iPhone 12は5Gインフラの整備を加速させるか

アップルが毎年、最高のスマートフォンを提供し続けていることに異論はないだろう。ベンチマークテストや売り上げの話ではなく、毎年、細かなところにまで配慮し、モノとしての仕上がりまでを意識して作り込んでいる製品は他にない。(本田雅一)
続きを読む2020.10.19

グローバリゼーションの大きな曲がり角

今週は、浜松にいます。ある朝、カフェで友人を待っていると、ふとまわりを見渡せば、周囲はブラジル人ばかり。どうやら新型コロナウィルス感染拡大により工場が閉鎖され、コミュニティの溜まり場となっている様子です。欧州であればベルギーやドイツなど、全国民の15%から20%近くが欧州以外からの移民のため、街角のカフェが、各国移民コミュニテイになっていることが、多々あります。(高城剛)
続きを読む2020.10.19

変化の本質は、コロナではなく、自動化に向かう世界

今週は、金沢にいます。9月後半から驚くほどの観光客が金沢に押し寄せています。これは、連休やGo To トラベルキャンペーンの影響と、長い間の自粛からくる反動なのでしょうが、金沢駅前の人出は今年5月の調査開始以降で最多となり、彼岸花(曼殊沙華)も丁度見頃とあって、ラッシュ状態が途切れません。まるで、新型コロナウィルス感染拡大は、「なかったこと」のようにも見受けられるほどです。(高城剛)
続きを読む2020.10.12

想像もしていないようなことが環境の変化で起きてしまう世の中

北海道は小樽近くのあるリゾートと観光地域づくり法人 (DMO)の手伝いを頼まれ、『私をスキーに連れてって』のプロデュースをした友人と久々の国内出張をしていた。すると、小樽から程近い余市がワインカントリーになりつつあるという。え? 余市? これが最初の感想。ウィスキーのイメージしかなかったからだ。ところが現地に行ってみると、そこに広がるのは丘陵地帯にある葡萄畑。併設されるレストランやテイスティングバーなど、付帯設備の雰囲気も合わせ、まるで米・カリフォルニア州のワイン産地・ナパ・バレーのような雰囲気なのだ。(本田雅一)
続きを読む2020.10.05

晴天率と自由な気分は比例するという話

今週は、富士五湖周辺にいます。雨続きの9月でしたが、少しづつ天気が回復したこともありまして、秋の関東中部編の撮影がはじまりました。もっとも安価な光源である太陽光を有効利用するのが、個人でも大規模撮影でも、また、iPhoneでも1000万円を超えるカメラでも撮影の基本中の基本でして、レンズというアナログな入力装置がある限り、これだけは当面変わる様子がありません。撮影は、「太陽を味方に出来た者だけが成功する」といまだに言われる理由は、ここにあります。(高城剛)
続きを読む2020.10.05

コロナ後で勝ち負け鮮明になる不動産市況

コロナウイルス流行下の日本経済は、私たちにいろんなことを教えてくれました。その最たるものは、世の中には確実な資産などないのだということですが。接待を伴う飲食店に始まり、路面店の賃貸収入に依存してきた不動産業界の混乱、さらには安全だと思っていたREITがあれこれ起き、暴落したかと思えば突然暴騰し、むしろ上積みを狙うファンドが続出する中で都心部では賃貸住宅を中心に突然の減賃圧力と郊外への人の移動、リモートワーク対応に追われる会社のオフィス返上と、いややっぱりオフィス必要だわという返り相場、一人勝ちと思っていた渋谷が突如としてアカン雰囲気になり、渋谷の地価高騰で溢れ出たイット系が流れつく五反田の活況、沈下していたはずの池上線・目黒線沿線の盛り上がり、などなど。(やまもといちろう)
続きを読む2020.10.01

miHoYo『原神』があまりにもヤバい件

『崩壊学園』などで知られる中華ゲームデベロッパーのmiHoYo社が新作ゲームタイトル『現神』で派手にやらかしている一件、どう考えてもアウトなので興味深くウォッチしているのですが、いろんな釈明をmiHoYo社が繰り出す割には「何故その仕様になったのだ?」というあたりでぐるぐるとしてしまうので、言葉通りに受け止めるセキュリティ関係者はほぼいないのではないでしょうか。(やまもといちろう)
続きを読む2020.09.30

菅政権が仕掛ける「通信再編」 日経が放った微妙に飛ばし気味な大NTT構想が投げかけるもの

9月28日深夜、日経が突然報じた「NTT(グループ)、NTTドコモを完全子会社化へ」というニュース、未明にもかかわらずNTT関係者自身が確認に追われる始末で「また日経の飛ばしか」「確報が出るまで様子見」となったものの、その後全国紙やNHKも後追い報道することで何となく事実追認された形になっています。(やまもといちろう)
続きを読む2020.09.30

