日印デジタル・パートナーシップの裏にある各国の思惑を考える

今週は、インドのハイデラバードにいます。インド中南部のテランガーナ州の州都であり、アーンドラ・プラデーシュ州の州都も兼ねるハイデラバードは、急激な人口増が問題となるインドを代表するIT都市、バンガロールにキャッチアップする街として、注目を集めています。(高城剛)
続きを読む2018.11.12

今の時代にパーソナルコンピューターは必要か?

こんなに多くの依頼が集中したのはいつ以来だろうか。世の中でアップルの株価は下がっているようだが、テックライターとしての僕のところには、引きも切らさずアップル製品の記事依頼ばかりがやってきている。発表会はもちろんだが、ニューヨークから帰ってきた後に書いたレビューは全部で6本。3日ほどの間にすべてを書かねばならず、しかも通常の原稿も1本あったため、大変なことになってしまった。しかし、これはパソコン業界にとって、危機的状況と言えるのではないだろうか。(本田雅一)
続きを読む2018.11.09

「履歴」をもっと使おう

ちょっと、人によっては「それは当たり前だろう」と思われることを、改めて書いてみたいと思う。仕事柄、いろいろな人とファイルのやりとりをすることが多い。そうするとありがちなのが、「やりとりをするごとにファイルが増えていく」ということ。「本番」という文書ファイルがあるとすると、そこに改変が加わると「本番 10月30日」とか「本番 西田チェック」とかいう風に追記されていき、多数のファイルができるのだ。まさに「あるある」なのだが、これ、ほんとうに必要なのだろうか?(西田宗千佳)
続きを読む2018.11.05

インドのバンガロール成長の秘密は「地の利」にあり

今週は、インドのバンガロールにいます。2028年には中国を抜く人口大国インドのなかでも第三の規模を誇る巨大都市バンガロールは、近年、IT産業が活況なことから「インドのシリコンバレー」と呼ばれていますが、カリフォルニアとインドでは、実態が大きくかけ離れているのは、言うまでもありません。風光明媚なシリコンバレーに対して、バンガロールは、南アジア有数の大渋滞が有名で(逆走行車が日常です)、環境汚染も相当ひどい、まだまだカオスな街です。しかし、世界有数のITオフショアであるのは紛れもない事実で、世界全体を見たソフトウェア輸出でも、バンガロールのシェアはダントツです。いったい、なぜ、バンガロールで、これほどIT産業が盛んになったのでしょうか?(高城剛)
続きを読む2018.11.05

最近「オタク叩き」の論調がエクストリーム化して理解が非常にむつかしい件

フェミ(ニスト)であれネトウヨであれパヨクであれマスゴミであれ、自分の意見と合わない、かつ、自分の属性ではない誰かに何らかのレッテルを貼り、それに対して藁人形論法で叩きに行く手法はネットでは定番になってきました。先般のAV女優出演強要問題でも、また、オタクの抱き枕でも、おそらく双方には双方なりの言い分はありますし、そこに至るまでの経緯もコンテクストも積み上がっているはずです。(やまもといちろう)
続きを読む2018.11.01

ブロッキング議論の本戦が始まりそうなので、簡単に概略と推移を予想する

先日、海賊版対策に関する検討会議(タスクフォース)の議論は中間の取りまとめが行えず会議が無期延期となりました。その後、このタスクフォースで有識者としての意見をまとめられなかったため、今度は知的財産権本部でタスクフォースの親会が開催されることとなり、式次第が公表されました。恐らくは、タスクフォースで否定されたブロッキングの法制化について、内閣提出(閣法)またはMANGA議連など超党派の枠組みを使っての議員立法で強引に新法でも作ろうという話なのかもしれません。(やまもといちろう)
続きを読む2018.11.01

トレンドマイクロ社はどうなってしまったのか?

トレンドマイクロ社ネタを冒頭に持ってくるのは心が痛まないでもないのですが、あまりにも酷い状況になっているようで…。ちょっとセキュリティソフトとして許容されるレベルを超えているように見受けられ、正直関係各方面も心配しておったわけなのですが、ここにきて妙な釈明文や、ZDnetで提灯記事が出てしまうと真顔になるほかありません。(やまもといちろう)
続きを読む2018.10.31

情報を伝えたいなら、その伝え方にこだわろう

中東の武装は勢力に拘束されていた安田純平さんが、カタール政府を経由した交渉の結果、人質から解放されたニュースが駆け巡りました。失われていた可能性もあった邦人の命が助かったのですから、喜ぶべきニュースとは言えるのでしょう。しかし、一方で批判的な視点も多いようです。(本田雅一)
続きを読む2018.10.29

