西田宗千佳の記事一覧

記事一覧: 57件

あらためて「アメリカ放題」を解説する

この記事は、米サンノゼで開かれるアップルの開発者会議・WWDCの取材へ向かう飛行機に乗る直前に書いている。今年はWWDCからE3への転戦で、まるまる2週間連続でアメリカの滞在となる。今年はすでに4回目のアメリカだ。アメリカでの通信回線として、非常に重宝しているのがソフトバンクの「アメリカ放題」だ。これはその名の通り、アメリカでの通信については、追加の料金がかからない「使い放題」になる、というもの。アメリカでの通信速度が上がってきていることもあり、ホテルのWi-Fiを使う機会が減るほど活用している。逆にいえば、アメリカ放題があるからソフトバンクの回線を使っている……といってもいいくらいだ。そういえば本メルマガで細かい使い勝手を書いたことはないような気もするので、せっかくなので説明しておきたい。(2017.06.12)  続きを読む

スマートスピーカー、ヒットの理由は「AI」じゃなく「音楽」だ

何度か記事にしているように、海外では日本より一足先に「スマートスピーカー」のブームがやってきている。アメリカでは、AmazonのEchoが2016年だけで520万台以上売れ、独走態勢を築きつつある。それを追いかけるように、Googleもマイクロソフトも製品している。噂通り、6月のWWDCでアップルも製品を発表することになれば、ほぼすべてのプラットフォーマーがこの戦いに参戦することになる。日本でもLINEが、独自のスマートスピーカーの発表を控えている……と見られる。(2017.05.29)  続きを読む

録音がそのままテキストに?!「Recoco」はライターの福音となるか

先日から、取材録音にあるアプリを使い始めている。それは「Recoco」というiOS用アプリだ。このアプリ、録音したデータを自動的に音声認識し、テキストをつけてくれるのだ! 音声認識機能の向上により、講義やインタビュー、打ち合わせなどの録音からテキストを作りたい……ということは多くの人が考えた。だが、それを実現しているアプリやサービスはなかなかないのが実情だ。まだ、いまは。(2017.05.15)  続きを読む

鉄腕アトムの呪い

4月4日から、講談社が「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」を創刊している。だが見るところ、あまり評判は良くないようだ。少なくともネットで動画などを見た人は、「これにアトムと名付けるのは……」という反応をしているようだ。筆者も、この商品にはあまりいい点がつけられない。最初にいっておくが、このロボット自体は、今手に入るホビーロボットとしては悪くないものだと思う。デザインも、「アトムのおもちゃ」として見ればキュートだ。だが問題は「鉄腕アトム」というキャラクターから来る期待に答えられるか否か、ということだ。(2017.04.17)  続きを読む

「学びとコンピュータ」問題の根本はなにか

前号で、小寺さんが「学びの過程でPCを使う意味」について触れた。詳しくはそちらを再度お読みいただきたいが、筆者も基本的には同意する。一方で、非常に悩ましい気持ちであるのも事実である。「タブレットは教育に向かず、PCの方がいい」という論説があるが、それには必ずしも同意できないからだ。「正直そんなのどうでもいいし、どうも議論にズレがある」と感じる。学びにコンピュータを使う、とはどういうことだろう? 多くの人は、ネット検索の活用やプログラミング学習を思い浮かべるが、実際にはそれはごく一部でしかない。(2017.04.01)  続きを読む

Nintendo Switchの「USB PD」をチェックする

3月3日に発売になった、Nintendo Switchを筆者も買った。だが、今回話すのはSwitchの話ではなく、ACアダプターのことになる。Nintendo Switchでは、周辺機器接続および充電のコネクターが、専用のものではなく、汎用のUSB Type-Cとなった。だから、ACアダプターのコネクターも、USB Type-Cである。ということは、SwitchのACアダプターで別のUSB Type-C対応機器を充電したり、USB Type-C対応の汎用アダプターでSwitchを充電したりできるんではないか……と考え、少し実験をしてみた。(2017.03.11)  続きを読む

DLNAは「なくなるがなくならない」

AV家電の相互接続規格の認証を運営してきたDigital Living Network Alliance、通称「DLNA」が解散していることがわかった。DLNAは映像・音を扱うホームネットワークのデファクトスタンダードであり、特に日本では、家庭にある多くのデジタル家電で使われている。そのため、「もう使えなくなるのか」「別の規格に役割を交代していくのか」といったイメージをもった人も多いようだ。だが、それはちょっと違う。(2017.02.25)  続きを読む

今年は「動画ゼロレーティング」に動きアリ

今年、個人的に特に注目したい動きとして「動画のゼロレーティング」がある。ゼロレーティングとは、携帯電話事業における通信料の算定において、特定のサービスを「加算の対象から除外する」行為を指す。いわゆる使い放題サービスだが、すべての通信を使い放題にすると際限がないため、特定のサービスだけを使い放題化することで、通信の最適化と顧客満足度の向上を狙ったものといえる。ゼロレーティング自体は珍しいものではなく、日本でも「LINEモバイル」が、LINEでのコミュニケーションを使い放題にしている。このゼロレーティング、法的な面や公正競争の面からは「問題がある」と言われてきたものでもある。(2017.02.11)  続きを読む

CESで感じた「フランスと日本の差」

今年のCESは、日本からの参加者が意外なほど多かった。公式な数字は出ていないので本当のところはよく分からない。しかし、各種視察ツアーの参加者は軒並み例年を大幅に超えていたようだし、会場のいろいろな場所で日本語を耳にする機会も多かった。だが、「出展者」としての日本企業・日本人の姿は、意外なほどに目立っていなかった。(2017.01.28)  続きを読む

音声で原稿を書くとき「頭」で起きていること

12月の頭に、VRエバンジェリストのGOROmanさんへのインタビューをしてきた。ここで、その一部をご紹介したい。筆者も音声入力は色々試してきた。それこそ、15年以上前からだ。だが、どうしてもそれだけで仕事をするに至れないのは、変換効率の問題以上に、「自分が書いている原稿の先が見えない感」があったからだ。GOROman氏の指摘する「バッファ説」は非常に納得できるものだ。(2016.12.26)  続きを読む

ページのトップへ