津田大介の記事一覧

ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。一般社団法人インターネットユーザー協会代表理事。J-WAVE『JAM THE WORLD』火曜日ナビゲーター。IT・ネットサービスやネットカルチャー、ネットジャーナリズム、著作権問題、コンテンツビジネス論などを専門分野に執筆活動を行う。ネットニュースメディア「ナタリー」の設立・運営にも携わる。主な著書に『Twitter社会論』(洋泉社)、『未来型サバイバル音楽論』(中央公論新社)など。
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ソーシャルビジネスが世界を変える――ムハマド・ユヌスが提唱する「利他的な」経済の仕組み

慈善事業ではない、社会が抱える問題を解決するためのビジネス――社会的企業、いわゆる「ソーシャルビジネス」が世界的なムーブメントになっています。一企業でありながら利益を追求しないソーシャルビジネスというかたちになぜ注目が集まっているのか、世界や日本の状況はどうなっているのか。そこで今回は、今年2月、東京で開催された若者の夢を支援するための一大イベント「みんなの夢AWARD」の審査員として来日した、グラミン銀行創設者でノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌスさんにお話を伺いました。(2013.03.27)  続きを読む

TPPで日本の著作権法はどう変わる?――保護期間延長、非親告罪化、匂いや音の特許まで

新政権をスタートしたばかりの自民党が、TPP交渉参加への方針をめぐって揺れています。TPPは交渉参加国間で2013年10月の合意を目指すといわれており、日本の参加表明の期限は2013年早々だという話も。参加するのか否か、遅々として議論が進まないのは、秘密協議であるTPPの情報が開示されないためと言われています。国民にとっても同様、政治家にとってもTPPは謎のベールに包まれた存在になっています。そこで今回は…(2013.01.19)  続きを読む

なぜ今、「データジャーナリズム」なのか?――オープンデータ時代におけるジャーナリズムの役割

今、世界中でジャーナリズムがデータとの結びつきを強めています。津田マガでも今年の10月からデータジャーナリズムの連載が始まり、vol.40 [*1] とvol.43 [*2] では「データジャーナリズムが切り開くジャーナリズムの未来」を掲載しました。日本ではまだあまりなじみのないデータジャーナリズムの概念を紹介することで新しいジャーナリズムのあり方を今後も皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。(2013.01.12)  続きを読む

国民投票サイト「ゼゼヒヒ」は何を変えるのか――津田大介、エンジニア・マサヒコが語るゼゼヒヒの意図

2012年12月19日、津田大介が代表を務める有限会社ネオローグはインターネット国民投票サイト「ゼゼヒヒ」をオープンしました。ウェブサイトに掲載された2択の質問に答え、その理由を投稿するというシンプルな投票サイト。そのゼゼヒヒを通じて見えてくるものは何か、どんな意図が込められているのか。(2013.01.06)  続きを読む

公職選挙法違反――選挙期間中にやってはいけない行為とは

津田:衆議院選挙が公示され、正式に選挙戦がスタートしたのと同時に候補者たちはブログやツイッターなどのインターネットを使った情報発信を一時的にお休みすることになりました。もし、公示期間中にブログやツイッターを更新・投稿した場合、公職選挙法違反に問われる恐れがあるためなんですが、選挙期間中に候補者や有権者、我々リスナーがやってはいけないこととは一体何なのかわからない人は多いですよね。そこで今夜は選挙プランナーの三浦博史さんにお話を伺います。(2012.12.10)  続きを読む

日本の脱原発は本当に可能なのか?――ドイツ10年の歩みに学ぶエネルギー政策

11月16日、野田佳彦首相が衆議院を解散したことを受け、12月の総選挙に向けて各党が次々に公約を公開しました。国民最大の関心事の一つだったエネルギー政策に関しては、少なくとも「脱原発依存」を掲げる政党がほとんどです。しかし、政治家が描く青写真どおりに脱原発が進むのかと、半信半疑の人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、この10月、日本の議員団に随行してドイツの脱原発事情を取材した弊社の小嶋裕一(@mutevox)に、現地の取り組みについて語ってもらいました。(2012.12.10)  続きを読む

津田大介メールマガジン『メディアの現場』紹介動画

こんにちは、津田大介です。 「この国のかたち」を考えるにあたって、メディアのかたちを検証することで見えてくるものは多いと思います。メルマガ『メディアの現場』は、現在のマスメディアやソーシャルメディアが抱える問題、そして今後の可能性について、僕なりの視点からまとめたものです。(2012.11.29)  続きを読む

「アジカン」ゴッチと一緒に考える、3.11後の日本

津田:アーティストがメディアを作って情報を発信する試みも珍しいですが、デジタル全盛の今、あえてタブロイド版の紙媒体にこだわったというのが面白いですよね。実際に読んでみると、レイアウトや写真、原稿など、どれもしっかりと作られている…(2012.11.19)  続きを読む

3.11、iPS誤報問題で変わる、科学とのかかわり方

今年10月、「世紀の誤報」だとして世間を騒がせた、森口尚史氏をめぐる「iPS誤報問題」。この問題によって、日本のメディアの科学リテラシーの低さが浮き彫りになりました。一見、私たちの生活にはあまり関係ないように思える科学報道ですが、3.11以降の原発報道などで、科学技術の知識が行政や専門家、メディア、そして国民の間で共有されておらず、混乱を招いたことは周知のとおりです。(2012.11.18)  続きを読む

「政治メディア」はコンテンツかプラットフォームか

10月分の『メディアの現場』夜間飛行限定号外は、前半と後半の2つのコンテンツで構成されています。前半は津田さんが準備を進めている「政治メディア」のコンセプトに沿った形での「コンテンツorプラットフォーム論」。そして、後半は……(2012.10.31)  続きを読む

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