新陳代謝が良い街ならではの京都の魅力

今週は、京都にいます。一年以上に渡って続けている「NEXTRAVELER・京都」の取材がなかなか終わりませんので、行かねばならないインド行きの予定が伸びに伸びています。どうにか紅葉前にはリリースしたいと思いましたが、京都は散策すればするほど面白い場所が出てきますので、毎月のように取材しててもキリがないというのが正直なところです。(高城剛)
続きを読む2018.10.29

「本当かどうかわからない数字」に左右され責任を押し付けあう日本社会

今週は、東京にいます。イベントシーズンの秋には、多くの大型イベントが開催されており、今週は、日本最大の家電ショー「CETEC」に訪れました。しかし、驚くほどにプレゼンテーションがショボい。日本の企業は、数字に完全に囚われすぎてしまって、購買者の心を掴めていません。(高城剛)
続きを読む2018.10.22

ライドシェアの本質をアメリカで見た

読者のみなさんもご存じの通り、西田はこの9月、ほとんどの時間をアメリカで過ごした。自動車の免許もないので、移動はもっぱらUberやLyftなどの「ライドシェア」に頼るのが通常だ。ただ、今回はちょっと違っていた。(西田宗千佳)
続きを読む2018.10.15

新しい健康食トレンド「レクチンフリー」を日本ならではの形で試みる

今週は、中部地方を大移動してます。名古屋ー岐阜ー美濃太田ー関ー金沢ー福井ー岐阜、そして再び名古屋経由で京都に行き、再び名古屋まで戻ってきました。以前は、日本の秋といえば美食の季節で、地方の名産物を楽しみにしていましたが、近年はすっかり健康食に目覚めたことから、毎年この時期は日本ならではの健康食を追求するシーズンで、今年は「日本式レクチンフリー」を試みています。(高城剛)
続きを読む2018.10.15

グーグルさん、あなたのお客さんは誰ですか?

個人情報漏洩の可能性を示すバグを理由に、アルファベットは傘下のグーグルが運営するソーシャルネットワークサービス「Google+(グーグルプラス)」を終了すると発表しました。グーグルプラス関連サービス・アプリケーションの開発者が、50万人ぶんのグーグルプラス会員情報にアクセスできる状態にあったことが、閉鎖の理由だとしています。すでにこのバグは塞いでいるのですが、なぜかグーグルはこの事実を公表しませんでした。確かに実害はありません。グーグルによると開発者がこのセキュリティーホールを利用した形跡はないそうで、よって被害者はゼロ。現在のコンシューマー向けグーグルプラスの存在感の低さを考えれば、閉鎖によってグーグルが失うインセンティブもほとんど無視できるレベルでしょう。しかし、問題の本質はそこではありません。(本田雅一)
続きを読む2018.10.12

世界中の未来都市を訪れて気付いた良い街づくりの必要条件

今週は、名古屋にいます。この数ヶ月、世界中の未来都市を回ってきまして、いよいよ日本を代表する未来都市、名古屋の「ささしまライブ24」新開発地域が、一体どのように進んでいるのか、楽しみにやってきました。(高城剛)
続きを読む2018.10.08

イノベーションが「IT」で起きる時代は終わった

今週は、東京にいます。さて、帰国早々、あたらしいiPhoneを入手しましたが、ここにイノベーションはまったく起きていないと感じました。XS Maxは、ネーミングの好き嫌いはさておいたとしても、あまりに重く高価で、バックアップで使っているSEに乗り換えようかと思うほどです。(高城剛)
続きを読む2018.10.01

「酒を飲めない人は採用しない」という差別が騒がれない不思議な話

以前遠巻きにお世話になった会社なのですが、株式会社武蔵野というダスキン方面の会社の社長、小山昇さんが怪気炎を上げているというので見物に行きました。採用で正面から「弊社では酒を飲めない人は採用しない」と言い切り、飲み会をしない上司は三流と言い切る姿勢は、リップサービスもあるとはいえ理解ができません。時代錯誤というレベルを超えて、これはちょっとした下戸に対する就業差別ですらあるのではないか、と思います。「生まれつき飲めない人を差別していいのか」というのは言いがかりではなく、それを公言すること自体、本当に駄目だと思うわけです。(やまもといちろう)
続きを読む2018.09.30

