福島剛の記事一覧

記事一覧: 6件

「死にたい」と思ったときに聴きたいジャズアルバム

「死にたい」という感情を抱くこと自体は私にとっては極めて日常的な話なのである。とはいえ私は死なない。痛いのはイヤだし、何より死ぬのは怖いからだ。また、若い頃に考えていた「死なない理由」の一番大きなところが、「いざとなったら逃げちゃえばいーじゃん」である。(2016.04.19)  続きを読む

京成線を愛でながら聴きたいジャズアルバム

総武線は、私から言わせれば非常に派手である。豪奢にして華美。東京の表舞台を東から西へと横断するのが総武線である。ネオンライトに次ぐネオンライト。そこを颯爽と駆け抜けていく。それに比べて京成線は、裏街道を行く。(2016.03.08)  続きを読む

中島みゆきしか聴きたくないときに聴きたいジャズアルバム

中島みゆきを聴くという行為には、単純に「音楽を聴く」という事だけにとどまらない、何か別の意味が付与される事が多い。形而上学的なその「何か別の意味」は、往々にして極めて切実である。(2016.02.14)  続きを読む

殺人事件の容疑者になってしまった時に聴きたいジャズアルバム

藪から棒に尋ねてみるが、殺人事件の容疑者になった事はあるだろうか。私は、ある。もちろん完全無欠に無罪であるので疑われただけなのだが、殺人事件の容疑者になるという体験はなかなかに貴重である。私の知り合いを見渡しても同様の経験のある人間は一人としていないので、やはりこれは十分に「貴重な経験であった」というに値するだろう。(2016.01.11)  続きを読む

パチンコで5万円負けてしまった後に聴きたいジャズアルバム

第1回目の連載から「アホすぎる」、「ジャズを馬鹿にしているのか」等々のまさしく的を射たご感想を頂いた、福島剛の馬鹿ジャズ講座、第2回目である。悲しいシチュエーションでの一枚にも言及しておきたい。上記のようなシチュエーションは間違いなく悲しくて情けない、トホホな風景である。(2015.12.18)  続きを読む

彼女を部屋に連れ込んでどうにかしたい時に聴きたいジャズアルバム

100年を越える歴史を持つジャズという音楽には、古今東西さまざまな素晴らしいアルバムがある。 これらの中から私が厳選して、「このような場面にはこのジャズアルバム」という独断と偏見に満ち満ちたアルバムを紹介したい。(2015.12.07)  続きを読む

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