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中央線に「サブカルクソ女人生」の夢ひらく!? 映画『歌ってみた 恋してみた』 上埜すみれ×深琴対談

『歌ってみた 恋してみた』は7月6日より吉祥寺ココマルシアターで公開中。

http://www.utakoi.net/

上埜すみれ(左) 深琴(右) 都内某所にて
 
高円寺を舞台に、脳内妄想の強い「サブカルこじらせ女子」と、実像と虚像の間で揺れ動く「男の娘」との友情、そして男性ミュージシャンとの対立をミュージカル仕立てで描いた祝祭的な映画『歌ってみた 恋してみた』(西荻ミナミ監督作品)。主演の「サブカルこじらせ女子」を演じた上埜すみれと、中央線女子を象徴するような役を演じた深琴が、都内某所で対話した。
 


上埜すみれ 『歌ってみた 恋してみた』(以下『うたこい』)には、私と「男の娘」役の大島薫さん、ミュージシャン役の本村壮平さんという、ストーリーを動かす3人の主軸が居るんですけど、観るたんびに、誰に視点を置くかでまったく違って感じられる映画です。

深琴 何度も観てほしいよね。

切通 W主演の大島薫さんとは、現場で一緒になっていかがでしたか。

上埜 月並みになっちゃうんですけど、まず思ったのは「可愛い!」って。

深琴 うんうん。可愛いよね!

大島薫 (c)Harunohi Records
 
上埜 初めて会った時びっくりしました。実際にはもうちょっと「男性味が感じられながらも、女子の格好してる方」なのかなと思ったら、普通に「女子」で。街ですれ違ったとしても「あ、女性だ」って思うような。

深琴 細いしね、すごく。

上埜 それを保つストイックな美意識がすごいと思ったし、あと性格は結構イケメン。寒い日の撮影のとき、あったかい飲み物買ってきてくれたり。

深琴 優しい!

上埜 けっこう「気遣いの人」ってイメージが。

切通 大島薫さんはある種のヒーロー役だと思いました。気持ちいいですよね。映画はいよいよ6日から公開ですね。

上埜 いいかたちで上映館が決まったので、観に来てくださると嬉しいです。監督の西荻ミナミさんも長編映画が初めてで、上映も初めてなので、どうやったら映画館で上映できるのか誰もわかんないところから始まったんです。私も西荻さんやスタッフさんと一緒に、色々都内の映画館に電話かけまくったり。

深琴 えーすごーい。えらい。

上埜 公開中は毎日通おうかと思って。

深琴 毎日ヒロインに会えるっていいね。

切通 ガールズトークの日もあるんですよね。上埜さんと深琴さん、しじみさん、小林梓さんが登壇されて。

深琴 美月葵さんも来る日があるそうです。

切通 ではそろそろ、お2人が本作に出るようになったきっかけを教えてください。

上埜すみれ
 
上埜 私は「ゆうこ」という役なんですけれども、最初はそうじゃなかったんですよね。小林梓さんが演ってらっしゃる「テレビの中のアイドル」役だったんですよ。ミュージックビデオの中に出演してほしいと。
 主演のオーディションは別にやっていて、でもイメージに合う人がいなかったらしいんですよね。それでお話を頂いて「ぜひやらせていただきます」って。

深琴 私はそのゆうこ役オーディションに応募したんですよ。「大島薫さんの相方募集」みたいな感じで「奇跡の『男の娘』とW主演やってみませんか?」って広告があって。あいにく当日風邪ひいて行けなかったんですけど、で色々あって、私は別の役に。

深琴
 
深琴 最初、本村壮平さんがやっているバンド・上海クロニクルのメンバーの役をやらないかって言われたんですけど、前に出た『青春夜話amazing place』という映画で、監督にエアギターのダメ出しをされたんで、ちょっとバンドマンの役は荷が重いなと思って、お断りしたんです。「私自信ないです」って正直に言って、どうでもいい、あんまり負担がない役をお願いしますって。

切通 「私、バンドマンの役だって出来るんだ」って言って、『青春夜話』の監督を悔しがらせてやればよかったのに。でも、『うたこい』の深琴さんの役は、これもまた、観る度に印象が変わる、出番は少ないながらも映画の中で重要なエッセンスだと思いましたね。

上埜 深琴さんの役は、すごい印象的です。深琴さんは実際会って話すと気さくですけど、スクリーンで見るとまた印象が違いますね。切通さんが監督した主演作『青春夜話』だと、ばーっとはっちゃけてて奔放な姿や、あとセクシーな姿はホントに女性から見ても色っぽいなと思うし、逆にすごいダウナーな姿も好き。便所飯を一人食べるシーンとか。色んな面がスクリーンで見れる女優さんで。プライベートでも知らないところがたくさんあるんじゃないかと勝手に思ってます。

深琴 ありがとうございます。

深琴主演『青春夜話amazing place』。7月15日【フェチフェスR15上映会】にて上映
https://www.fetifes.com/ff165-movie.html

 
深琴 『うたこい』はみんなハマり役で、印象的な役柄が揃ってるから、目立たないとと思って、服とか、頭に人形付けたりとか……。

上埜 深琴さんチョイスなんですか。

深琴 そうなんです。

上埜 かわいいですよね。バービー人形。

深琴 名前がリカちゃんだったから。

上埜 リュックも?