虚実が混在する情報の坩堝としてのSNSの行方

米大統領選を左右した可能性もあるということなどからフェイクニュース問題が注目されて以降、SNSを中心にネット上で流通する情報の信頼性をどう担保するかが大きな課題となりつつあります。かなり突き放した考え方の一つとしては、誰もが自由に書き込みできるようなネット上の掲示板やSNSなどで流布される言説の類は、いわゆる“チラシの裏”に書き込まれた戯れ言同然であるという認識で受け止めるのがネットリテラシーの第一歩であると割切ってしてしまえばそれで済む話なのかもしれません。(やまもといちろう)
続きを読む2018.09.30

日本人の情報感度の低さはどこからくるのか

夏の終わりに臨時のヘルパーさんをお願いするなどして、少し休みを取り、家族を連れて結婚式出席がてらグアム、ハワイと西海岸、豪州へとラッシュ旅行をしてまいりました。海外から見た日本は非常にバイアスがかかりやすく、日本すげえ一辺倒か、出羽守的な日本は劣化した論に振れやすくなるのですが、個人的には一長一短、昔ながらの日本観、日本人論でもそう大きく変わりのない日本の姿でした。ただ、政府関係者の方とご一緒してみると、この日本の存在感のなさは端的に言って中国や中東諸国の混乱や成長、台頭との相対的なものであることに気づきます。(やまもといちろう)
続きを読む2018.09.28

スマートウォッチとしての完成度が上がったApple Watch

取材時にお借りした、そしてもう少しで返却せねばならない「Apple Special Event」で発表された製品。すべてを購入すると大変な金額になってしまいますが、その中で一番「これは!」と個人的に思っているのが「Apple Watch Series 4」です。(本田雅一)
続きを読む2018.09.28

技術はなんのために使うべきなのか

現在西田は、9月二度目の渡米のために、成田空港へ向かう成田エクスプレスの中にいる。今月は多忙につき、メルマガの執筆が小寺さん任せになってしまい、皆様に原稿をお届けできずに申し訳ないと思っている。せめて、取材中にこのところ考えていることについて、ちょっとここで書いておきたい。(西田宗千佳)
続きを読む2018.09.24

デトックス視点から魚が現代人の食生活に適しているかどうかを考える

今週は、カンザスシティにいます。カンザスシティは、カンザス州にあると思ってる方々がほとんどだと思いますが、実は、隣接するミズーリ州に位置します。正確には、両州にまたがって都市圏を形成しており、人口、産業ともミズーリ州側にほとんどが集中しているため、カンザス州側は郊外都市という位置付けとなります。さて、カンザスを訪れたのは、いつも検体を送っている「グレート・プレイン・ラボラトリー」を訪ねるためです。(高城剛)
続きを読む2018.09.24

フィンランド国民がベーシック・インカムに肯定的でない本当の理由

今週はヘルシンキにいます。昨年1月から、フィンランドではユニバーサル・ベーシック・インカムが、実験的にはじまりました。これは、世界で初めて政府レベルで実行したベーシック・インカム・プロジェクトということもあって、世界中で注目を集めています。そこで、KELA(フィンランド社会保険庁)を訪ね、実態を僕なりに考察するため、ヘルシンキに訪れました。(高城剛)
続きを読む2018.09.17

ZOZOSUITのビジネススーツ仕上がりが予想以上に残念だった理由を考える

ZOZOSUITを使って計測、発注していたビジネススーツが届きました。残念なことにその仕上がりは満足できるモノではありませんでした。たとえ既製品のスーツとしても信じられないような仕上がりです。サイズが合う、合わない以前に、立体的な縫製が合っていないため、ふつうに立っているだけで生地が皺だらけになるのです。問題の本質はサイズが合わないことではないと思っています。以前に作成したジーンズでも感じたのですが、計測した数値に対して、どのようなシルエットで仕上げるか? というファッション的な要素がまったく欠けているのです。(本田雅一)
続きを読む2018.09.14

「いままで」の常識が通じない「宇宙気候変動」について

今週は、イングランド北部ニューカッスルにいます。さて、今回この街に訪れたのは、97%の予測確率で知られるノーザンブリア大学の天文学者であり、最近、太陽と人類の未来について話題の論文を発表したバレンチナ・ザルコヴァ教授に、直接お話を伺うためです。(高城剛)
続きを読む2018.09.10

「Surface Go」を自腹で買ってみた

8月28日に発売された「Surface Go」を購入した。なぜか、といわれると回答に困る。「欲しかったから」といってしまえばそれまでなのだが、「自分で使いたいPCの条件に合っていたから」ということは大きいように思う。ぶっちゃけていうと「荷物を軽くしたかった」のだ。(西田宗千佳)
続きを読む2018.09.03

