※この記事は切通理作メールマガジン「映画の友よ」2014年06月05 日 Vol.013
<『ゴジラGODZILLA』破壊神の降臨>に加筆・修正を加えたものです。
※「新しい日本映画を全部見ます」。一週間以上の期間、昼から夜まで公開が予定されている実写の劇映画はすべて見て、批評する日本一の映画批評メールマガジン「映画の友よ」の詳細・ご購読はこちら。
『ゴジラGODZILLA』公開情報
監督 ギャレス・エドワーズ
脚本 マックス・ボレンスタイン
フランク・ダラボン
デヴィッド・キャラハム
ドリュー・ピアース
デヴィッド・S・ゴイヤー
原案 デヴィッド・キャラハム
撮影 シェイマス・マクガーヴェイ
出演 アーロン・テイラー=ジョンソン
渡辺謙
ブライアン・クランストン
エリザベス・オルセン
ジュリエット・ビノシュ
デヴィッド・ストラザーン
サリー・ホーキンス
7月25日公開
公式サイトhttp://www.godzilla-movie.jp/
「これだよこれ!」
米レジェンダリーピクチャーズ版『ゴジラGODZILLA』(ギャレス・エドワーズ監督)の公開を前にして、関連書籍が発売され始めているが、今年5月下旬に河出書房新社から刊行された岸川真の小説『赫獣』(かくじゅう)は、そのタイミングを特別意識して書かれたものではない。
だが著者が数年前から温めていたというこの作品は、たとえば私のような、特撮怪獣映画で育ってきた人間にとっては「これだよこれ!」と思わせるに十分なものだった。
そして試写の始まった『ゴジラGODZILLA』を実際に見ることで、その「これだよこれ!」という感覚は、海の向こうの映画製作者たちの<ゴジラ愛>のこだわりとも重なっていたことを知り、嬉しくなった。
その他の記事
汚部屋の住人が勘違いしている片づけの3つの常識(岩崎夏海) | |
効果がどこまであるのか疑問に感じるコロナ対策のその中身(高城剛) | |
高いエステはなぜ痛いのか――刺激と退屈の心理学(名越康文) | |
実に微妙な社会保障議論についての11月末時点での総括(やまもといちろう) | |
(2)「目標」から「目的」へ(山中教子) | |
僕たちは「問題」によって生かされる<後編>(小山龍介) | |
得るものがあれば失うものがある(甲野善紀) | |
あなたが「運動嫌い」になった理由(若林理砂) | |
イタリア人にとっての「13日の金曜日」(高城剛) | |
バイデン政権移行中に中国が仕掛ける海警法の罠(やまもといちろう) | |
百田尚樹騒動に見る「言論の自由」が迎えた本当の危機(岩崎夏海) | |
人生を変えるゲームの話 第1回<「負ける」とは「途中下車する」ということ>(山中教子) | |
無意識の領域へアクセスするあたらしい旅路のはじまり(高城剛) | |
週刊金融日記 第299号【誰も教えてくれなかったWebサービスとアフィリエイトの勝利の方程式、日本も世界も株式市場はロケットスタート他】(藤沢数希) | |
女子高生に改正児童ポルノ法の話をした理由(小寺信良) |