西田宗千佳の記事一覧

記事一覧: 64件

クラウドの「容量無制限」はなぜ破綻するのか

マイクロソフトがクラウドストレージサービス「OneDrive」のサービス内容を改訂した。具体的には、Office365の有料契約者に提供してきた「容量無制限」プランを廃止し、最大1TBに削減した。理由は、「想定を超えた容量を使うユーザーがいたこと」。ビデオ録画データを保存し、最大75TB(!)ものデータを占有する利用者がいたため、ビジネスのバランスが取れなくなったのだ。(2015.11.28)  続きを読む

やっと出会えた理想のUSBケーブル

micro USBケーブルを複数、袋に入れて鞄の底に入れているが、ケーブルは無駄にかさばるし、扱いづらい。ほとんどを「巻き取り機能付きケーブル」にしていたのだが、これはこれで、理想にはほど遠かった。なにしろ壊れるのだ。というわけで、ある種「妥協」として巻き取り機能付きケーブルを使ってきたのだが、この夏、たまたま見かけたケーブルを衝動買いした結果、全ての悩みが解決することがわかった。今や、持ち運んでいるUSBケーブルの全てをこれに入れ替えてしまったほどだ。(2015.11.14)  続きを読む

クラウドファンディングの「負け戦」と「醍醐味」

メルマガの読者の方からこんなご依頼をいただいた。 「ぜひ、西田さんのクラウドファンディングの勝敗を教えてください」 というわけで、私が今記憶していて、すぐに記録が出てくる分についての「投資したハードウエア・クラウドファンディングと、その遅延状況」について挙げていきたい。たぶん実際にはあと2つ3つあるのだが、情報が不確かなところがあるので、ここでは書かずにおく。だがリストにあげるだけでも、なかなかに厳しい結果になった。(2015.10.17)  続きを読む

「USB-C+USB PD」の未来を「巨大モバイルバッテリー」から夢想する

この9月はとにかく移動が多かった。しかも仕事の量も多かったので、移動中にはできる限りの仕事をするのが基本路線だった。 いうまでもなく、筆者は普段からノートPCを持ち歩いており、メモや原稿執筆に使っている。ノートPCと書いたが、正確にはAppleのMacbookである。今秋、ちょっとした機器を追加したことで、移動時の仕事環境がけっこう変わった。そしてこの変化は、皆さんにも、あと1年もすればやってくるものだろうと思っている。その変化とはなにか? 実は、驚くほど当たり前の商品で起きたことだった。(2015.10.03)  続きを読む

「iPad Proの存在価値」はPCから測れるのか

前号で小寺さんは、iPad Proが狙う層が見えにくいことについて、実体験を含めた形での不安・不審を語った。そこには、たしかに頷ける部分も多い。だが、実際に製品を見ていて、iPadの活用についても色々と事例を見てきている筆者の意見をいえば、小寺さんも含め、iPad Proでアップルが採る方針について、若干の誤解と見解の相違があるようにも思う。(2015.09.19)  続きを読む

世界60か国で定額通信を実現する「Skyroam Hotspot」を試す

今回はベルリンから、ちょっと変わったもののショートレビューをお伝えしたい。 そのモノとは、「Skyroam Hotspot」。これさえ持っていれば、世界中で通信ができる、という触れ込みのものだ。 3Gネットワークに対応しており、電源さえ入れれば、すぐに通信が開始される。実際ドイツでも、初期設定を除けば、電源を入れてほんの30秒ほどで通信可能になった。Skyroam社のウェブによれば、世界60か国で利用可能だという。(2015.09.05)  続きを読む

Netflixを「ちょいはやチェック」する

筆者の手元に、あるサービスのテストアカウントがきている。そのサービスとは「Netflix」。9月2日から日本でサービスを開始する、世界最大のサブスクリプション型ビデオオンデマンド(SVOD)だ。8月に入り、メディア関係者にはテストアカウントが発行され、一足先に試せるようになったのだが、筆者にもその機会が与えられた。 というわけで、一足先にサービスの概要をご紹介しよう。(2015.08.22)  続きを読む

VRとは「マジック」と見つけたり

先日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)に、同社が開発中のバーチャルリアリティ(VR)対応ヘッドマウンドディスプレイ(HMD)、「Project Morpheus」(開発コード名)を使ったデモの体験に行ってきた。筆者の場合、5月にも取材をしているし、6月にはロサンゼルスで開かれたE3でも取材をしている。だからMorpheusの試遊そのものは、すでにかなりの経験がある。だがそれでも、今回の試遊は面白く、意義深かった。VRは「没入感」の一言で語られがちだが、コンテンツの種類によって体験が大きく異なっており、そこに価値があると再認識したからだ。今回は、コンテンツの内容による「VR演出の秘密」について、筆者の想像も交え、語って行きたいと思う。(2015.07.25)  続きを読む

なぜアップルのユーザーサポートは「絶賛」と「批判」の両極の評価を受けるのか

できるならお世話になりたくないが、時と場合によってはお世話にならざるを得ないもの、それが「ユーザーサポート」だ。特に、修理や不具合についてのサポートは、そもそもが不快な体験であり、快適な思い出であるほうがまれだ。 ユーザーサポートについては、絶賛される企業とそうでない企業がある。だが妙なことに、特定の企業は「絶賛」と「批判」の両方が存在する。たとえばアップルはその好例だろう。たまたまSNS上で、2人の知り合いがそれぞれ別件でアップルのサポートについて話していたのを見た。そのコメントは、まさに「絶賛と批判」の両極端だった。(2015.07.11)  続きを読む

なかなか技あり、行列を緩和する「イベントアプリ」

今回、E3取材で感心したのがアプリの活用だ。 昨今、ちょっと大きなイベントであれば、スマートフォン用のアプリが用意されるのは当然のこと。以前は紙で提供されていたフロアマップやデイリーレポート、出展者の詳細説明などが、アプリで提供される。今年のCESアプリのように、ビーコンを使ったナビ機能を備えたものもあったりして、毎回進化を続けているが、決して「メチャメチャ役に立つもの」ではない。 しかし、今回は「このアプリがないと始まらない」ものがあった。それが、Oculus VRとSCEが配っていた「デモ予約アプリ」だ。(2015.06.27)  続きを読む

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