今世界でもっとも未来に近い街、雄安

今週は雄安にいます。北京郊外に開発中のあたらしいハイテク都市雄安は、「次の深セン」と言われるほど、中国では近年稀に見る巨大「国家級新区」として大きな話題となっている新興地域です。この「国家級新区」とは、国務院の批准を経て設立される「国家の重大発展と改革開放戦略の任務を受け持つ総合機能区」を意味し、1992年に国務院の批准を受けて設立された上海市浦東新区の成功を受け、千年の大計を持つ強大な都市計画として知られています。(高城剛)
続きを読む2018.09.03

安倍三選と野党支持低迷時代の思考法

自民党総裁選を控え、安倍晋三総理が総裁三選を確実なものにする一方、枝野幸男さん率いる立憲民主党も支持が低迷、野党全部合わせても20%にも満たない政党支持率に落ち込むという非常に退廃とした政治環境に陥っているのは何故なのでしょうか。(やまもといちろう)
続きを読む2018.08.31

米豪だけでなく日露も導入を見送る中国通信機器大手問題

本来、当メルマガではあまり込み入った特定銘柄の話はしない方針ではあるのですが、このほどアメリカでは安全保障上の理由で正式に中国系通信機器大手、HUAWEI(華為)社、ZTE(中興通訊)社の2社については先行して使用禁止という決着になり、米中貿易問題のきっかけを作りました。(やまもといちろう)
続きを読む2018.08.31

沖縄、そして日本の未来を担う「やんばる」

今週は名護にいます。自分で作ったガイドブックを片手に、まるで復習するような旅路は、実に不思議な感覚です。制作をはじめてから一年以上経過し、すっかり忘れていることもあるのでしょうが、まるで、もうひとりの自分が別の自分に教えるように、ふと感じることがあります。(高城剛)
続きを読む2018.08.27

テクノロジーが可能にしたT2アジア太平洋卓球リーグ(T2APAC)

テクノロジーが大きくものごとを変えていく。これまでも多くの場面で感じてきたことですが、ここ数年は“当たり前のこと”としてあまり大きな驚きを感じなくなっていました。少々、感覚的に麻痺していたのかもしれません。そんな中でも、これはおもしろいと思った事例について話を聞くことがありました。それは“卓球”のプロリーグに関する話です。日本でもTリーグという卓球のプロリーグが開かれているようですが、僕が話を聞いたのは「T2アジア太平洋卓球リーグ(T2APAC)」についてです。(本田雅一)
続きを読む2018.08.24

旧モデル利用者が「Qrio Lock」をチェックした

2週間ほど前から、スマートロック「Qrio Lock」(以下新モデル)を使っている。7月の末に発売された新製品だ。筆者は、同社が2015年に発売した初代モデル「Qrio Smart Lock」(以下旧モデル)でも使っていた。そちらからの切り替えになる。両者の比較も含め、使い勝手を説明してみたいと思う。Qrioは、ドアの「サムターン」と呼ばれるつまみにかぶせることで鍵をスマート化するデバイスだ。構造自体は、前モデルも今回のモデルも変わらない。構造から利用する電池、通信方式まで、旧モデルと新モデルに変化はない。ではどこが変わったのか? とにかく使い勝手が劇的に変わった。(西田宗千佳)
続きを読む2018.08.22

お盆の時期に旧暦の由来を見つめ直す

今週は東京にいます。夏休みを利用して、東京に遊びに来ている海外ゲストにお目にかかると、皆一様に「お盆」について、説明を求めます。そこで僕は、まず旧暦について、話をはじめます。日本の旧暦は、一般的に太陽太陰暦と言われ、別名「天保暦」とも呼ばれており、この「天保暦」以前も日本では太陰太陽暦(寛政暦)を使用していましたが、天保15年(1844年)に、改めて精度の高い最新バージョンに置き換えられました。「天保暦」の完成度は相当高く、現在、日本が採用しているグレゴリオ暦より太陽年の誤差がありません。(高城剛)
続きを読む2018.08.22

結局「仮想通貨取引も金商法と同じ規制で」というごく普通の議論に戻るまでの一部始終

すでに報道されましたが、金融庁の「仮想通貨交換業等に関する研究会」も大枠がだいたい見えるようになってきて、仮想通貨を実現している技術的な側面や、フィンテック的な金融関連技術の側面はおおよそのコンセンサスが定まりました。残される海外の利用事例や規制実態との整合性についてと、既存法令下であるべき仮想通貨取引の実態調査あたりが残って、お題目はともかくいま起きている問題についてさっさと取り締まりを進めましょうということで駒が進んだというのは大いに結構なことだと思います。(やまもといちろう)
続きを読む2018.08.22