「大テレワーク時代」ならではの楽しみ

今週も再び東京に戻っています。丸の内滞在が僕にとって楽しい理由のひとつに、歩いて秋葉原まで行けることがあります。この1〜2年で、いわゆるストリーミングと言われる定額音楽配信サービスの音質がグンと向上したことから、いままでのヘッドフォンやスピーカーでは、再現性がなかなか追いつかなくなってきました。そこで東京にいる間に、あたしいサウンドシステムを作り上げようと、時間があれば秋葉原に通うようになりました。(高城剛)
続きを読む2020.09.28

蕎麦を噛みしめながら太古から連なる文化に想いを馳せる

今週は、長野県高遠(現:伊那市)にいます。南信と呼ばれる長野県南部に位置する高遠は、東に3,052mの塩見岳東峰がある赤石山脈(南アルプス)、西に木曽山脈(中央アルプス)を望む、山間に囲まれた小さな町です。(高城剛)
続きを読む2020.09.21

広大な地下空間で考える東京再活性化の秘訣

今週は、東京にいます。長らく東京で宿泊していた新宿が、僕にとって面白かった理由のひとつは、全天候型の巨大な地下空間にありました。僕自身が「ダンジョン好き」ということもありまして、数年かけて新宿地下空間から連なるビル群の隅々まで、すべてを網羅したと自負しますが、一方、丸の内周辺の地下空間も、驚くほど広大です。(高城剛)
続きを読む2020.09.14

“日本流”EV時代を考える

米国や中国の事例などを見聞きしていても、今ひとつつイメージできていないのが日本でのEV普及。今ひとつのめり込めなかった理由には、どのように日本の社会と馴染んでいくのかが、あまり見えなかったこともありました。しかし、日産リーフが2世代目で大きく進化し、さらにはホンダが「ホンダ e」を発売し、そしてそれを体験する機会も得て感じたのは、「EV時代はそう遠くないのかも?」という期待感です。(本田雅一)
続きを読む2020.09.07

それなりに平和だった夏がゆっくり終わろうとしているのを実感する時

今週は、山梨から長野周辺で、車中泊を楽しみながら移動しています。長い読者の方々はご存知かもしれませんが、僕が20代前半の大学在学中から卒業してしばらくの間、およそ2年半に渡って自動車のなかで暮らしていたことがあります。(高城剛)
続きを読む2020.09.07

「安倍ちゃん辞任会見」で支持率20%増と、アンチ安倍界隈の「アベロス」現象

今回は、安倍政権は良くも悪くも7年8カ月にわたる長期政権であり、みんなもうそろそろ安倍ちゃんもうええわと思い加減の倦怠感もあるなかで、コロナ対応があり、消費税増税があり、モリカケだの河井夫妻だのしょうもないスキャンダルで揺さぶられ続けて、安倍さんも国民も疲れ切っているところでの辞任決断でしたので、これはもう日本人のメンタリティからすれば「お疲れさまでした」「よくやった」「いままでありがとう」という声の一つもかけてやろうという人が10人に2人増えたということではないかと思います。(やまもといちろう)
続きを読む2020.09.01

内閣支持率プラス20%の衝撃、総裁選後の電撃解散総選挙の可能性を読む

というわけで、安倍晋三さんが健康面を理由に総理辞任を表明してから即座に各種調査が走っているわけなのですが、まずは共同通信の緊急電話調査の結果が安倍政権の支持率がプラス20%で50%台回復という結果になり、民意ってそんなもんだよなあと思います。このまま9月14日15日あたりの両院議員総会で行われる自民党総裁選で一年限りの新総裁選出に向かうわけですが、安倍晋三さんは政権成立の後見人の一人である麻生太郎さんのアドバイス通り、短期休養、その間に臨時代理で副総理である麻生さんに託すという選択肢を取らず、自らの言葉で辞任を語り、総裁選に打って出たというのはさすがだなとも感じます。(やまもといちろう)
続きを読む2020.08.31

東京丸の内再発見

今週も、東京にいます。お盆が明けても丸の内は大変静かで、週末はさながらゴーストタウンの様相です。成人してから此の方、渋谷、原宿、新宿周辺を東京の拠点にして30年以上経ちますが、丸の内界隈はまったく馴染みがなく、僕のなかでは完全なアウェイな場所でした。(高城剛)
続きを読む2020.08.31

安倍晋三さんの総理辞任と国難級のあれこれ

最後の最後まで「辞めるのかどうか」が話題となっていた安倍晋三さんの総理辞任、一日経った今日8月29日はその後始末で大わらわでございます。いずれにせよ長らく総理を務められた安倍さんには「お疲れ様」と労いの言葉をかけたい一方、残された問題の山積ぶりと、いったんリセットになってしまう者も少なくないであろう当面の業務についてやや呆然としながら本稿を書いております。(やまもといちろう)
続きを読む2020.08.30

