※家入一真メールマガジン「家入学級」2015年6月16日 Vol.40より

新しい僕の著書『我が逃走』の反響がすごくいいです。メディアであまり話していない、僕の栄光と転落の“転落”の方も丁寧に描かれているので、僕のまた違った面を知れたという声も多い。
起業家必読の本で、『ハードシングズ』というのがあります。
※『HARD THINGS』ベン・ホロウィッツ 著,小澤隆生 その他,滑川海彦、高橋信夫 翻訳(日経BP社)
http://urx2.nu/lL5H
著書のベン・ホロウィッツはもともと起業家で、紆余曲折を経た後に1700億円超で会社を売却、投資家になった人物。彼が会社を経営してきた経験をふまえ、会社経営で起こりうるさまざまなトラブル、例えば社員を大量に解雇しなきゃいけない場面などに、どう対応していったかが書かれています。
内容の本質はちょっと違うけど、キメラの仲間を含め周りからは、「『我が逃走』は日本版ハードシングスだね」と言われています。もちろん、会社の規模も全然違うし、僕の物語は情けないけど。でも、『我が逃走』を読んで、つらい局面を経てきた起業家たちは、自分と重ね合わせて、いろいろ感じとってくれているみたいです。やっぱり起業や会社経営には困難はつきものだから。
本に関してひとつ心残りだったのは、出版時期に間に合わなくてキメラ社が登場していないこと。キメラがある程度形になるまで待っていたら、一年後、二年後になってしまうの仕方なかったんですが、ちょっと残念。
最近の僕はずっとキメラにいます。キメラはまだ10人くらいの規模だけど、会社ってもう10人規模から少しずつ不満が増えてくるもの。例えば誰かが「○○さんが嫌」なんてことを言ってきたり。結局会社も人の集合体ですからね。いつも言っているけど、人は感情の生き物です。人と人とがいれば、いいことも悪いことも、摩擦も起きます。一人ひとりが黙々と仕事に徹していればいいんだけど、会社はコミュニティでもあるし、居場所でもあるので、そうもいきません。
摩擦が起きてしまったときは、対話しかないと思っています。僕がペパポでやってきたのは、とにかく社員一人ひとりの顔を見て、元気がなかったり凹んでいるようだったら、ちょっかいを出してみたり。思い返せば、そういうことばっかやっていた気もします。今毎日キメラにいて「ああ、そういえばこんな感じだったな」と記憶と感覚がよみがえってきています。
ただ、キメラとペパポではステージが違う。ペパポは22歳のときに立ち上げて、同世代の人たちとみんなで成長していった。キメラはいろいろやってきた後の経営だし、僕が歳をとったというのもあって、ペパポと同じ方法では回せません。その分、ペパポでできなかったことをいろいろ試してみたいと思っています。
家入一真メールマガジン「家入学級」
2015年6月16日 Vol.40
>>>> 家 入 学 級 * 時 間 割 <<<<
1時間目:今日の授業「会社経営に困難はつきもの/キメラの理論派と直感派」
2時間目:【Q&A】復活できる理由
3時間目:「ひでつうゼミ」講義 後編
4時間目:メディア情報・活動予定/学級日誌・読者プレゼント/次号予告
ダメだけど、なぜかみんなに愛されてやまない連続起業家・家入一真が、4ヶ月の準備期間を経てメルマガ界に帰ってきました!(通算3度目) 学校嫌いだった著者が「学校では教えてくれない、この世を生きる術」について、ときにマジメに、ときにはゆるく語ります。日頃、twitterで寄せられる悩みに140字を超えて答えるコーナーや、ゲストを迎えた対談、講演録なども掲載。 自分の夢に向かって頑張っている人も、世の中にちょっと生きづらさを感じている人も。日本一自由な学び場メルマガ、「家入学級」に来たれ!
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