「古いものとあたらしいものが交差する街」に感じる物足りなさ

今週は金沢にいます。北陸新幹線が金沢まで延長されて以降、この街の観光ラッシュの勢いは止まりません。いまも、あたらしいホテルが続々と建造中で、多くの人たちは「古いものとあたらしいものが交差する街」として、人口わずか40万人強の金沢へ続々と訪れています。(高城剛)
続きを読む2018.08.13

闇が深い国際ボクシング協会(AIBA)の問題点

ご存知の方も多いでしょうが、そもそもアマチュアボクシングは「国際ボクシング協会(AIBA)」の組織運営に問題があるとして、IOCのバッハ会長が統括団体のガバナンス(組織統治)や審判の判定で、繰り返し問題が浮上してきていることから、2020年東京五輪の実施競技から除外する可能性があるという話があります。(本田雅一)
続きを読む2018.08.10

どうなる? 小中学校へのスマホ持ち込み

10月13日に毎日新聞が報じたところによると、大阪府教育委員会が、現在原則禁止となっている携帯電話やスマートフォンの持ち込みを、見直す方針を固めたという。小中学校への携帯電話持ち込み禁止は、2008年に当時の橋下徹知事が決めたもので、それをきっかけにこの動きは全国に拡がった。当時は安全のために子供に持たせたいという保護者と、学校に勉強以外の物を持ち込ませたくない学校側とが対立し、学校が文科省にお墨付きが欲しいとして、2009年に通知を出させたという経緯がある。この通知は今も生きていて、全国の公立小中学校が原則携帯電話やスマートフォンの持ち込みが禁止されているのは、これを根拠としている。(小寺信良)
続きを読む2018.11.12

PTAがベルマーク回収を辞められないわけ

筆者はシングルファーザーになって以来、学校のPTA活動には積極的に参加してきたほうであろう。本部役員こそやってないが、広報委員長や成人教育委員会副委員長などを歴任し、花壇の植え替えや校内清掃などのボランティアにもほぼ参加している。そんな中でも、やってない活動がある。ベルマーク集計だ。(小寺信良)
続きを読む2018.10.29

このイカが意外に便利、スマホ三脚「SQUIDDY」

ゴリラポッドという三脚をご存じだろうか。ミニ三脚の一種だが、三本の足が自在に曲がるようになっていて、どこにでも巻き付けてカメラを固定できるとして、もう10年ぐらい前から地道に人気のある商品である。こうした「フレキシブル三脚」とでも言うようなジャンルは、出始めこそ類似商品が出回ったものの、新しいコンセプトの製品はなかなか登場しなかった。それだけゴリラポッドは汎用性が高かったという事だろう。そんな中、「SQUIDDY(スクイディ)」は、まさに新コンセプトのフレキシブル三脚だと言える。(小寺信良)
続きを読む2018.10.22

「脳内の呪い」を断ち切るには

ぐるぐるといつも同じことを考えてしまう。 意味もないし、建設的でもなく、辛いので止めたいと思っていても止められず、気づくといつのまにかまた考えてしまっているーー。 そんな経験のある人は少なくないと思います。 最近気づいたのは、こうした「脳内の呪い」の構造は、心理学の「強化理論」を拡張することで説明可能だということです。(西條剛央)
続きを読む2018.09.19

「狭霧の彼方に」特別編 その3

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第3回目(甲野善紀)
続きを読む2018.09.16

「狭霧の彼方に」特別編 その2

釈徹宗先生に田口慎也氏を紹介した「狭霧の彼方に」特別編の連載第2回目(甲野善紀)
続きを読む2018.09.14

「狭霧の彼方に」特別編 その1

今年(2018年)の5月31日、私は何年も前から考えていた「見合い」を一つ実現させた。「見合い」と言っても男女の出会いを世話したわけではない。浄土真宗の世界で近年その声名が高くなられている釈徹宗・如来寺住職と、私がこのメールマガジンで、かなり長い間往復書簡を行った田口慎也氏のお二人を是非引き合わせたいという企画がその「見合い」である。(甲野善紀)
続きを読む2018.09.12

スマホv.s.PC議論がもう古い理由

PC、IT系ライターの世界は、20代後半から30代半ばの人たちに主力が移りつつある。そういう人たちの中には、原稿の執筆自体をスマホだけで完結してしまう人が出てきている。これまでそういう人たちを、自分とはジャンルの違う、もっとライトな原稿で済む人だと認識していたが、そもそもWEBのテキスト仕事の主軸がそちらに移っている現在では、僕のようなヘヴィな長文を書く方がむしろ亜流になりつつある。パソコンがないと原稿を完成させられないようなライターは、僕らの世代で最後になるかもしれないということである。(小寺信良)
続きを読む2018.09.10

