでの実売は4万円半ばといったところである。今回10年ぶりに新作に触って、ほぼ別物になっていたことを確認できた。(小寺信良)
続きを読む2018.12.10

空想特撮ピンク映画『ピンク・ゾーン2 淫乱と円盤』 南梨央奈×佐倉絆×瀬戸すみれ×国沢実(監督)座談会

出演者である南梨央奈、佐倉絆、瀬戸すみれのお三方と、国沢実監督交えた座談会を、初号試写の直後に行ないました。司会は同作品の脚本担当者でもある私(切通理作)が務めたのですが、国沢監督が所用で参加が遅れたため、美人女優さんに囲まれてアガリッ放しの様子は、ご容赦頂ければと思います!(切通理作)
続きを読む2018.11.21

どうなる? 小中学校へのスマホ持ち込み

10月13日に毎日新聞が報じたところによると、大阪府教育委員会が、現在原則禁止となっている携帯電話やスマートフォンの持ち込みを、見直す方針を固めたという。小中学校への携帯電話持ち込み禁止は、2008年に当時の橋下徹知事が決めたもので、それをきっかけにこの動きは全国に拡がった。当時は安全のために子供に持たせたいという保護者と、学校に勉強以外の物を持ち込ませたくない学校側とが対立し、学校が文科省にお墨付きが欲しいとして、2009年に通知を出させたという経緯がある。この通知は今も生きていて、全国の公立小中学校が原則携帯電話やスマートフォンの持ち込みが禁止されているのは、これを根拠としている。(小寺信良)
続きを読む2018.11.12

PTAがベルマーク回収を辞められないわけ

筆者はシングルファーザーになって以来、学校のPTA活動には積極的に参加してきたほうであろう。本部役員こそやってないが、広報委員長や成人教育委員会副委員長などを歴任し、花壇の植え替えや校内清掃などのボランティアにもほぼ参加している。そんな中でも、やってない活動がある。ベルマーク集計だ。(小寺信良)
続きを読む2018.10.29

このイカが意外に便利、スマホ三脚「SQUIDDY」

ゴリラポッドという三脚をご存じだろうか。ミニ三脚の一種だが、三本の足が自在に曲がるようになっていて、どこにでも巻き付けてカメラを固定できるとして、もう10年ぐらい前から地道に人気のある商品である。こうした「フレキシブル三脚」とでも言うようなジャンルは、出始めこそ類似商品が出回ったものの、新しいコンセプトの製品はなかなか登場しなかった。それだけゴリラポッドは汎用性が高かったという事だろう。そんな中、「SQUIDDY(スクイディ)」は、まさに新コンセプトのフレキシブル三脚だと言える。(小寺信良)
続きを読む2018.10.22

「脳内の呪い」を断ち切るには

ぐるぐるといつも同じことを考えてしまう。 意味もないし、建設的でもなく、辛いので止めたいと思っていても止められず、気づくといつのまにかまた考えてしまっているーー。 そんな経験のある人は少なくないと思います。 最近気づいたのは、こうした「脳内の呪い」の構造は、心理学の「強化理論」を拡張することで説明可能だということです。(西條剛央)
続きを読む2018.09.19

「狭霧の彼方に」特別編 その3

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第3回目(甲野善紀)
続きを読む2018.09.16

「狭霧の彼方に」特別編 その2

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第2回目(甲野善紀)
続きを読む2018.09.14

「狭霧の彼方に」特別編 その1

今年(2018年)の5月31日、私は何年も前から考えていた「見合い」を一つ実現させた。「見合い」と言っても男女の出会いを世話したわけではない。浄土真宗の世界で近年その声名が高くなられている釈徹宗・如来寺住職と、私がこのメールマガジンで、かなり長い間往復書簡を行った田口慎也氏のお二人を是非引き合わせたいという企画がその「見合い」である。(甲野善紀)
続きを読む2018.09.12

スマホv.s.PC議論がもう古い理由

PC、IT系ライターの世界は、20代後半から30代半ばの人たちに主力が移りつつある。そういう人たちの中には、原稿の執筆自体をスマホだけで完結してしまう人が出てきている。これまでそういう人たちを、自分とはジャンルの違う、もっとライトな原稿で済む人だと認識していたが、そもそもWEBのテキスト仕事の主軸がそちらに移っている現在では、僕のようなヘヴィな長文を書く方がむしろ亜流になりつつある。パソコンがないと原稿を完成させられないようなライターは、僕らの世代で最後になるかもしれないということである。(小寺信良)
続きを読む2018.09.10

『つないだ手をはなして』主演川上奈々美さんインタビュー

25日(土)よりスタートした「OP PICTURES+フェス2018」。9月14日(金)まで、テアトル新宿にて開催される。ピンク映画は成人映画、つまりR18として公開された作品だが、OP PICTURES+フェスでは中学卒業の年齢から見れるR15版が一般映画館で一挙に上映される機会なのだ。別編集で、18版にはなかったシーンがあったりと、一度観た観客にとっても新鮮な印象をもたらしてくれる。今回その中で公開された作品の主演女優である川上奈々美さんにインタビューを試みた。(切通理作)
続きを読む2018.08.27

