
やまもといちろうの記事一覧
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。記事一覧:
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突然蓮舫が出てきたよ都知事選スペシャル
静岡県知事選が終わって自民党筋が連敗続きの中、ここで切り札を斬れば勝てると前のめりになった立憲民主党というか手塚仁雄陣営が蓮舫さん都知事選出馬の大博打を打ちに行って騒ぎになりました。折しも政治資金規正法の改正問題ですったもんだし、また、政治団体への寄付は非課税という仕組みを悪用する形で政治家の脱税告発が相次いでいる状態のなか、岸田文雄さんがいまだ今国会会期中の解散するしないで風評が飛び交っているというのは驚きです。というか、大変なことです。(2024.05.31) 続きを読む
ニコニコ動画、そしていずれ来るU-NEXTやDMMへのVISA決済BANが描く未来
大騒ぎになっていたのがニコニコ動画(ドワンゴ)でのVISAカード決済BANであります。個人的にドワンゴ社の川上量生さんとは裁判までやっていた私としては、心の15%ほどが「ざまあw」という成分で占められているわけではないわけではないですが、ただ国内法では合法とされているコンテンツ(中身)の流通の、ごく一部を問題視して、決済BANの中でも割と重めな事業者を指定しての業者BANに至ったというのは重い問題だと思っております。(2024.05.22) 続きを読む
東京15区裏問題、つばさの党選挙妨害事件をどう判断するか
選挙というのは民主主義のインフラであり、これへの妨害は社会に対する攻撃だという法的解釈が一般的で、演説の自由に対する妨害行為は公職選挙法で制限されています。ところが、今回の一連のつばさの党・根本良輔さんとその一派による出馬各陣営への妨害は許容されるべきものではなく、選挙期間中も所轄署からの警告も出ていたこともあり、近い将来お沙汰があるのは間違いないところです。(2024.05.01) 続きを読む
日本保守党と飯山陽絡みで調査方としていつも思うこと
ようやく3補選が終わってホッとしたと思ったら、今度は情勢報告会やら検討会やらに駆り出され、さらには政局の行く末まで問われる事態となってきております。選挙関連の調査をやってるから知っている部分はあるにせよ、全体のことなんてわからんっての。(2024.05.01) 続きを読む
重要な衆院三補選、戦いが終わって思うこと
選挙モードになっているのもあって、私自身の頭の中が選挙一色になっております。いやー、他人事として関わる選挙って本当に楽しいですよね。とはいえ、国難になるぞと思われるのは、やはり「岸田文雄政権が唯一賭けた選挙区なのに、劣勢が伝えられる島根1区で勝っても負けても6月中の通常国会で解散総選挙を打つ可能性が出ている」ことに尽きます。(2024.04.28) 続きを読む
セキュリティクリアランス法案、成立すれども波高し
衆院通りました。お疲れさまでした。で、守らなければならない重要な秘密情報の指定(かかる安全保障上重要な情報として指定された情報;CI、Classified Information)に関しては本当に文書ベースでいいのか、また、かねて問題視されてきた担当大臣を含む政務三役の縛りについても検討からは漏れてしまっています。口頭で聴いた重要情報や役人さんが作るメモが政治家の口から党やメディアに話されてリーク報道に繋がることについては本件成立新法では結局カバーされませんので、国家公務員法100条のザル規定を補強するものには至らない、という解釈になるのではないかと思っています。(2024.04.05) 続きを読む
4月4日自民党党内処分云々の是非と今後
連日政治ネタをトップに持ってきて申し訳ないのですが、裏金議員の党内処分にあたっては39名のリストが公開になりました。良く分かりませんけど500万円以上の裏金ごっちゃんについては問題視するよという謎の線引きがあった一方、派閥の責任ではなく個人の問題に対する処分なのだという筋道になっているからか、岸田文雄さんや茂木敏充さんについては本件では不問となっております。(2024.04.02) 続きを読む
自民党党内処分と議員組み換え狂想曲
政倫審以降、やっぱり世間の逆風は止まらなかったのでどうしようもなくなって裏金議員の党内処分を4月4日めどに断行する運びとなり、目下猛烈な駆け引きが行われておるところであります。(2024.04.01) 続きを読む
「もしトラ」の現実味と本当にこれどうすんの問題
アメリカの共和党指名争い、全米各州での予備選挙や党員集会が集中する「スーパーチューズデー」は3月5日になります。ここでトランプさんは競合の元国連大使ヘイリーさんを降ろせるかどうかが注目されるわけですが、裏を返すとヘイリーさんはここまで粘ってきたもののほとんど勝ち目のない3月5日を迎えてどう次に繋がる敗北宣言をするかという雰囲気の論調にならざるを得ません。(2024.02.29) 続きを読む
「ヤングケアラー」はそんなに問題か?
こども家庭庁がヤングケアラー問題に踏み込んで、読売新聞が提灯気味の関連記事を書くという事態に発展していました。もちろん、ヤングケアラー対応を活動で取り組んでいる筋からは「なに言ってんだおまえ」みたいな声も上がっているのですが、若者が介護をやること自体を社会問題化させたい勢力がいるのは以前から分かっていたことですから、さもありなんという風に見えておったわけです。(2024.02.27) 続きを読む
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