深琴 そうそう。ちょっとでも、演技じゃないところでも目立とうと思って。

上埜 高円寺っぽさもあって。

深琴(左) 嶺生まや(右) (c)Harunohi Records
 
切通 2回出てきますけど、最初この映画を観た時は、1回目と2回目のギャップを演じ分けているのかと思っていたら、もう一回観たら、2回目のニュアンスが1回目にも入っている。

深琴 でも、私が演じたリカみたいな子は、有名人にとっては「あるある」なんですかね? あのシーンは意味がわかんないで演じてました。やってることがわかんないんじゃなくて、映画として意味がわかんなかった。完成した映画見たらなんとなくわかったような気もしたけど。

上埜 そういうこと、私もありました。演ってる時、それがどういう意味なのか、実はあんまりよくわかってなかったりして。ちゃんとつながってるのを見て「あ、そういうことか」って。

深琴 そうそう。背景が見えないというか。現場で「間違ってはいないんだろうけど、正解かどうかはわかんない」と思って演じてました。あんまり監督って、良い、悪い言わない人ですよね。「いいよ、いいよ、なんでもOK」みたいな感じ。

上埜 最初は怒ってるのかなって。あまりにもなんにも言わないから。

深琴 そうそう、呆れてんじゃないかな?諦めてんのって。

 
上埜 だんだん監督のペースがつかめてきたら、「けっこう自由にやってもいいんだな」って空気を作ってくれてるんだなと逆に思えて、演じている自分の間口が広がりましたね。
ただ、あんまりはっきりしない態度の時は難しい。会いたい人が居るけど行かないとか。わかりやすく感情が動いてる時じゃない時の演技が難しいなって。

深琴 監督があんまり説明しないから。

切通 画面で確認するしかないみたいな。

上埜 自分の作品見るのが嫌だっていう人も居るかもしれないですけど、私は演技観て「なんで私こんななんだろう」ってへこんで、でも頑張ろうっていうのがけっこう好きというか、それなしでただ自分の姿晒す方が怖いです。

深琴 そう。わかるわかる。

上埜 自分で一回認識しておけば……覚悟は決めておきたい。
 

マドンナ感がある上埜すみれが「サブカルクソ女」に挑戦

切通 最初にプロット読んで面白そうだと思ったところは、どんなところでした?

上埜 今まであまりやったことのない役だったから。地方から上京してきて、高円寺に住み着いてるサブカルニートみたいな……所謂現代に居る普通の女の人の役って、あんまりやったことなかったんです。なんか死んでる人の役とか、戦う役とか、アクのある役が多かったんです。

切通 ゆうこは、大島薫さんが演じるひかるから「いつもまっすぐで、そして人並みに弱い」とひかるから言われてますよね。

深琴 でも普通じゃないですよね、ゆうこって。
 上埜さんご本人と、ゆうこの役は全然違うなって印象を受けたんです。ティッシュ配りのバイトしてて、受け取らない通行人にティッシュ投げて、いきなりキレたりとか。

上埜 私はあそこまで発散型じゃないですね。ゆうこに関しては、コミュ障な感じが私に似てるかもしれない。自分が演ってるから、そうなるのかもしれないですけど。

切通 ちょっとなまなましいキャラでしたね。「自分の中にもこういう痛いところあるなあ」って思えるような。
前から、上埜さん本人には役柄以上に品があると思っていて……。

深琴 あ~、あるある。ご本人の方が映画の登場人物みたい。居そうで居ない。

切通 マドンナ感がありますよね。でも今回のゆうこ役は、そこを全部かなぐり捨てたような。

上埜 自分でも観てて「ヤバい、キモい」っていう感じに。「残念感」が色んなシーンで出てて。

深琴 高円寺っぽいというか、サブカル女子っぽいというか。

上埜 「サブカルクソ女」的な。

深琴 ちょいちょい「ヤバい人オーラ」出てましたよね。見る度に上埜さんの芝居が癖になるというか。ゾクゾクってするの。

上埜 (笑)ありがとうございます。ホン読んで登場人物が全体的に、現実社会よりもキャラクターっぽいと思ったんです。ゆうこもホンではキャラっぽいキャラだったんです。そのままやっちゃうとリアルじゃないというか「二次元のキャラです」みたいになっちゃいそうなので、なるべく本当に残念に寄せたいなと。