『つないだ手をはなして』主演川上奈々美さんインタビュー

25日(土)よりスタートした「OP PICTURES+フェス2018」。9月14日(金)まで、テアトル新宿にて開催される。ピンク映画は成人映画、つまりR18として公開された作品だが、OP PICTURES+フェスでは中学卒業の年齢から見れるR15版が一般映画館で一挙に上映される機会なのだ。別編集で、18版にはなかったシーンがあったりと、一度観た観客にとっても新鮮な印象をもたらしてくれる。今回その中で公開された作品の主演女優である川上奈々美さんにインタビューを試みた。(切通理作)
続きを読む2018.08.27

ネット教育今昔物語

先週の土曜日、LINE株式会社主催で、子供のネットリテラシー教育に関わる人たちが集まって、情報交換会が行われたので、参加してきた。今回が初めての試みで、年内に3回の実施が予定されている。(小寺信良)
続きを読む2018.08.27

「お気持ち質問」本当の意味

ワイドショーでは今日も、日本ボクシング連名会長辞任劇や皇室婚約延期問題など、我々の生活とはかけ離れたニュースを懸命に報じている。不祥事はともかくも、人の結婚の話は色々デリケートなんだからそっとしといてやれよと思うのだが、そういうプライバシーをあれこれ言うのがワイドショーの役割であるから、仕方がない。ところでこうした本人取材において、テレビレポーターからよく発せされる質問に、「今のお気持ちをお聞かせください」というものがある。ネットでは、気持ちなんか聞いてどうするんだ、という声もあるところだ。確かに報道機関が押さえなければならないのは事実関係であり、当事者の気持ちはどうでもいいように見える。ではなぜレポーターは気持ちを聞きたがるのか。(小寺信良)
続きを読む2018.08.13

作家を目指すあなたへ その1〜「書き出しの一行」が小説作品全体のたたずまいを決定する!

でき上がった作品の書き出しと、小説の書き始め方はイコールではないのだから、どこから書き始めようと作者の自由である。二行目からであろうと、あるいは最後の一行からであろうと、書き手の書きやすいところから入ればよい。(草薙渉)
続きを読む2018.07.30

「小学校プログラミング必修」の期待と誤解

次期改訂学習指導要領にて、2020年より小学校から順次、プログラミング教育が導入されることとなった。すでにこれに関する広告も盛んに行なわれているところだが、あまり先行しすぎて、イメージだけで語られてしまう危惧も出てきている。例えば主要5教科と並んで「プログラミング」が新設されるとか、全員に教育用のパソコンが必要になるとか、プログラム言語習得が必須とかいった話はよくある誤解であろう。(小寺信良)
続きを読む2018.07.23

川端裕人×荒木健太郎<雲を見る、雲を読む〜究極の「雲愛」対談>第3回

荒木健太郎さんとの対話を採録します。荒木さんは、関東雪結晶プロジェクトの主催者としてまずは知りました。かれこれ2年半前だとおもいます。その時に読んだ「雲の中では何が起こっているのか」は、衝撃的な傑作でした。「優しい文章で語る」ことをひたすら志向しながら、書かれていること自体は、アバウトに丸め込んで平易にするのではなくて、ちゃんとディテールを大事にした、つまり、背景にある理論に忠実なものだと感じたからです。(川端裕人)
続きを読む2018.07.21

「骨伝導」のレベルが違う、「TREKZ AIR」を試す

頭蓋骨に振動を与えて音を聴く「骨伝導」は、元々補聴器に使われてきた技術だが、これを使って音楽を聴くというソリューションは以前から何度も試みられている。例えば枕に骨伝導アクチュエーターを仕込んで寝ている際に音楽を聴こうとか、スイミング中に音楽を聴こうとか、色々な応用が効く技術だからだ。(小寺信良)
続きを読む2018.07.09

明日にかける橋 1989年の想い出

1989年を舞台に、地方都市でのゆるやかな日常から物語は始まるのだけれど、女子高生であるヒロインの弟(小学生)が交通事故死したことから、暗い影が差し始め、まるでバブルがはじけリーマンショックに見舞われる世情と期を一にするかのごとく、この後何もかもがうまくいかなくなる一家の数十年が描かれていく。(切通理作)
続きを読む2018.07.02

