明智光秀公へのアドバイス
転職という選択肢のない大組織に就職することのリスクを、恐らくよく理解されていると思います。あなたから見れば、下駄を預けたままリストラされるのを待つのはバカに見えて仕方ないのでしょう。ただ、後先顧みずに独立するのは、キャリアデザインのアプローチとしてはあまりお勧めできません。
というわけで、個人的におススメなのは、当面は今の組織で仕事を頑張りつつ、転職に活かせるような人脈作りを地道に行っておくことです。九州、関東、東北にはまだまだ勢いのある組織が生き残っているので、状況によっては転職も可能でしょう。また、統一後にリストラされるのは貴殿だけではないでしょうから、そういう人達同士で一旗揚げるという道もあります。
仮に織田家が独占事業になってしまったら、降格や減俸といった処遇の悪化は避けられないでしょうが、その時は早々に隠居でもしてアフターファイブを楽しんでください。誰もがどんどん出世できる時代で無くなった以上、人生を充実させるには、ワークライフバランスはとても重要なキーワードです。
<城繁幸メルマガ『サラリーマン・キャリアナビ』Vol.30、不定期連載「人事に歴史あり」より>
1 2
その他の記事
|
言葉で言い表せない不思議ななにかが起きるとき(高城剛) |
|
役の中に「人生」がある 俳優・石橋保さん(映画『カスリコ』主演)に訊く(切通理作) |
|
東京オリンピックに縁のある体育の日に気候変動のことを考える(高城剛) |
|
冬の間に眠っていた体内の問題が目を覚ます季節(高城剛) |
|
袋小路に入ってしまった年金制度改革をどうしたものか(やまもといちろう) |
|
週刊金融日記 第306号【余るホワイトカラーと足りないブルーカラー、株式市場は回復の兆し他】(藤沢数希) |
|
キューバの有機農業に注目しているのは日本の一部の人たちだけという現実(高城剛) |
|
面接やプレゼンにも効果的! 「他人を味方に変える」ための3つのアプローチ(名越康文) |
|
2021年は、いままで以上に「エネルギーと環境」が重大な関心事になる年に(やまもといちろう) |
|
週刊金融日記 第265号 <日本社会で多夫一妻制が急激に進行していた 他>(藤沢数希) |
|
「交際最長記録は10カ月。どうしても恋人と長続きしません」(石田衣良) |
|
アメリカ・家電売り場から見える家電の今(西田宗千佳) |
|
多くの若者がホリエモンを誤解している(岩崎夏海) |
|
迷子問答 公開質問【正しい努力とは】(やまもといちろう) |
|
アマチュア宇宙ロケット開発レポートin コペンハーゲン<後編>(川端裕人) |