歴史が教えてくれる気候変動とパンデミックの関係

今週も、東京にいます。東京は、沖縄以上の暑さで、もう夏は地球温暖化という言葉では済まされない「地球灼熱化」のような危険ゾーンに入ったように感じています。今週、米国のデスバレーでは気温が54.4度に達し、世界気象機関によれば、史上最高気温を更新したと報告されました。(高城剛)
続きを読む2020.08.24

米国政府の保護主義政策。実は数年来の不均衡揺り戻し

このところ米政府による中国発ネットワークサービスの排除問題が話題になっている。人気動画共有サービスの「TikTok」を排除するようトランプ大統領が激しい非難とともに攻撃し始めたからだ。何かというと理由を見つけて中国を攻撃してきたトランプ大統領だけに、今回の動きもヒステリックな動きそのものと受け取りがちだが、実は長年の積もり積もった両国の関係に、とうとう火がついてきたというほうが見方としては正しいと思う。(本田雅一)
続きを読む2020.08.17

渋谷オフィスビルの空室率から感じる東京一極集中の崩壊

今週は、東京にいます。いままで、半年ぶりに東京に戻ったことも何度かありますが、このように得も言われぬ退廃感に浸ったのははじめてで、これが世に言う「withコロナ」と呼ばれる世界なのか、まだ、実感が湧きません。それほど変貌を感じます。連日、新規感染者がXXX人!と街角のニュースでも見ますが、どこか遠い国で起きている大変な惨事に思えるほど、街に距離を感じています。なにしろ大企業が連なる都心部(特にビジネス街)は、テレワークとお盆の影響もあって平日でも驚くほどガラガラで、まるで無人の街にいるような感覚さえ覚えます。(高城剛)
続きを読む2020.08.17

伊達政宗が「食べられる庭」として築いた「杜の都」

今週は、仙台にいます。およそ4ヶ月ぶりの本州は、降り続く酸性雨のなか、煌々と輝くネオンのなかを人々は暗い雰囲気でマスクをして足早で歩く、映画「ブレードランナー」のような世界になっていることを想像しましたが、好天が続き、暑さは沖縄以上だと感じる、眩い日本の夏らしい日々を送っています。(高城剛)
続きを読む2020.08.10

“迷惑系”が成立する、ぼくらが知らないYouTubeの世界

このところ、“迷惑系YouTuber”という、あまり耳慣れないカテゴリーの人が話題になっている。「へずまりゅう」という人物が迷惑行為を繰り返しながら、新型コロナウイルスを撒き散らし、さらには警察に逮捕されて捜査担当者にも感染させていたことがメディアで報道されたことが大きい。(本田雅一)
続きを読む2020.08.05

超人を目指す修行の日々

今週は、慶良間諸島にいます。数ヶ月続いた沖縄生活も終わりに近づき、求めていたゴールまではもう少しかかりますが、中締めの時がやってきました。この間、取り組んでいましたのが、独自の「超人開発プログラム」です。(高城剛)
続きを読む2020.08.03

猛烈な不景気対策で私たちは生活をどう自衛するべきか

ということで、EUでも4-6月期のGDPは年率換算で4割減少というとんでもない数字になってきました。先に報じられたアメリカのGDPも年率32.9%減とのことで、だいたいどこの国も似たような状況になっていくのではないかと思います。そうなると、やはり我が国も営業自粛をしながらGOTOトラベルというような縫合策を繰り返しながら無駄弾を撃っていくスタイルでは早晩行き詰まるよねという結論になるわけであります。(やまもといちろう)
続きを読む2020.08.01

私たちの千代田区長・石川雅己さんが楽しすぎて

千代田区民である私としましては、一見すると好々爺に見える石川雅己さんがタワーマンションの事業協力者向け住戸を奥さんと次男さんに割り当てられて百条委員会行きになってあんなにブレイクするとは思わなかったんですよ。そもそも高齢批判のあった4選においても、若い対立候補をあっさり蹴散らして圧勝しているあたり、もう少し手堅くてまともな人だと思ったんですけど、どうもそうではなかったということなんでしょうかね。(やまもといちろう)
続きを読む2020.07.31

ユーザーインターフェイスの再定義は、アプリの再開発よりハードルが高い

7月7日に実施したまったく新しいユーザーインターフェイス設計を撤回する。7月9日にそう発表したのはマネーフォワードだ。Webブラウザー版「マネーフォワード ME」は、並行してリリースされていたスマートフォン、タブレット版とにユーザーインターフェイスを合わせるリニューアルが施されていた。ところが、旧来からのユーザーは反発。わずか2日で新バージョンの開発成果を捨て、前バージョンへと戻すことを決断した。たった2日で元に戻したことは褒めるべきところなのだろうが、このエピソードはユーザーインターフェイス設計の難しさを象徴している。(本田雅一)
続きを読む2020.07.27