ネット教育今昔物語

先週の土曜日、LINE株式会社主催で、子供のネットリテラシー教育に関わる人たちが集まって、情報交換会が行われたので、参加してきた。今回が初めての試みで、年内に3回の実施が予定されている。(小寺信良)
続きを読む2018.08.27

「お気持ち質問」本当の意味

ワイドショーでは今日も、日本ボクシング連名会長辞任劇や皇室婚約延期問題など、我々の生活とはかけ離れたニュースを懸命に報じている。不祥事はともかくも、人の結婚の話は色々デリケートなんだからそっとしといてやれよと思うのだが、そういうプライバシーをあれこれ言うのがワイドショーの役割であるから、仕方がない。ところでこうした本人取材において、テレビレポーターからよく発せされる質問に、「今のお気持ちをお聞かせください」というものがある。ネットでは、気持ちなんか聞いてどうするんだ、という声もあるところだ。確かに報道機関が押さえなければならないのは事実関係であり、当事者の気持ちはどうでもいいように見える。ではなぜレポーターは気持ちを聞きたがるのか。(小寺信良)
続きを読む2018.08.13

作家を目指すあなたへ その1〜「書き出しの一行」が小説作品全体のたたずまいを決定する!

でき上がった作品の書き出しと、小説の書き始め方はイコールではないのだから、どこから書き始めようと作者の自由である。二行目からであろうと、あるいは最後の一行からであろうと、書き手の書きやすいところから入ればよい。(草薙渉)
続きを読む2018.07.30

「小学校プログラミング必修」の期待と誤解

次期改訂学習指導要領にて、2020年より小学校から順次、プログラミング教育が導入されることとなった。すでにこれに関する広告も盛んに行なわれているところだが、あまり先行しすぎて、イメージだけで語られてしまう危惧も出てきている。例えば主要5教科と並んで「プログラミング」が新設されるとか、全員に教育用のパソコンが必要になるとか、プログラム言語習得が必須とかいった話はよくある誤解であろう。(小寺信良)
続きを読む2018.07.23

川端裕人×荒木健太郎<雲を見る、雲を読む〜究極の「雲愛」対談>第3回

荒木健太郎さんとの対話を採録します。荒木さんは、関東雪結晶プロジェクトの主催者としてまずは知りました。かれこれ2年半前だとおもいます。その時に読んだ「雲の中では何が起こっているのか」は、衝撃的な傑作でした。「優しい文章で語る」ことをひたすら志向しながら、書かれていること自体は、アバウトに丸め込んで平易にするのではなくて、ちゃんとディテールを大事にした、つまり、背景にある理論に忠実なものだと感じたからです。(川端裕人)
続きを読む2018.07.21

「骨伝導」のレベルが違う、「TREKZ AIR」を試す

頭蓋骨に振動を与えて音を聴く「骨伝導」は、元々補聴器に使われてきた技術だが、これを使って音楽を聴くというソリューションは以前から何度も試みられている。例えば枕に骨伝導アクチュエーターを仕込んで寝ている際に音楽を聴こうとか、スイミング中に音楽を聴こうとか、色々な応用が効く技術だからだ。(小寺信良)
続きを読む2018.07.09

明日にかける橋 1989年の想い出

1989年を舞台に、地方都市でのゆるやかな日常から物語は始まるのだけれど、女子高生であるヒロインの弟(小学生)が交通事故死したことから、暗い影が差し始め、まるでバブルがはじけリーマンショックに見舞われる世情と期を一にするかのごとく、この後何もかもがうまくいかなくなる一家の数十年が描かれていく。(切通理作)
続きを読む2018.07.02

Macを外でどーすんだ問題を解決する「cheero Power Deluxe」

筆者はまる1日取材と執筆で出かけているという事はそれほど多くないのだが、場合によっては記者発表会を2件ハシゴする合間にネカフェに籠もって仕事、というパターンはある。持ち歩き用のMacBookPro 2016はその間稼働しっぱなしになるが、最大10時間稼働は伊達ではなく、大抵は充電無しでなんとかなる。ただ、こういう日が2日続くと、つい家に帰って充電するのを忘れて、翌日もカバンに入れたまま出かけてしまうという事がある。こうなると2日目は2時間程度しか保たず、あとはリュックの中でただの「重り」と化すわけだ。ACアダプタを持ち歩けばいいじゃないかと思われるかもしれないが、純正アダプタはサイズが大きく、サードパーティのものもそれほどサイズに代わりはない。cheeroから5月末に発売された「Power Deluxe 20100mAh」は、USB PD 45Wに対応するという。ということは、MacBookProも相当の速度で充電可能になるわけだ。早速試してみた。(小寺信良)
続きを読む2018.06.25

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