藤沢数希のメルマガ『週刊金融日記』第271号(2017年6月19日発行)より、冒頭部分をお届けします。
【第271号 目次紹介】
// 週刊金融日記
// 2017年6月19日 第271号
// 美術館での素敵な出会い 傾向と対策
// Amazonが高級生鮮食料品スーパーのWhole Foodsを買収
// 根津美術館で日本庭園と東洋美術を堪能
// 社畜プログラマはなぜ社畜を脱出しないのか
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
先日、新しいモニターを買ったので、この話をしたいと思います。こうしたPC関連の機器は、同じスペックでもえらい値段が違うことがあります。それは色ムラやチラツキの少なさなど、表面スペックに現れない品質から来ているものならいいのですが、情弱相手にたまに売れるため高い値札を付けたままになっていることもあります。逆に、品質が良くても、単に生産し過ぎて過剰在庫を売りさばきたいので安くなっている場合もあります。
こうした製品は情報の非対称性があり、必ずしも値段が品質を表してはくれないので、なかなか難しいのです。
さて、僕はモニターは、これまで単に表面スペックと値段で決めていました。その結果、オフィスにはDellの最初から付いているやたらと安いモニターや、Amazonのタイムセールで買った変なメーカーのものが溢れていました。Dellのモニターがこの前突如死んでしまい、他の安物もなんか画面がチラチラします。その中で、10年前に買ったEIZOのモニターはいまだ健在でとても見やすいのです。
それで、EIZOを買おうと思ったら、同じスペックでも、最安メーカーの4倍ぐらいします(笑)。これはちょっとためらいますね。他にないかと、モニターの性能に詳しい人にいろいろ聞いたりしてリサーチしていたのですが、X線画像やCT、MRIなんかを映し出す医療機関のモニターは、みんなEIZOらしいということを知りました。結局、僕も経費で買えるので、表面スペックだけ見たら4倍高いEIZOの最新のモニターを買ってみました。
●EIZO FlexScan 27.0インチ モニター
http://amzn.to/2rEFxrq
で、これがめちゃくちゃ綺麗でした。同じスペックのDellのモニターとか、他の安いメーカーのモニターとかがクソのようです。これは買ってとてもよかったです。
仕事でモニターをずっと見ている人は、高くても良いモノ買ったほうがいいですよ。
さて、『ぼく愛』コミック第2巻の表紙が出来上がったようです。なかなかかっこいいですね。1巻、2巻と読めば、恋愛工学の要諦がかなりつかめるので、マンガで描かれた美しい女性たちを見ながら学ぶのも素晴らしい体験ですね。
『ぼくは愛を証明しようと思う。』第2巻 http://amzn.to/2sDK7X1
東大の大学院で家族法などの研究をしている山口真由さんとの対談の最終回がアップされました。
●第1回 結婚した瞬間、夫婦の財布は法律的にひとつになる
http://www.gentosha.jp/articles/-/8007
●第2回 私は「幸せそう」と思われる結婚がしたい
http://www.gentosha.jp/articles/-/8011
●第3回 高学歴おじさんは、ダメ男と結婚して子どもを作る女性が嫌い
http://www.gentosha.jp/articles/-/8012
『損する結婚 儲かる離婚』http://amzn.to/2tBxnfZ
まあ、別に日本は結婚せずに子供を作っても、法律的には何ひとつ不利なことはありませんし、むしろ保育園から何から何まで法律婚じゃないほうが有利なんですから、欧米みたいにもうちょっと事実婚的なものが流行るといいんじゃないか、と僕は思っている次第ですね。
さて、今週も面白い投稿がいくつもありました。
―ジェフ・ベゾスはなぜこのタイミングで生鮮食品に参入したのですか
―社畜プログラマはなぜ社畜を脱出しないのか
―藤沢所長のタクシー代は月おいくらですか
―なぜ女子は「美女と野獣」が好きなのでしょうか
―愛人たちへのプレゼントは何を贈ればいいですか
―「彼女いるのー?」への正しい回答を教えてください
それでは今週もよろしくお願いします!
1.美術館での素敵な出会い 傾向と対策
先週、ネット界隈では、美術館でのナンパについて書いた記事が炎上しておりました。
●「ちょいワルジジ」になるには美術館へ行き、牛肉の部位知れ
http://www.news-postseven.com/archives/20170610_561363.html
しかし、美術館はいまとてもいい出会いスポットになっていると思います。今回は、それはなぜなのかを論じ、効果的なルーティーンなどを解説したいと思います。
読者の方が、5年前に行った美術館ナンパのフィールドレポートを投稿してくださりました。まずは、そちらを紹介したいと思います。
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―過去の美術館ナンパ体験談をシェアさせていただきます
拙著の『今さら聞けない本当の恋愛入門』 http://amzn.to/2tfUtcm をたびたび紹介していただきありがとうございます。
恋愛研究家の郷田ゴーです。
『週刊金融日記』毎週楽しみに拝読しております。
さて、先日、高齢者は美術館でナンパしよう、という主旨の記事がネットで盛り上がっておりました。
●「焼き肉食べながら女性の尻をツンツン」 そんな“ちょいワルジジ”には正直ドン引きします
http://www.huffingtonpost.jp/aya-ikuta/choiwarujiji_12035_b_17049022.html
そこで、私が以前取材で美術館ナンパをしていたことを思い出し、美術館ナンパの雰囲気を読者の方に伝えることができれば、と思いキーボードを執らせていただきました。
以下の記事は、2012年に某雑誌に寄稿した体験談が元になっていますので、やや時間は経っているのですが、今でもさほど状況は変わらないと思います。
美術館プロトコルと言えるほど研究できてはいないものの、「美術館ナンパやってみたらこうだった」という体験談的レポートを共有させていただければと思います。
『実録! 美女ナンパ突撃ルポ やってみたらこうだった』郷田ゴー
http://amzn.to/2tgzpTd
2012年、冬。
僕は「美術館に一人で来る女のコは彼氏がいないだろう」という仮説を立て、上野公園にある国立西洋美術館のゴヤ展に行きました。
1500円の入館料を払って入ったのですが、仮説は入館してすぐにあっさり覆されました。
一人の女のコなど皆無で、芸術とは無縁そうなおばはん集団ばかりです。
ナンパどころではなく、即退出しました。
仕方なく西洋美術館を後にして、上野公園を周ることに……。
上野公園には、国立西洋美術館の他にも、上野の森美術館、東京都美術館があります。
(続きは藤沢数希のメールマガジン『週刊金融日記』第271号にてお読みください)
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