中国マネーが押し寄せる観光地の今

今週も、那覇にいます。ついに、GO TOキャンペーンがはじまり、那覇の観光目抜き通りである国際通りも久しぶりの賑わいを見せていますが、実は現在、多くの県内ホテルが、売りに出されています。今年、国際通りに出来たばかりの巨大ホテルから、北部にある誰もが知る有名なブランドチェーンホテル等の大型案件、そして民泊を中心に営んでいた小規模施設やゲストハウスまで、多くの物件が内々に売却を進めています。この内々に話を進めている理由は、他でもありません。大半が、中国企業の買収案件だからです。 (高城剛)
続きを読む2020.07.27

コロナとか言う国難にぶつかっているのに、総理の安倍晋三さんが一か月以上会見しない件

タイトルで書きたいことは全部書いてしまっているのでお察しではあるのですが。一国の宰相が国難にあたって一か月以上出てこないっていうのは、何か理由があるんでしょうか。(やまもといちろう)
続きを読む2020.07.23

「Go To Travelキャンペーン」の正体

今週は、那覇にいます。新型コロナウィルス感染拡大期に、世界でも類を見ない国内観光需要喚起を目的とした「Go To Travelキャンペーン」が、いよいよ本格的にはじまるようで、観光立県と呼ばれる沖縄でも、この良し悪しについて様々な討議が行われています。久しぶりにお目にかかった観光業に従事する友人たちも難しい顔をするばかりで、しかしながら、報道を見る限りにおいて、本質を伝えているメディアは、みあたりません。(高城剛)
続きを読む2020.07.20

竹富島で考える沖縄の内と外

今週は、竹富島にいます。八重山列島の中心地である石垣島の南約6kmに位置し、石垣港からは高速船で約15分の距離にある竹富島は、近年、著しい観光バブルの波が押し寄せた沖縄のなかでも、オーバーツーリズムの典型的な場所になってしまいました。(高城剛)
続きを読む2020.07.14

インターネットにない世界がある八重山諸島の夏

今週は、石垣島にいます。この時期は、梅雨明け台風前の年間を通じてもっとも気候が良い時期で、また、日照時間が長いこともあって八重山諸島各所を撮影をするのに最適なシーズンです。昨年も同時期に訪れて、「撮影三昧」の日々を送りました。とは言え、まだまだ古い習わしで社会が形成されているため、島によっては、豊年祭や豊年祭の準備などで、立ち入れない場所が多々あります。(高城剛)
続きを読む2020.07.06

“YouTuberの質”問題は、新しいようでいて古い課題

「最近、質の低いYouTuberの行為が目に余る」「なんであんなのがたくさんのフォロワーを?」といった話を耳にするようになってきた。自分自身がYouTubeで発信するようになっているため、“YouTuber”という名称や括(くく)りがどういうものか、今ひとつピンと来ていないところがある。「自分だってYouTuberだろう?」……なんて言われると話がややこしくなる。しかし、ここではいったんYouTuberの定義を“YouTubeを通じた売り上げをおもな収入源にしている人たち”と設定して話を進めていきたい。(本田雅一)
続きを読む2020.07.02

ネットによる社会の分断は、社会の知恵である「いい塩梅」「いい湯加減」を駄目にする

ボストンにあるリンカーン像を黒人活動家が引き倒す(かもしれない)というニュースを見て驚いています。もちろん、単に「歴史を知らないのか。頭悪いよなあ」と言いたくなる面もあるのですが、それ以上に、BLM(Black Lives Matter)であれ香港デモであれ、統治と社会の間でうまい具合に作用してきた仕組みがどれもヘタってきているように思うんですよ。(やまもといちろう)
続きを読む2020.07.01

「都知事選圧勝」小池百合子は日本初の女性首相の夢を見るか?

もう調べるまでもなく小池百合子さんは都知事選圧勝してしまうわけですよ。当メルマガでも、また各種連載記事でも都知事選の結果が如何にクソかということも踏まえて、ままならぬ現状について観測記事を上げさせていただいております。で、石井妙子さんが著した『女帝 小池百合子』本ですが、20万部に届こうかという大変な盛り上がりを見せている割りにはアテクシの票はこれっぽっちも傷つきませんのよホホホ的な状況になっております。ただ、単に「都知事選にアテたスキャンダル本」と思ってはならないのは、この小池百合子さんには遠大な野望があると見受けられることです。(やまもといちろう)
続きを読む2020.06.29

