※この記事は本田雅一さんのメールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」 Vol.078「まるで漫才のような“5G最高”と、“5Gイラネ”が交錯した韓国5G事情」(2020年11月30日)からの抜粋です。
今年は日本でも第5世代携帯電話通信網、いわゆる5Gサービスが本格化し、日本で主流のiPhoneシリーズも5G対応モデムを搭載。いよいよ5G時代なんていう宣伝がなされていますが、個人的にはコンシューマ向け5Gサービスに関しては、冷めているというよりも、一歩引いた目で見ている。
5Gだからといって端末を推すこともなければ、新しいiPhoneが出たからといって5Gの速度を測りに行ったことも一度もない。なぜなら、5Gになったから、直ちに使ってる端末の価値が変化するなんてことは、もはやほとんどないからだ。
あるとすれば、5Gのデモで行われているような、空間をキャプチャーして遠隔地で再現するといったようなサービスだろうか。エンターテインメント方面では需要がありそうだが、まだ必要なデバイスが揃っていない。
と、そんな話はともかく、一足先に5G時代へと突入し、韓国政府の普及戦略もあって5G端末がたくさん売れた!と伝えられていた韓国では、コンシューマ向け5Gサービスに関して、漫才のような報道が続いた。
10月28日、ソウル聯合ニュースは韓国のモバイルインターネットが、その速度において世界最速となったことを伝えるニュースを配信した。日本でもそれなりに話題になったのだが、その元となっているのは米Ooklaのレポートだ……
(この続きは、本田雅一メールマガジン 「本田雅一の IT・ネット直球リポート」で)
本田雅一メールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」
2014年よりお届けしていたメルマガ「続・モバイル通信リターンズ」 を、2017年7月にリニューアル。IT、AV、カメラなどの深い知識とユーザー体験、評論家としての画、音へのこだわりをベースに、開発の現場、経営の最前線から、ハリウッド関係者など幅広いネットワークを生かして取材。市場の今と次を読み解く本田雅一による活動レポート。


その他の記事
![]() |
あるといいよね「リモートプレゼンター」(小寺信良) |
![]() |
在韓米軍撤退の見込みで揺れまくる東アジア安全保障と米韓同盟の漂流(やまもといちろう) |
![]() |
生き残るための選択肢を増やそう(後編)(家入一真) |
![]() |
21世紀型狩猟採集民というあたらしい都会の生き方(高城剛) |
![]() |
音声入力を使った英語原書の読書法(高城剛) |
![]() |
減る少年事件、減る凶悪事件が導く監視社会ってどうなんですかね(やまもといちろう) |
![]() |
人は自分のためにではなく、大好きな人のためにこそ自分の力を引き出せる(本田雅一) |
![]() |
オーバーツーリズム問題の解決を阻む利権争い(高城剛) |
![]() |
海外旅行をしなくてもかかる厄介な「社会的時差ぼけ」の話(高城剛) |
![]() |
優れた組織、人材でも、業界の仕組みが違うと途端に「能無し」になってしまう話(やまもといちろう) |
![]() |
信仰者の譲れない部分(甲野善紀) |
![]() |
初めての『女の子』が生まれて(やまもといちろう) |
![]() |
ヘッドフォン探しの旅は続く(高城剛) |
![]() |
「スマホde子育て」族に悲報、というか取り返しのつかない事態について(やまもといちろう) |
![]() |
たまにつかうならこんな「ショートカット」(西田宗千佳) |