深琴・切通 あー。

上埜 「そういう子いるよね。うんうん」じゃなくて、ホントに「わ、キモ」って。

深琴 友達いない感じの。

上埜 そう見えたらいいなって。

切通 最初観た時はちょっとびっくりしましたが、上埜さんの力量故のあの役ですね。

深琴 メジャーな女優には出来ない。
 そもそもゆうこがこだわってる「タクロー」ってのが、カラオケ歌ったりしてユーチューブで人気があるっていう設定だけど、要するにただの「一般人」じゃないですか。歌手でもスターでもなんでもない一般人追いかけて東京で暮らす。すごいよね。その執着というか。ちょっと頭のネジがおかしくないと、そこまで現実にはできなくない?

上埜 たしかに誰か一人をそこまで一途に思うっていうのは……。

深琴 アイドルとかならわかるよ、素人みたいな人をそこまで……その時点でちょっとおかしいじゃん、ヒロインとして。

切通 それが中央線っぽいんですかね。

上埜・深琴 あー。

切通 彼女にとって田舎には何もない。東京に来てみたら何かあるんじゃないかっていうことの一つの象徴として「好きな人」が居るというか。

深琴 そこはわかるよ。

上埜 「東京マジック」というか。来てみたらそんなにきれいな場所じゃなくて、失望するみたいな。

切通 ひかるが「男の娘」だっていうのがまた自由の象徴というか。都会ならではというか。「男の娘」が友達なんだっていう部分に自分勝手にはしゃいでいるゆうこの横で、当のひかるが訝しげな表情になるシーンもありましたよね。
 

表現をする人間の葛藤

上埜 こないだ完成披露試写で何度目かに観て、ゆうこが鬱になった時の心理はけっこう自分に近いなと思いました。やりたいことあるのに、何も出来ないで「今日も一日、何も出来なかった」って。

切通 「傷つく事のないように生きてきたの」って言うところもありましたね、自分の痛さを自覚しているつらさもある。

上埜 会いたい人がいるのに、「バイト先が休みの日に、わざわざ自分が行動するまでもない」とか言って、家の中でひきこもってるシーンとか。

切通 広がった羽を自ら外してしまう。あれはいいシーンでした。誰に対してではなく、自分に対して嘘をついちゃうところって、人間にはありますよね。まっすぐ行ける人がうらやましい。

深琴 映画の中で大島薫さんがやったひかるみたいな人が眩しいみたいな。

切通 そうそう。

上埜 撮影している時は不思議で「え? なんで会いに行かないんだよ」って全然理解できなかったんですけど、完成したの見て、いまの自分にかえって近いなあって。

深琴 ご本人よりも西荻さんの方が上埜さんの本質をわかってる?

上埜 そうなのかも(笑)。

切通 表現する人間の葛藤みたいな。

深琴 そこはすごい共感できた。

上埜 本村(壮平)さん演じるミュージシャンの「そうすけ」の役がすごく……自分の承認欲求と周りの付いていかなさが。自分のやりたい曲がバンドの曲にアレンジされちゃって。

切通 衣緒菜さん演じる事務所の社長の方針で。

上埜 全然これじゃ自分の作品じゃないと思いながらやんないといけないみたいな。
 私、ノーメイクスやってたじゃないですか。女優をやっていくうえで『アイドルになる』というのが想定外だったので、アイドルとして見られてる自分と、アイドルではないと思ってる自分の間でけっこう「私は誰なんだ?」ってなって、悩んでた時期とかあって。本村さんが、自分のやりたい曲を自分のやりたいように出来てなくて、それで社会的評価を得ている葛藤がすごくわかる。
監督はわりと本村さんの役に感情移入してたような気がします。もともと音楽やってる人だから。自主でレーベル立ち上げてCD作ったり。だからたぶんあそこが一番書きやすかったんじゃないかな。伝えたいことが明確に伝わるような。

深琴 私「怪物うんこまん」のところがすごい好きで……。

切通 ゆうこがそうすけと喧嘩するシーンですね。自らが信者である「タクロー」のことをそうすけからコピー野郎のうんこまんだってバカにされて。「怪物うんこまんはおめーらの方だろ」って啖呵切る上埜さんが気持ちいいですよね。

上埜 焼けっぱちになってましたね。

切通 でも本当はお互い勇気のない同士がいがみ合ってるということがわかって、2人で泣き出してしまう。

深琴 「怪物うんこまん」っていうのがしばらく流行語になりました。

上埜 けっこう撮影期間が、一年ぐらいあったんですよ。「土日撮って、また休んで」みたいな。撮影始まって一年後ぐらいに「怪物うんこまん」のシーンを撮ったんです。

深琴 あ、そうなんだ。

上埜 だから、(映画自体)半分ぐらい完成するのかどうかわからない焼けっぱちな心で演ってたんです。

切通 まさに出口のないところで叫びを上げてるような!

