「得意を伸ばす」のと「苦手を克服する」のはどちらが重要?
その上で、小学校の段階で「得意を伸ばす」のと、「苦手を克服する」のはどちらが重要か? と問われれば、これは絶対に「苦手を克服する」が答えになります。なぜなら、小学校で習うことは基本的に今後生活をしていく上で絶対に必要な生活知識だからです。社会に出たときに、小学校レベルの知識がなければ、「アホか」と言われてしまいます。小学校時代に苦手があるということは、将来通常の生活に支障が出る、最低限の常識レベルを習得できていないということであり、今後の人生に大きな影響を及ぼすことになるのです。
どの教科も、学年が進めばどんどん内容が複雑になっていきますし、中学校や高校でその教科が得意になるかどうかは「基礎がどれだけできているか」に大きく影響されます。例えば、社会科は基本的な事柄は暗記して知っていることを前提に、その後の勉強が進んでいきますから、基礎を暗記していないと授業を理解できません。そうなると、社会科の授業は子どもにとっては苦痛以外の何物でもなくなってしまいます。極端な場合では、それが原因で高校の授業が苦痛になり、「高校なんてつまらない、中退しよう」というようなところまでいってしまうことだってあり得るのです。
ですから、親としては、子どもの苦手な教科の苦手な部分を理解し、そこを克服させてあげることが大切です。子どもの好き嫌いの原則は「できるから好き、できないから嫌い」です。子どもがある教科を「嫌い」と言えば、それは嫌いなのではなく「できない」と訴えているのだと理解しましょう。何ができないの? ということを分析して方向性を指示してあげるのです。
その他の記事
|
年の瀬に「私の人生はこのままでいいのか?」と思ったら読む話(名越康文) |
|
コロナ禍以前には戻らない生活様式と文化(高城剛) |
|
日本のペンギン史を変える「発見」!?(川端裕人) |
|
真夏にひとときの春を感じさせる大西洋の楽園(高城剛) |
|
キャリア女性のみなさん、その結婚、本当に大丈夫?(藤沢数希) |
|
達成感の得られない仕事とどう向き合うか(甲野善紀) |
|
感性のグローバリゼーションが日本で起きるのはいつか(高城剛) |
|
この星に生きるすべての人が正解のない世界を彷徨う時代の到来(高城剛) |
|
ビジネスマンのための時間の心理学――できる人は時間を「伸び縮み」させている(名越康文) |
|
「古いものとあたらしいものが交差する街」に感じる物足りなさ(高城剛) |
|
もし朝日新聞社が年俸制で記者がばんばん転職する会社だったら(城繁幸) |
|
なぜ人を殺してはいけないのか(夜間飛行編集部) |
|
「骨伝導」のレベルが違う、「TREKZ AIR」を試す(小寺信良) |
|
受験勉強が役に立ったという話(岩崎夏海) |
|
豚だらけの南の島、ババウ島に隠された奥深くも驚くべき秘密(高城剛) |











