やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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某既婚女性板関連でいきなり情報開示請求が来た件

「そういえば、そんな話もあったなあ」という案件なんですが、2ちゃんねるの名物板に既婚女性板というのがありまして、私自身は2ちゃんねるは読まないし書き込まないので何が起きているのかまったく知らないんですよ。(2016.04.29)  続きを読む

乙武洋匡さんの問題が投げかけたもの

昨今の「週刊文春」や「週刊新潮」など、非正規軍のような雑誌による暴露が社会問題に直結して、いい意味で刺激になっていることが多いわけなんですけれども、今回身の回りで乙武洋匡さんが不倫問題を週刊新潮に暴露され、騒ぎが拡大しました。(2016.03.31)  続きを読む

企業のトップストーリーについて思うこと

私個人はオリンパス問題を直接触っていたわけではないのですが、その前後に、木村剛さん率いる日本振興銀行問題や、同じように飛ばしや粉飾決算に従事しているいくつかの大手企業の取材でご一緒したことがあります。(2016.03.01)  続きを読む

2本の足で立つ、ということ

「物事を成し遂げる力」が強ければ強いほど、そのリーダーやトップはどこにいても、どんな場所でも、あらゆる仕事の推進力として、人様から「来てほしい」として請われる側に回ります。簡単な話が、物事を企図し、どういう形かであれ着地させる能力のある人はどこの世界でも希少だ、ということでもあります。(2016.01.31)  続きを読む

圧力というものに関して

新年早々メルマガにこのようなことを書くのもなんだとは思うのですが、一般的な企業不祥事をメディアでやるとき、普通は一度取り上げただけでは終わらず、二度、三度と繰り返し問題を報じることになります。もちろん一回目で大反響で是正されて終わりというのが理想なのですが、実際にはいくつかの理由で複数回ネタを用意してしばらく問題が話題となるよう工夫するのが常道でありますし、私も実際そのようにします。(2016.01.25)  続きを読む

ウェブ放送&生放送「脱ニコニコ動画」元年

ウェブメディアだけでなくネット広告にどっぷりと漬かっている人たちは、2014年ごろから進んできた地殻変動が2015年にさらに進んできたことはご理解いただけるでしょう。(2015.12.26)  続きを読む

古舘伊知郎降板『報道ステーション』の意味

先日来、噂になっていた古舘伊知郎さんの『報道ステーション』降板が決まったということで、左翼業界だけでなくマスコミ全体がざわざわしています。まずは、11年間古舘伊知郎さんはお疲れ様でした。(2015.12.25)  続きを読む

年末年始、若い人の年上への関わり方の変化で興味深いこと

忘年会シーズンですが、私自身は手持ちの事業は概ね子会社に移したり、投資先に譲渡してしまったため、自前の組織を持たなくなった結果、組織の長として忘年会に参加することはなくなりました。少し距離ができますと、なるほど日本人も他の国の人も若い人たちが何を期待して宴会にやってくるのか良く分かるようになります。(2015.12.18)  続きを読む

最近ハゲ関連が熱い、あるいは新潟日報と報道の問題について

このところハゲ関連の話題は絶えることなく、ハゲ界隈ではこのような記事も物議を醸しており、身体的特徴を知らしめて犯人捕縛に結びつけるはずが、純粋無垢なハゲDISに直結してしまい、事件とは無関係なハゲが揃って心を痛めるという事案に発生するわけであります。(2015.11.30)  続きを読む

嗤ってりゃいいじゃない、って話

ベンチャー界隈というのは不思議なところで、そこにいる全員みながうまくいくことなど絶対にない、一種の「囚人のジレンマ」の世界であるにもかかわらず、誰かが増資したらおめでとうといい、上場したらパーティーを開いて経営者同士が仲の良いことをアピールし、だれかがうまくいかないと「彼はナイストライだ。失敗はしたけど、精神的にはピュアでタフな男だった」と持ち上げたりするわけですよ。(2015.11.02)  続きを読む

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