上埜 違った意味で振り切れていたのかもしれない。本村さんの方も。
 高円寺の街を走るシーンはクランクアップぎりぎりぐらいでしたね。すごい寒い時期で。エリマキングがホントに死にそうになってた。

深琴 えーなんで。一番あったかそうなのに。かわいい。

(c)Harunohi Records
 

おわりに

深琴 『うたこい』は、私にとって、観れば観るほど好きになる映画っていうか、励みになる映画だと思います。ものを作る励みになってて、主人公の1人のそうすけが「なにもやらないよりはマシだ」ってセリフを言ってるんですけど、ホントにそうだなって。やらなかったらゼロだから。行動した方がいいんだなって言う。ものを作る人は共感できるんじゃないでしょうか。
上埜 何か作ってる人には響くかもしれないね。アッパーな映画だと思われがちなので、ダークサイドの部分にも目を向けてほしいですね。

深琴 「怪物うんこまん」のシーンで、西荻さんの言いたいことって全部集約されてる気がする。

上埜 ゆうこもけっこう孤独で、自分と付き合うためにイマジナリーフレンド作り出してるみたいな。大島さんは大島さんで、自分の本当の姿を人に言えない葛藤みたいな。人の闇の部分も、観てほしいですね。

(c)Harunohi Records
 


上埜すみれ

上智大学外国語学部英語学科卒業。女優。井口昇プロデュースの女優アイドルグループ、ノーメイクスの元メンバーでもあった。鮭スペアレの劇団員。出演作に『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年)『5つ数えれば君の夢』(2014年)『キネマ純情』 (2016年)『ゴーストスクワッド』(2017年)『リンキング・ラブ』(2017年)『飢えたライオン』(2018年)『21世紀の女の子』(2019年)『阿吽』(2019年)『さらば大戦士トゥギャザーV・別篇』(2019年)『一文字拳 最強カンフーおじさん対改造人間軍団』(2019年)『ホットギミック』 (2019年)『惡の華』(2019年)『幸福な囚人』(2019年)『TVアニメ ビジネスフィッシュ』(2019年)など。
 

深琴

女優、モデル。「3510屋」としてアート表現を行い、即売会や撮影会、展示会などで活動。また映画プロデュースも行う。出演作に『ら』(2014)『透明変態人間 60分の秘薬』『マッチ売りの殺人少女』(2014)『レイプゾンビ4 LUST OF THE DEAD』『レイプゾンビ5 LUST OF THE DEAD 新たなる絶望』(2015)『TANPOPO TO WATAGE』『最後の晩餐会』『ハードコア オブ・ザ デッド?レイプゾンビ外伝』『青春夜話amazing place』(2017)、『天使の歯型』『狂マニア』『ハイイロ』(2018)、DVD『深琴/大人のためのグラビア』(2016年)など。『最後の晩餐会』『ハイイロ』をプロデュース。
 

『歌ってみた 恋してみた』

上映日程: 2019年7月6日~7月12日
上映時間:土日18:40 開演(18:30開場)
平日20:30 開演(20:20開場)
吉祥寺ココマルシアター
http://www.utakoi.net/

 

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31キネマ旬報ベストテン、映画秘宝ベストテン、日本映画プロフェッショナル大賞の現役審査員であり、過去には映画芸術ベストテン、毎日コンクールドキュメンタリー部門、大藤信郎賞(アニメ映画)、サンダンス映画祭アジア部門日本選考、東京財団アニメ批評コンテスト等で審査員を務めてきた筆者が、日々追いかける映画について本音で配信。

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切通理作
1964年東京都生まれ。文化批評。編集者を経て1993年『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』で著作デビュー。批評集として『お前がセカイを殺したいなら』『ある朝、セカイは死んでいた』『情緒論~セカイをそのまま見るということ』で映画、コミック、音楽、文学、社会問題とジャンルをクロスオーバーした<セカイ>三部作を成す。『宮崎駿の<世界>』でサントリー学芸賞受賞。続いて『山田洋次の〈世界〉 幻風景を追って』を刊行。「キネマ旬報」「映画秘宝」「映画芸術」等に映画・テレビドラマ評や映画人への取材記事、「文学界」「群像」等に文芸批評を執筆。「朝日新聞」「毎日新聞」「日本経済新聞」「産経新聞」「週刊朝日」「週刊文春」「中央公論」などで時評・書評・コラムを執筆。特撮・アニメについての執筆も多く「東映ヒーローMAX」「ハイパーホビー」「特撮ニュータイプ」等で執筆。『地球はウルトラマンの星』『特撮黙示録』『ぼくの命を救ってくれなかったエヴァへ』等の著書・編著もある。

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