名称だけのオーガニック食材があふれる不思議

今週は、那覇にいます。久しぶりに都会に出てきたので、オーガニックスーパーや健康食材を扱う店に立ち寄ってみることにしましたが、あまりに製品の品質の悪さが目につきました。これは、沖縄に限らないかもしれませんし、いままで僕が日本のオーガニックスーパーや健康的と言われる食品を扱うショップを、じっくり見てこなかったからなのかもしれませんが、例えば、バターコーヒーでおなじみ日本のMCTオイルの成分を見て、ちょっと驚きました。(高城剛)
続きを読む2020.06.29

「魔術」をアカデミックにひもとく ! ? 中世アラビア禁断の魔術書『ピカトリクス』の魅力

来たる2020年7月28日、占星術研究家の鏡リュウジ氏を聞き手に、アラビアの神秘思想研究の第一人者ライアナ・サイーフ博士を講師に迎え、この伝説の書物の魅力をさぐるオンライン講座(ZOOMウェビナーを使用)が行われます。(鏡リュウジ)
続きを読む2020.07.04

【対談】名越康文×平岩国泰 ほめればほめるほどやる気を失う子どもたち〜「放課後」だから気づけた、子どもの自己肯定感を伸ばす秘訣

名越 この本(『「自己肯定感」育成入門』)を今年の春に出されたということですが、なぜ「自己肯定感」というテーマを取り上げることになったんでしょう? 平岩 きっかけは15年前、アフタースクールの活動を始めた頃に、子どもに言われたある一言がありまして……。(名越康文)
続きを読む2019.08.05

中央線に「サブカルクソ女人生」の夢ひらく!? 映画『歌ってみた 恋してみた』 上埜すみれ×深琴対談

高円寺を舞台に、脳内妄想の強い「サブカルこじらせ女子」と、実像と虚像の間で揺れ動く「男の娘」との友情、そして男性ミュージシャンとの対立をミュージカル仕立てで描いた祝祭的な映画『歌ってみた 恋してみた』(西荻ミナミ監督作品)。主演の「サブカルこじらせ女子」を演じた上埜すみれと、中央線女子を象徴するような役を演じた深琴が、都内某所で対話した。(切通理作)
続きを読む2019.07.08

役の中に「人生」がある 俳優・石橋保さん(映画『カスリコ』主演)に訊く

昭和40年代の土佐を舞台に、“手本引き”という賭博にハマッて身上をつぶし、高知一の料理人から賭場の下働き「カスリコ」に転落した男の人生を描くモノクロ映画『カスリコ』。その主演の石橋保さんにインタビューする。(切通理作)
続きを読む2019.06.26

今村文昭さんに聞く「査読」をめぐる問題・前編

昨年(2018年)、ケンブリッジ大学の栄養疫学者、今村文昭さんのインタビュー記事をWebナショジオに掲載しました。なんと9回にわたる超巨編で、これは、前野ウルド浩太郎さんをモーリタニアに訪ねた時以来のものでした。中身の密度の濃さも、これまでの連載の中で屈指でしょう。それだけ書いたのに、触れたくて触れられなかった(インタビューで聞いたのに書けなかった)テーマがあります。「査読」についてです。(川端裕人)
続きを読む2019.05.12

「家族とはなんだって、全部背負う事ないんじゃない?」 〜子育てに苦しんだ人は必見! 映画『沈没家族 劇場版』

男女雇用機会均等法が施行されて十年目の1995年、シングルマザーの女性が、血のつながった家族にこだわらず、赤の他人が集まって一人の子を育てる共同保育・共同生活を実践。そんな環境で育った赤ちゃんが成長して映画監督となり、「沈没家族」と呼ばれたかつてのメンバーたち、そして母と父にあらためて向き合い、「家族とは何か」を浮き彫りにするドキュメンタリー。ライター・須々木ユミが、母親として、世間では通常形態である、「配偶者との家族で子どもを育ててきた」側から、本作『沈没家族』を照射した。(切通理作)
続きを読む2019.04.08

川端裕人×松本朱実さん 「動物園教育」をめぐる対談 第2回

川端:前回、今、動物園の現場で、2つのことが共感を得るし、また、質問を多く受けると聞きました。それを具体的に教えてください。1つ目は、「評価」でしたね。これは、教育プログラムを行ったとして、その評価を行うということですね? 松本:そうですね。どうやって評価をすればいいかと、よくご相談をうけます。(川端裕人)
続きを読む2019.04.06

川端裕人×松本朱実さん 「動物園教育」をめぐる対談 第1回

「動物園教育で子どもたちがアクティブに! 〜主体的な学びを支援する楽しい観察プログラム〜」という本が話題になっています。動物園は教育の場という認識は、多くの関係者が共有している「コンセンサス」だと思いますが、じゃあ、そこでなにをするの? なにができるの? というのが長年、暗中模索の状態だったのではないでしょうか。(川端裕人)
続きを読む2019.03.14