Macを外でどーすんだ問題を解決する「cheero Power Deluxe」

筆者はまる1日取材と執筆で出かけているという事はそれほど多くないのだが、場合によっては記者発表会を2件ハシゴする合間にネカフェに籠もって仕事、というパターンはある。持ち歩き用のMacBookPro 2016はその間稼働しっぱなしになるが、最大10時間稼働は伊達ではなく、大抵は充電無しでなんとかなる。ただ、こういう日が2日続くと、つい家に帰って充電するのを忘れて、翌日もカバンに入れたまま出かけてしまうという事がある。こうなると2日目は2時間程度しか保たず、あとはリュックの中でただの「重り」と化すわけだ。ACアダプタを持ち歩けばいいじゃないかと思われるかもしれないが、純正アダプタはサイズが大きく、サードパーティのものもそれほどサイズに代わりはない。cheeroから5月末に発売された「Power Deluxe 20100mAh」は、USB PD 45Wに対応するという。ということは、MacBookProも相当の速度で充電可能になるわけだ。早速試してみた。(小寺信良)
続きを読む2018.06.25

川端裕人×荒木健太郎<雲を見る、雲を読む〜究極の「雲愛」対談>第2回

川端:そもそも、荒木さんとのファーストコンタクトは、僕が『天空の約束』(気象を予知する能力を持つ〈空の一族〉をめぐるストーリー)という小説の解説を、荒木さんにお願いしたのが始まりでしたよね。(川端裕人)
続きを読む2018.06.16

武術研究者の視点—アメフト違法タックル問題とは? そこから何かを学ぶか

最近世間の耳目を集めているのが、日大と関学とのアメリカンフットボールの試合の中で日大の部員が行なった違法タックルの問題。このことについては、私もどうにも目が離せず、ここ数日間ずいぶんとこの報道を見ることに時間を割いてしまった。(甲野善紀)
続きを読む2018.06.04

VRコンテンツをサポートするAdobeの戦略

5月の連休明けに日本でもオーダー可能となったOculus Goの人気は、今だ衰えないようだ。これが一過性のブームに終わるのか、それともここをステップに新しいビジネスのウインドウが開くのかは、国産のコンテンツの充実度次第だろう。大きく期待されるのは、スポーツやコンサート、ショーイベントなど、実写VR動画コンテンツの充実だ。ただし360度カメラで撮影しただけではダメで、キチンとした演出およびオーサリング、言うなればマネタイズまで含めたフォーマッティングが必要となるのは言うまでもない。こうした実写VRコンテンツをサポートするのが、AdobeのAfterEffectsやPremiere Proといった動画系ツールである。(小寺信良)
続きを読む2018.06.04

川端裕人×荒木健太郎<雲を見る、雲を読む〜究極の「雲愛」対談>

(川端)荒木さんは、関東雪結晶プロジェクトの主催者としてまずは知ったのですが、その時に読んだ『雲の中では何が起こっているのか』は、衝撃的な傑作でした。「優しい文章で語る」ことをひたすら志向しながら、書かれていること自体は、アバウトに丸め込んいで平易にするのではなくて、ちゃんとディテールを大事にした、つまり、背景にある理論に忠実なものだと感じたからです。(川端裕人)
続きを読む2018.06.02

なんでもアリのハイレゾスピーカー「RS-301」を試す

「ハイレゾ」というキーワードは、2016年にもっとも盛り上がりを見せた。すでに製品としては珍しいものではなくなってきたが、当たり前になってくると話題にならなくなる。さらに現在のトレンドは、左右完全セパレート型イヤホンに移った。ハイレゾ対応は今のところできないために、必然的にハイレゾというキーワードを見かける機会も減っている。実際、ハイレゾを聴くのは大変だ。(小寺信良)
続きを読む2018.05.21

見捨てられる子供の安全

警察庁が4月26日に発表した「平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について」という資料がある。これによれば、児童被害に至る手段としていわゆる「出会い系サイト」はほぼ壊滅状態にあるのに対し、SNSによる被害の増加が止められていない傾向が示された。(小寺信良)
続きを読む2018.05.07

Alexaが変えた生活(悪い方に)

先日、ついに一般発売が始まったAmazon Echo。Amazon様のご招待を受けて筆者が購入したのは昨年11月末のことで、それ以降ダイニングの音楽再生装置として、出窓の真ん中におかれている。ただ我が家では、ストリーミング音楽の再生装置として、最初から評価は低かった。(小寺信良)
続きを読む2018.04.23

俯瞰するには悪くない?「4K8K機材展」

今週4月4日〜 6日の予定で、東京ビッグサイトで開催されている「4K8K機材展」。実は今年初めて行なわれる展示会だが、行ってみたらなかなか面白かった。タイミング的には、もう来週からNAB2018がスタートするので、主たる企業の新しい機材はみんな米国へ渡っている。そういう意味では、NABで発表するネタがここで見られるわけではないのだが、逆にNABに出すほどは完成していないというプロトタイプもコッソリ見ることができる。ある意味、裏展示みたいな扱いとして、面白いポジションである。この中でプロ機材ではなく、コンシューマでも注目の機材があったので、ご紹介しておこう。(小寺信良)
続きを読む2018.04.09

