西田宗千佳の記事一覧

記事一覧: 73件

「残らない文化」の大切さ

実は、数年前から後悔していることがある。過去に録画したテレビ番組から、CMをカットしていたことだ。「ああそうそう、私も最近そう思う」そんな人に、このところ立て続けに会うことがあった。やっぱりそうなのか、という気持ちだ。(2018.05.14)  続きを読む

「日本の電子書籍は遅れている」は本当か

日本は元気がない。特に、世界の変化を引っ張る「IT」というジャンルではアメリカに負けっぱなしだ。というところもあって、「日本のサービスはダメだ。だからこんなに状況が悪い」という論になってしまいがちなところはある。筆者も海外に積極的に取材に行き、そこでの状況を伝えることが多いため、「アメリカはこんなに進んでいる」という話をすることが少なくない。だが、である。なんでもかんでも海外の方が進んでいるか……というとそうでもない。昨今の話題でいえば「電子書籍」がそうだ。(2018.04.30)  続きを読む

「+メッセージ」はBot時代への布石だ

4月10日、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクは3社共同で、新メッセージサービス「+メッセージ」を発表した。スタートは5月9日で、3社が同時に、同じUIで同じ機能を持ち、相互に送り合えるようになる。(2018.04.16)  続きを読む

Netflix訪問で考えた「社内風土」と「働き方」

仕事柄、筆者は、アメリカの大手IT企業を訪れることが多い。会社風土はそれぞれで、違いを見ているとなかなか面白い、と思う点は少なくない。3月上旬、筆者が訪れていたのはNetflixだ。アメリカのIT企業にありがちな文化として、「そこら中にカフェテリアスペースがあり、自由に飲食できる」というものがある。これはNetflixも同じ。(2018.03.26)  続きを読む

声で原稿を書くこと・実践編

最近、歩いている最中に原稿を書くことがある。といっても、歩きスマホで画面をタッチして……というわけではない。音声入力で書くのだ。音声入力の質は、もはや問題ない。ヘッドセット(主に使うのは、AirPodsなどのBluetoothヘッドホンマイクだ)で入力できるのであれば、誤認識は一割あるかないか。タッチやキーボード入力よりも、音声の方がセンテンスレベルでいえば入力速度は速い。効率は決して悪くないのだ。(2018.02.26)  続きを読む

そんなに「変」じゃなかった「変なホテル」

ある日ウェブニュースを読んでいると、「変なホテル、東京にオープン」という記事が目に入った。「変なホテル」とは、H.I.Sグループが展開するホテルチェーンで、ハウステンボスにある一号店が有名だろう。ロボットが接客し、客室には様々なIT機器が置かれている。「変な」とは変わった、という意味ではなく、機器やサービスが常に変わり続けるホテル、という意味らしい。2月1日に、東京・銀座に「変なホテル 東京銀座」としてオープンした。部屋の空きを見ると、どうやら泊まれそうだ。というわけで、ちょっと一泊してきてみた。当然、取材として先方から便宜は図られていない。完全な自腹である。(2018.02.12)  続きを読む

「今の技術」はすぐそこにある

今年のCESで面白いものを見た。いや、正確には「面白いものがすでに当たり前になりつつある」のを見た、というのが正しい。小糸製作所が展示した「アダプティブLEDヘッドライト」だ。この機構、まったくの新技術なのか、というと「そうではない」そうだ。私はよく知らなかったのだが、日本ではすでに2年ほど前から、一部車種にオプションとして導入が始まっている。この技術のいいところは、最新技術であるが、それをシンプルにパッケージング化していることだ。導入する側に負担が小さい。テクノロジーをうまくまとめあげ、得られる利益はいままでより大きなものになっている。(2018.01.29)  続きを読む

開発者会議で感じた「AWS」という企業の本質

11月26日から一週間、米ラスベガスに出張していた。Amazon Web Service(AWS)の開発者イベント「re:invent 2017」の取材のためだ。筆者はコーポレート系事業は専門ではないため、このイベントにはこれまで足を運んでいなかったのだが、ディープラーニングやAlexaとの関係もあり、今回取材機会を得て、初めて参加した。(2017.12.18)  続きを読む

日本でも「ダウンロード越え」が見えたストリーミング・ミュージックだが……?

11月27日、日本レコード協会(RIAJ)が公開した、017年第3四半期(7〜9月)の有料音楽配信売上実績は、なかなかに興味深い情報となった。ストリーミング・ミュージックの売上が約67億円で、ダウンロード販売の売上(約68億円)とほぼ同額に達したからだ。日本のストリーミング・ミュージックはまだ「マス」とはいえないのだが、それでも、順調に成長している。2月に発表された2016年の累計販売実績値では、ストリーミング・ミュージックは約200億円で、全体(528億8600万円)の4割だった。そこからさらに伸ばし、ついに、年末から来年にかけて、日本でもダウンロード販売を超えることが視野に入ってきた。(2017.12.04)  続きを読む

「50GBプラン」にして、5G時代のことを考えてみた

スマートフォンの通信量には、誰もが悩まされている。筆者は、ソフトバンクの月間20GBのプランをメインで使っていたため、まあ、通信量不足に困っていたわけではない。実家への帰省と国内出張が重なり、結果的にかなり自宅をあけることになった月にだけ20GBを超えたが、それ以外で超えたことは一度もない。まあ、そのために20GBのプランに入っているわけだが。出費は毎月、ちょっと痛いが。そこに、ソフトバンクはさらに無茶な容量のプランを用意してきた。9月22日から提供が開始された、月間50GBで7000円の「ウルトラギガモンスター」だ。50GBって。そりゃどう考えても余るでしょ……。(2017.11.20)  続きを読む

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