3月移動に地獄を見た話

4月から故郷宮崎で仕事をするためには、当然ながら3月中に引っ越しをしなければならない。新居はまたあとで決めるとして、3月は移動が集中する時期だ。まずは僕と娘1人だけの移動なので、単身パックに毛が生えたようなもので引っ越しできるんじゃないかということで、見積もりをとってみた。(小寺信良)
続きを読む2019.03.11

パワーは正義。USB Type-C PDで変わるモバイル

2015年発売のMacBook以降、Appleのノート型ではすべての端子がUSB Type-C(以下USB-C)になった。筆者が使っている2016年発売のMacBook Proでは、左右に2つずつ、合計4つのUSB-C端子がついたが、この段階でもまだ対応機器が少なかったため、そのメリットが十分に活かされずにいた。強いて上げれば、左右どっちからでも充電できるというぐらいだろうか。これがようやく最近になって、徐々にメリットが感じられるようになった。(小寺信良)
続きを読む2019.02.25

この冬は「ヒートショック」に注意

冬場になると日本では、「ヒートショック」と言われる現象が多数報告されている。これは寒暖差の激しいところに移動することで血圧が急変し、失神したり、心筋梗塞や脳梗塞に至る現象である。これには、日本家屋の構造が大きく影響しているようだ。(小寺信良)
続きを読む2019.02.11

川端裕人×オランウータン研究者久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて>第3回

川端:この本を読むと、オランウータンの一生は、まだまだミステリアスだというのがよくわかります。 久世:そうそう、川端さんに「こんなにわからないことがあるんだ!」というコメントをいただいたんですけど、私としては「やっとここまで解明されました!」という感覚なんですよ(笑)。(川端裕人)
続きを読む2019.02.02

YASHICAブランドのスマホ向け高級レンズを試す

最近は展示会取材の写真は、ほぼiPhoneで撮影している。ただしiPhone一発では、ブースの全景といった広い絵が撮りづらい。そこで以前からスマホ用の広角レンズを色々と試してきた。今回は2年ぶりのCES取材という事もあり、いいレンズが欲しいなぁとネットを物色していたところ、YASHICAブランドでスマホ用レンズを出しているのが目にとまった。価格はAmazonで4,800円と、一般的なスマホ用レンズより飛び抜けている。この価格がただのブランド代だったイヤだなと思ったが、ものは試しと言うことで買ってみた。今回はこのレンズと、歴代使ってきたクリップレンズを比較してみたいと思う。(小寺信良)
続きを読む2019.01.28

川端裕人×オランウータン研究者久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて>第2回

久世:ただ、ここ数十年を通してすでにサラワクに野生動物がいなくなってしまったというようなこともあって……。それは環境破壊に加えて、宗教的な事情もあるんです。もともとサバ州はイスラム教徒が多くて、サラワク州はキリスト教徒の人が多いんですけど。キリスト教って、イスラム教に比べると食べ物に関して厳しい戒律がない。イスラム教では食べられる動物が戒律で制限されているから、おのずと食用目的で野生動物が狩られることも少ないんですね。(川端裕人)
続きを読む2019.01.25

意外に簡単に見られる新4K放送。だが課題も…

12月1日より、BS/110度CSによる新4K放送がスタートした。右旋および左旋での放送となるが、NHKおよび在京民放キー局の放送は右旋なので、従来設備でも受信できる。ただし日本テレビの「BS日テレ」だけは来年9月1日からの放送開始なので、まだ見られない。一応筆者も仕事柄、4K放送の内容は把握しておきたいと思い、4Kチューナーを購入して受信してみた。今回は、既存設備で新4K放送を受信するまでのプロセスをご紹介しよう。(小寺信良)
続きを読む2019.01.07

使ってみたら便利だったDropbox「スマートシンク」

筆者は自宅で原稿を書くときはMac mini(2014)、外出先ではMacBook Pro(2016)という体勢で仕事をしてきた。だがMacOS Mojaveにアップデートしてからというもの、Mac miniのレスポンスが大幅に下がり、原稿を書くにも支障が出る遅さとなってしまった。まあちょっと様子を見るか、ということで、普段はカバンの中に入れっぱなしのMacBook Proを、自宅原稿書き用マシンと兼用にすることとなった。ストレージ容量は256GBだが、モバイルだからそれで済んでいたわけで、メインマシンともなると参照したいファイルが多く、これでは心もとない。しばらくはDropboxの同期フォルダを増やしたり減らしたりして調整してきたが、いつもストレージ容量を気にしながら仕事するのも精神衛生上よろしくないので、どうにか手段を考えることにした。(小寺信良)
続きを読む2018.12.17

