本田雅一
@rokuzouhonda

メルマガ「本田雅一の IT・ネット直球リポート」より

ダイエットは“我慢することでは達成できない”というのが結論

※この記事は本田雅一さんのメールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」 Vol.044「“困難と感じること”を継続するための秘訣」(2019年5月10日)からの抜粋です。



僕のダイエットについて、詳細に書いていくつもりでしたが、このところあまり、具体的な事例について話をしていませんでした。ちなみに現在、僕の体重は最大時の約60%、体脂肪率は45%から18%に落ち、計算上の身体の体積は約半分になりました。

「すんごく我慢強く、粘り強く、ストイックに追い込んだんだね」と言われますが、実は自分を追い込んだりはしていませんし、そもそも我慢はしたくないし、粘り強い性格でもありません。

それなのに痩せることができた理由は、“我慢して痩せるための努力をする”というやり方を一切しないようにしたからです。そう、ダイエットは“我慢することでは達成できない”というのが僕の結論です。
 

もっとも大切なことは“継続性”

人は“嫌だと思うことを、人は一生続けることはできない”と思いませんか? 一時的なダイエットではなく健康年齢を上げていくことが目的なのであれば、なおさらのことです。すなわち、“頑張ること”、“我慢すること”では、一時的には痩せられても、それを持続するのはとても難しいのです。

49歳までの僕がそうであったように、自然のままに、自分が心地よいと思うままに生活をして、結果として肥満になっているとしたならば、それは無意識の日常が自然に肥満へとつながるものになっているからに他なりません。

つまり、継続的に太らないようにするためには、日常の中に習慣として“太らない”選択を行うよう考え方を切り替えていくということなのですが、簡単なことではありません。“人が脂肪を蓄える仕組み”や“人が脂肪を燃焼する仕組み”が明らかだといっても、多くの場合、生活習慣を変えるために“大きな努力”が必要だからです。

僕の場合で言えば、それは美味しいものを食べることであり、美味しいものをさらに美味しくいただくために醸造酒を嗜むこと。大好きなものを食べられず、大好きなお酒が飲めないなんて考えられません。お酒だけならば、減らしていくことで体調が良くなる実感をすぐに得られますから、比較的、体感するのは簡単かもしれません。

しかし、体脂肪を減らすためには、どうしても長い時間が必要です。時間がかかる中で“継続する”ためのヒントは、脳みそは何を心地よく感じているのか? という判断基準を見つめることにあります。
 

“脳みその判断基準”が自然に行動を変える

人は脳の中で“心地よさ”を感じ、その一方で“嫌い”だと感じます。そして、人は“心地よい”と感じる状態になる選択を無意識のうちに選んでいきます。もちろん、意識の力である程度はこの行動を制御することもできますが、日常とは無意識の中で繰り返されていくことです。

つまり、“太ってしまう”生活習慣を好むのか、“太らない”生活習慣を好むのか。ここが大きな分かれ道になるわけです。ずっと健康的で、素敵な身体を維持していきたいと思うならば、“太らない”生活習慣を自然に選択する……つまり、そのほうが心地良いと感じるように“感じ方”を変えねばなりません。


 
(この続きは、本田雅一メールマガジン 「本田雅一の IT・ネット直球リポート」で)
 

本田雅一メールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」

2014年よりお届けしていたメルマガ「続・モバイル通信リターンズ」 を、2017年7月にリニューアル。IT、AV、カメラなどの深い知識とユーザー体験、評論家としての画、音へのこだわりをベースに、開発の現場、経営の最前線から、ハリウッド関係者など幅広いネットワークを生かして取材。市場の今と次を読み解く本田雅一による活動レポート。

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本田雅一
PCハードウェアのトレンドから企業向けネットワーク製品、アプリケーションソフトウェア、Web関連サービスなど、テクノロジ関連の取材記事・コラムを執筆するほか、デジタルカメラ関連のコラムやインタビュー、経済誌への市場分析記事などを担当している。 AV関係では次世代光ディスク関連の動向や映像圧縮技術、製品評論をインターネット、専門誌で展開。日本で発売されているテレビ、プロジェクタ、AVアンプ、レコーダなどの主要製品は、そのほとんどを試聴している。 仕事がら映像機器やソフトを解析的に見る事が多いが、本人曰く「根っからのオーディオ機器好き」。ディスプレイは映像エンターテイメントは投写型、情報系は直視型と使い分け、SACDやDVD-Audioを愛しつつも、ポピュラー系は携帯型デジタルオーディオで楽しむなど、その場に応じて幅広くAVコンテンツを楽しんでいる。

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