孤独と自由との間で、私たちは生きている

昨日、海辺の通りをひとり歩きながら、 自分に立ち現れている世界は、実は自分だけの世界なんだなあとふと思いました。(西條剛央)
続きを読む2018.03.19

Geminiを使い倒した2週間

前々回の本コーナーでは、Gemini PDAの仕様をお伝えしたところである。あれから2週間、様子を見ながら徐々に原稿書きサポートマシンとして現場投入してきているところだ。今回はそこから見えてきたノウハウをご紹介したい。(小寺信良)
続きを読む2018.03.19

川端裕人×小野雅裕 対談<答えの出ない「大きな問い」が僕らをつないでくれる>

(川端)ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』の話から始めてもいいでしょうか? (小野)あれは面白かったですよね。続編の『ホモ・デウス』は読まれました?  (川端)未読です。歴史的な背景として『サピエンス全史』をベースにした上での、未来予測本、みたいなものですよね。(川端裕人)
続きを読む2018.03.17

ようやく到着 ポータブル原稿書きマシン「Gemini」

2017年1月、クラウドファンディングサービス「Indigogo」にて、Gemini PDAなる製品の募集がスタートした。公開されたプロモーションビデオを見ると、かつてイギリスで販売されていたPDA「Psion 5mx」によく似ている。かつて筆者はかなりPsion 5mxを使い倒しており、あのキーボードを使って取材のメモ書きもこなしていた。入門用の書籍も出したことがある。これはオーダーしないと、ということで申し込んでいたのだが、2月28日に手元に到着した。(小寺信良)
続きを読む2018.03.05

高2だった僕はその文章に感情を強く揺さぶられた〜石牟礼道子さんの「ゆき女聞き書き」

石牟礼道子さんが亡くなった。『苦海浄土』は、自分にとって大きなインパクトを与えられた作品であり、一時代の終わりを感じさせられる。石牟礼さんが描いた水俣を訪ねると、石牟礼さんの功績を否定する人はおらず、ただ「患者を聖なる存在にしてしまった」というような批判はあったりはする。「現場」は様々な利害、便益が、交錯する場なのだなと思い知られたこともあった。(川端裕人)
続きを読む2018.02.20

MacBook Proをサクッと拡張する「QacQoc GN28G」

最近はMacBookの横にくっつけるタイプの拡張端子が結構低価格で出回るようになってきている。最初はクラウドファンディングあたりで出始めた商品だと思うが、今は量販店などでも様々なメーカーから販売されるようになっており、Amazonで探しただけでも7〜8種類はありそうだ。価格的にも結構安い。時代は変わったなぁと思いつつ、比較的評判の良さそうなものを1つ買ってみた。それが「QacQoc GN28G」である。(小寺信良)
続きを読む2018.02.19

AV女優だからって、特別な生き方じゃない 『名前のない女たち~うそつき女』サトウトシキ監督インタビュー

メルマガ「映画の友よ」で公開中の映画『名前のない女たち〜うそつき女』の取材を行い、サトウトシキ監督にインタビューしました。(切通理作)
続きを読む2018.02.16

「他人のタスク」に気を取られるな–自分を変える人のほうが得をする

古くから、多くの賢人たちが、人間という生き物がいかに自分ではコントロールできない「他人のタスク」に心を奪われ、「自分のタスク」に使うための時間を失っているかということを、説いてきました。(名越康文)
続きを読む2018.02.07

面接やプレゼンにも効果的! 「他人を味方に変える」ための3つのアプローチ

自分を否定されたらどうしよう、無視されたらどうしよう、仲良くなれなかったら嫌だな……。私たちは初対面の相手や、少し苦手意識のある人に会うとき、無意識のうちに不安を覚えています。(名越康文)
続きを読む2018.01.31

こ、これは「スマート」なのか? スマートカメラ「IPC-T3710-Q3」が割とやべえ

家庭内で使うための監視カメラを購入することにした。Amazonで探すと、この手のWi-Fiで繋がるカメラは有象無象の製品があるのだが、比較的廉価で問題なく使えたと評判の高い「ELEGIANT ネットワークカメラ監視 ネットワーク IP WEB カメラ HD高画質 屋外屋内兼用」というのを購入してみた。これがいろんな意味でやべえ製品だった。(小寺信良)
続きを読む2018.01.22

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