川端裕人×オランウータン研究者・久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて >第1回

—川端さんと久世さんをつないでいるテーマはやはり「オランウータン」「オランウータン研究」だと思うので、そのあたりを中心にお話を伺っていきたいのですが。 久世:川端さんと一緒にオランウータンを見に行ったのが2010年。それで、2016年に、川端さんがナショナルジオグラフィック日本版で記事にしてくださったんでしたね。(川端裕人)
続きを読む2018.12.11

準備なしに手が付けられる、ScanSnapの新作、「iX1500」

発売されてちょっと時間が経ってしまったが、PFUのドキュメントスキャナ、ScanSnap iX1500を試用する機会に恵まれた。本機は10月12日発売で、現在ネットでの実売は4万円半ばといったところである。今回10年ぶりに新作に触って、ほぼ別物になっていたことを確認できた。(小寺信良)
続きを読む2018.12.10

空想特撮ピンク映画『ピンク・ゾーン2 淫乱と円盤』 南梨央奈×佐倉絆×瀬戸すみれ×国沢実(監督)座談会

出演者である南梨央奈、佐倉絆、瀬戸すみれのお三方と、国沢実監督交えた座談会を、初号試写の直後に行ないました。司会は同作品の脚本担当者でもある私(切通理作)が務めたのですが、国沢監督が所用で参加が遅れたため、美人女優さんに囲まれてアガリッ放しの様子は、ご容赦頂ければと思います!(切通理作)
続きを読む2018.11.21

どうなる? 小中学校へのスマホ持ち込み

10月13日に毎日新聞が報じたところによると、大阪府教育委員会が、現在原則禁止となっている携帯電話やスマートフォンの持ち込みを、見直す方針を固めたという。小中学校への携帯電話持ち込み禁止は、2008年に当時の橋下徹知事が決めたもので、それをきっかけにこの動きは全国に拡がった。当時は安全のために子供に持たせたいという保護者と、学校に勉強以外の物を持ち込ませたくない学校側とが対立し、学校が文科省にお墨付きが欲しいとして、2009年に通知を出させたという経緯がある。この通知は今も生きていて、全国の公立小中学校が原則携帯電話やスマートフォンの持ち込みが禁止されているのは、これを根拠としている。(小寺信良)
続きを読む2018.11.12

PTAがベルマーク回収を辞められないわけ

筆者はシングルファーザーになって以来、学校のPTA活動には積極的に参加してきたほうであろう。本部役員こそやってないが、広報委員長や成人教育委員会副委員長などを歴任し、花壇の植え替えや校内清掃などのボランティアにもほぼ参加している。そんな中でも、やってない活動がある。ベルマーク集計だ。(小寺信良)
続きを読む2018.10.29

このイカが意外に便利、スマホ三脚「SQUIDDY」

ゴリラポッドという三脚をご存じだろうか。ミニ三脚の一種だが、三本の足が自在に曲がるようになっていて、どこにでも巻き付けてカメラを固定できるとして、もう10年ぐらい前から地道に人気のある商品である。こうした「フレキシブル三脚」とでも言うようなジャンルは、出始めこそ類似商品が出回ったものの、新しいコンセプトの製品はなかなか登場しなかった。それだけゴリラポッドは汎用性が高かったという事だろう。そんな中、「SQUIDDY(スクイディ)」は、まさに新コンセプトのフレキシブル三脚だと言える。(小寺信良)
続きを読む2018.10.22

「脳内の呪い」を断ち切るには

ぐるぐるといつも同じことを考えてしまう。 意味もないし、建設的でもなく、辛いので止めたいと思っていても止められず、気づくといつのまにかまた考えてしまっているーー。 そんな経験のある人は少なくないと思います。 最近気づいたのは、こうした「脳内の呪い」の構造は、心理学の「強化理論」を拡張することで説明可能だということです。(西條剛央)
続きを読む2018.09.19

「狭霧の彼方に」特別編 その3

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第3回目(甲野善紀)
続きを読む2018.09.16

「狭霧の彼方に」特別編 その2

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第2回目(甲野善紀)
続きを読む2018.09.14

「狭霧の彼方に」特別編 その1

今年(2018年)の5月31日、私は何年も前から考えていた「見合い」を一つ実現させた。「見合い」と言っても男女の出会いを世話したわけではない。浄土真宗の世界で近年その声名が高くなられている釈徹宗・如来寺住職と、私がこのメールマガジンで、かなり長い間往復書簡を行った田口慎也氏のお二人を是非引き合わせたいという企画がその「見合い」である。(甲野善紀)
続きを読む2018.09.12

