本田雅一
@rokuzouhonda

メルマガ「本田雅一の IT・ネット直球リポート」より

人は自分のためにではなく、大好きな人のためにこそ自分の力を引き出せる

※この記事は本田雅一さんのメールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」 Vol.038(2019年2月8日)「PayPay、2度目の100億円バラマキに隠された意図」からの抜粋です。



少しばかり大袈裟な書き方かもしれないし、あるいはテクノロジーやビジネスをテーマにしてきたこのメルマガのテーマにそぐわない話かもしれません。しかし、昨年から今年にかけて、続けざまに大切に思ってきた人を失い、あるいは失う人を見て、改めて気付いたことがいくつかありました。

人は自分のためにではなく、大好きな人のためにこそ自分の力を引き出せるのだと、周りのエネルギッシュに働く人たちを見て、感じています。

言葉でも、実感としても理解しているつもりでも、本当にその場面にならなければ、大切な人を失う経験を通してでなければ、本当の意味でそのことを理解はできないのでしょう。誰もが“明日はある”と思って生きていますが、それは約束されたものではありません。突如、明日が失われるかもしれない。

しかし、誰もが心の中に、誰にも知られていない何かを秘めながら、しかし平然として生きていかなければなりません。他人から見れば、立ち直れないと思えるような出来事であったとしても、やはり生きていかねばなりません。困難や辛い出来事を抱えながらも、それを乗り越えて前に進めるようになったとき、人はさらに成長できるのかもしれませんね。

大切な人を失ったばかりの中、それでも前を向いて、平然と仕事をこなす人に敬意を向けつつ、明るく笑顔で、前向きに今日も仕事をしようと思います。

さて、今回はそんな(少々青臭いかもしれない)話から始めましたが、タイトルのとおり、QRコードを用いたスマホ決済サービス「PayPay」の繰り返しのキャンペーンに関して、その裏側にある意図について考えてみたいと思います。


(この続きは、本田雅一メールマガジン 「本田雅一の IT・ネット直球リポート」で)
 

本田雅一メールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」

2014年よりお届けしていたメルマガ「続・モバイル通信リターンズ」 を、2017年7月にリニューアル。IT、AV、カメラなどの深い知識とユーザー体験、評論家としての画、音へのこだわりをベースに、開発の現場、経営の最前線から、ハリウッド関係者など幅広いネットワークを生かして取材。市場の今と次を読み解く本田雅一による活動レポート。

ご購読はこちら

本田雅一
PCハードウェアのトレンドから企業向けネットワーク製品、アプリケーションソフトウェア、Web関連サービスなど、テクノロジ関連の取材記事・コラムを執筆するほか、デジタルカメラ関連のコラムやインタビュー、経済誌への市場分析記事などを担当している。 AV関係では次世代光ディスク関連の動向や映像圧縮技術、製品評論をインターネット、専門誌で展開。日本で発売されているテレビ、プロジェクタ、AVアンプ、レコーダなどの主要製品は、そのほとんどを試聴している。 仕事がら映像機器やソフトを解析的に見る事が多いが、本人曰く「根っからのオーディオ機器好き」。ディスプレイは映像エンターテイメントは投写型、情報系は直視型と使い分け、SACDやDVD-Audioを愛しつつも、ポピュラー系は携帯型デジタルオーディオで楽しむなど、その場に応じて幅広くAVコンテンツを楽しんでいる。

その他の記事

なぜ若者がパソコンを使う必要があるのか(小寺信良)
夕日が映える豊かな時間をゆったりと楽しんで生きる(高城剛)
「人を2種類に分けるとすれば?」という質問に対する高城剛の答え(高城剛)
川端裕人×オランウータン研究者・久世濃子さん<ヒトに近くて遠い生き物、「オランウータン」を追いかけて >第1回(川端裕人)
日経ほかが書き始めた「デジタル庁アカン」話と身近に起きたこと(やまもといちろう)
“今、見えているもの”が信じられなくなる話(本田雅一)
部屋は「あなた」である――掃除をするか、旅に出るか(名越康文)
Apple、SONY……「企業の持続性」を考える(本田雅一)
「ふたつの暦」を持って生きることの楽しみ(高城剛)
セルフィーのためのスマホ、Wiko Viewから見えるもの(小寺信良)
重要な衆院三補選、戦いが終わって思うこと(やまもといちろう)
ニューノーマル化する夏の猛暑(高城剛)
本当に大切な仕事は一人にならなければできない(やまもといちろう)
圧力というものに関して(やまもといちろう)
メディアの死、死とメディア(その2/全3回)(内田樹)
本田雅一のメールマガジン
「本田雅一の IT・ネット直球リポート」

[料金(税込)] 550円(税込)/ 月
[発行周期] 毎月2回(第2、4木曜日予定)

ページのトップへ