ロバート・ハリスの記事一覧

横浜生まれ。高校時代から国内をヒッチハイクでまわり、卒業後は北欧からインドまで半年間の旅をする。上智大学卒業後、東南アジアを放浪。バリ島に一年滞在後、オーストラリアにわたり延べ16年滞在。シドニーで書店&画廊『Exiles』を経営。ポエトリー・リーディング、演劇、コンサート等を主催、文化人のサロンとなり話題に。映画やテレビの製作スタッフとしても活躍後、日本に帰国。1992年よりJ-WAVEのナビゲーターに。1997年に刊行された初の著書『エグザイルス(放浪者たち)ーすべての旅は自分へとつながっている』(講談社)は、若者のバイブルと謳われ長く読み継がれている。『ワイルドサイドを歩け』『人生の100のリスト』(いずれも講談社)、『エグザイルス・ギャング』(幻冬舎アウトロー庫)、『英語なんてこれだけ聴けてこれだけ言えれば世界はどこでも旅できる』(東京書籍)、『アフォリズム』(NORTH VILLAGE)、『アウトサイダーの幸福論』(集英社)など著書多数。
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アカデミー賞騒ぎを振り返って〜往年の名優を巻き込んだ「手違い」

先日開催された第89回アカデミー賞の授賞式で作品賞を間違えて発表するという前代未聞の放送事故があったことはみなさんももうご存知ですよね。ぼくはWOWOWで生中継を観ていて、このハプニングをリアルタイムで目撃しました。(2017.03.02)  続きを読む

映画『ミリキタニの猫』と『ミリキタニの記憶』を観て

この作品は稀有な人生を歩んだある日本人のアーティストのドキュメンタリー映画です。冷たい風が吹く、2001年1月のニューヨークのソーホーで物語は始まります。腰が曲がった、初老のホームレスの男性が道端で無心に絵を描いています。彼はジミー・ツトム・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアのサクラメント生まれの日本人……(2017.01.31)  続きを読む

世界のクリエイターに愛されるノートの物語

車にしろ、服にしろ、靴やバッグにしろ、ぼくはあまりブランドにはこだわらない人間なのですけど、ことノートブックに関してはもう何年もの間、モレスキンに愛着を持っています。(2016.11.02)  続きを読む

ボブ・ディランとぼく

ボブ・ディランの歌を初めて耳にしたのはたしか1964年の春だったと思います。 横浜のセント・ジョセフ・カレッジに通っていたぼくは放課後、遊び仲間たちと元町のシェルブルーというレストランでハンバーガーを食べながら何かの話で盛り上がっていました。(2016.10.27)  続きを読む

なぜ作家に「酒好き」が多いのか

歴史的な観点から見ても、作家という職業は他のどんな職業よりも(ま、ジャズ・ミュージシャンやロックンローラーという強力なライバルもいますけど)、酒と密接な関係を保ってきました。なぜなのか?(2016.05.12)  続きを読む

『マッドマックス 怒りのデスロード』監督ジョージ・ミラーのもとで働いた時のこと

みなさんは先日のアカデミー賞の授賞式の模様、テレビで観ましたか? ぼくとしては、去年観た映画の中で一番気に入っているジョージ・ミラー監督の『マッドマックス 怒りのデスロード』が衣装やプロダクション・デザイン、ヘア&メーキャップや編集や録音などの賞を次々と受賞し……(2016.03.24)  続きを読む

猥雑なエネルギーに満ちあふれていた1964年という時代〜『運命のダイスを転がせ!』創刊によせて

なぜ1964年という年を選んだかというと、この年は世界的にも日本にとってもターニングポイントとなるような、節目的な年だったからです。みんながすごかった、すごかったという60年代、そう、激動の’60’sは実際には1963〜64年ぐらいから始まったものだとぼくは認識しています。(2016.03.09)  続きを読む

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