スマホv.s.PC議論がもう古い理由

PC、IT系ライターの世界は、20代後半から30代半ばの人たちに主力が移りつつある。そういう人たちの中には、原稿の執筆自体をスマホだけで完結してしまう人が出てきている。これまでそういう人たちを、自分とはジャンルの違う、もっとライトな原稿で済む人だと認識していたが、そもそもWEBのテキスト仕事の主軸がそちらに移っている現在では、僕のようなヘヴィな長文を書く方がむしろ亜流になりつつある。パソコンがないと原稿を完成させられないようなライターは、僕らの世代で最後になるかもしれないということである。(小寺信良)
続きを読む2018.09.10

『つないだ手をはなして』主演川上奈々美さんインタビュー

25日(土)よりスタートした「OP PICTURES+フェス2018」。9月14日(金)まで、テアトル新宿にて開催される。ピンク映画は成人映画、つまりR18として公開された作品だが、OP PICTURES+フェスでは中学卒業の年齢から見れるR15版が一般映画館で一挙に上映される機会なのだ。別編集で、18版にはなかったシーンがあったりと、一度観た観客にとっても新鮮な印象をもたらしてくれる。今回その中で公開された作品の主演女優である川上奈々美さんにインタビューを試みた。(切通理作)
続きを読む2018.08.27

ネット教育今昔物語

先週の土曜日、LINE株式会社主催で、子供のネットリテラシー教育に関わる人たちが集まって、情報交換会が行われたので、参加してきた。今回が初めての試みで、年内に3回の実施が予定されている。(小寺信良)
続きを読む2018.08.27

「お気持ち質問」本当の意味

ワイドショーでは今日も、日本ボクシング連名会長辞任劇や皇室婚約延期問題など、我々の生活とはかけ離れたニュースを懸命に報じている。不祥事はともかくも、人の結婚の話は色々デリケートなんだからそっとしといてやれよと思うのだが、そういうプライバシーをあれこれ言うのがワイドショーの役割であるから、仕方がない。ところでこうした本人取材において、テレビレポーターからよく発せされる質問に、「今のお気持ちをお聞かせください」というものがある。ネットでは、気持ちなんか聞いてどうするんだ、という声もあるところだ。確かに報道機関が押さえなければならないのは事実関係であり、当事者の気持ちはどうでもいいように見える。ではなぜレポーターは気持ちを聞きたがるのか。(小寺信良)
続きを読む2018.08.13

作家を目指すあなたへ その1〜「書き出しの一行」が小説作品全体のたたずまいを決定する!

でき上がった作品の書き出しと、小説の書き始め方はイコールではないのだから、どこから書き始めようと作者の自由である。二行目からであろうと、あるいは最後の一行からであろうと、書き手の書きやすいところから入ればよい。(草薙渉)
続きを読む2018.07.30

「小学校プログラミング必修」の期待と誤解

次期改訂学習指導要領にて、2020年より小学校から順次、プログラミング教育が導入されることとなった。すでにこれに関する広告も盛んに行なわれているところだが、あまり先行しすぎて、イメージだけで語られてしまう危惧も出てきている。例えば主要5教科と並んで「プログラミング」が新設されるとか、全員に教育用のパソコンが必要になるとか、プログラム言語習得が必須とかいった話はよくある誤解であろう。(小寺信良)
続きを読む2018.07.23

川端裕人×荒木健太郎<雲を見る、雲を読む〜究極の「雲愛」対談>第3回

荒木健太郎さんとの対話を採録します。荒木さんは、関東雪結晶プロジェクトの主催者としてまずは知りました。かれこれ2年半前だとおもいます。その時に読んだ「雲の中では何が起こっているのか」は、衝撃的な傑作でした。「優しい文章で語る」ことをひたすら志向しながら、書かれていること自体は、アバウトに丸め込んで平易にするのではなくて、ちゃんとディテールを大事にした、つまり、背景にある理論に忠実なものだと感じたからです。(川端裕人)
続きを読む2018.07.21

「骨伝導」のレベルが違う、「TREKZ AIR」を試す

頭蓋骨に振動を与えて音を聴く「骨伝導」は、元々補聴器に使われてきた技術だが、これを使って音楽を聴くというソリューションは以前から何度も試みられている。例えば枕に骨伝導アクチュエーターを仕込んで寝ている際に音楽を聴こうとか、スイミング中に音楽を聴こうとか、色々な応用が効く技術だからだ。(小寺信良)
続きを読む2018.07.09

明日にかける橋 1989年の想い出

1989年を舞台に、地方都市でのゆるやかな日常から物語は始まるのだけれど、女子高生であるヒロインの弟(小学生)が交通事故死したことから、暗い影が差し始め、まるでバブルがはじけリーマンショックに見舞われる世情と期を一にするかのごとく、この後何もかもがうまくいかなくなる一家の数十年が描かれていく。(切通理作)
続きを読む2018.07.02

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