藤沢数希のメルマガ『週刊金融日記』第315号(2018年5月1日発行)より、冒頭部分をお届けします。
〘第315号 目次紹介〙
// 週刊金融日記
// 2018年5月1日 第315号
// 恋愛工学を学んだ者たちが世界中で活躍している
// 外交工学で金正恩がノーベル平和賞最有力候補へ
// ステーキはフレンチスタイルが美味しい
// 伝説のトリケラスクリプトが中国で蘇る
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
ゴールデンウィークのまっただ中ですね。ただ、2日間の平日が挟まっているので、会社で働いている人もいるかもしれません。お疲れさまです。僕は例年通りなるべく大型連休には仕事をして、平日に休む作戦です。
僕は会社の決算期をなぜか多くの日本企業と同じ3月31日にしてしまったため、いま決算作業をしています。クラウド会計を使っているので、自分の会社の売上や費用のかっちょいいグラフなんかが出てきて、いい感じです。しかし、こうした綺麗なグラフを眺めることができるのは、僕の場合、データが綺麗に入る決算の直前だけです(笑)。
ブログひとつ取ってもアクセス解析とか定量分析が大好きな人がたくさんいますが、僕は本当にそういうのをやりません。で、それはなぜかと考えていくと、一番圧倒的に不足しているリソースが僕の時間であって、そんな分析している暇があったら、やりたいことリスト、やるべきリストを順番に実行していったほうが、圧倒的に効率よく売上も幸福も上がるからなんですよね……。
『週刊金融日記 第185号 クラウド会計システムを使った経理自動化 その1』
『週刊金融日記 第186号 クラウド会計システムを使った経理自動化 その2』
『週刊金融日記 第200号 確定申告を自分でやってみよう』
コミック版の『ぼく愛』の最終巻が好評発売中です。ゴールデンウィークの旅のお供なんかにどうぞ。それにしても絵が綺麗ですね。
『ぼくは愛を証明しようと思う。3巻』 https://amzn.to/2HTCjVI
教育工学のニュースですが、文科省は大学入試改革でかねてからこれまでのほぼ読みだけを見る英語入試から、読む・書く・聞く・話すの四技能を見る英語入試に改革しようとしておりました。これに関しては、すでに四技能を見るTOEICやTOEFL、新しい英検など、民間の試験を活用すればいいだけなので、実現生は高かったのですが、東大が方針に従わず、従来の英語入試を続けると言っておりました。
しかし、どうも偉い人に怒られたらしく、東大は方針転換で民間の英語試験を活用すると発表しました。東大の入試が変われば、日本のエリート生産工場である、進学校と塾から成る受験産業が自動的に変わるので、これは素晴らしい方針転換ですね。日本人の英語力は上がると思います。
★東大が文科省の偉い人に怒られたようで民間の英語試験を取り入れることに。
たとえばTOEIC800点以上は入試で20点付与みたいな形になろうかと。もちろん、真剣な受験生は全員が最高ランクになり差がつかないが、リスニングぐらいはいまより上がるだろう。いいこと。> 東大、民間検定試験を入試活用へ 共通テスト英語で方針転換 | 2018/4/27 https://t.co/Qoy9EwLGAy
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2018年5月1日
『週刊金融日記 第301号 教育工学アップデート』
『週刊金融日記 第309号 東大現役合格率上位15校すべてが男子校か女子校だった』
今週も面白い投稿がいくつもありました。見所は以下のとおりです。
-伝説のトリケラスクリプトが中国で蘇る
-「STが完全に引かれる」などの恋愛工学の用語がわかるバックナンバーを教えてください
-外資系証券と総合商社に内定を頂きどちらにすべきか悩んでいます
-大した特技がない文系大学生ですがこの先どうやって生き延びましょう
-藤沢所長と恋愛工学の同志の皆様のおかげで童貞を卒業できました
それでは今週もよろしくお願いします!
1.恋愛工学を学んだ者たちが世界中で活躍している
このメルマガが恋愛工学研究のプラットフォームとして本格的に機能しはじめたのはすでに5年以上も前になる。そして、ここから、いまや世界の恋愛工学研究をリードする綺羅星のごとき研究者や実務家が次々と生まれていった。それは、さながらルネサンスと言ってもいい現象だった。
ルネサンス。14世紀にイタリアで起こり、16世紀までに全欧州に拡大した学問上・芸術上の革新運動である。教会中心の中世的世界観を否定し、ギリシャ・ローマの古典文化を再定義した。現世の肯定、人間性の解放、個性の尊重を主張した新しい考え方は、政治・経済・宗教など社会の多方面に変革を起こし、やがて欧州の近代文化の基礎となったのである。
恋愛工学では、非モテコミットとフレンドシップ戦略を基礎とする伝統的な恋愛観を否定し、堅牢な工学的フレームワークにより恋愛が再定義されることになった。そして、当然のことながら、それは恋愛だけにとどまらなかった。科学的精神に支えられた合理的な考え方を持ち、自主独立の精神を持った恋愛工学コミュニティのメンバーたちが、あらゆる分野で活躍しはじめたのはむしろ必然であったのだろう。
『週刊金融日記 第92号 血縁淘汰理論 僕たちは兄弟だ』
『週刊金融日記 第176号 Why(=信念)からはじめよ』
『週刊金融日記 第181号 恋愛工学のコミュニティが日本社会に与える影響について』
『週刊金融日記 第194号 隠れた真実を探す旅 日本社会に暗躍する恋愛工学マフィアたち』
『週刊金融日記 第234号 恋愛工学は100年先の世界のあるべき姿を見据えた学問』
●恋愛工学とは?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49254
今週も世界で活躍する同志たちから、いくつもの報告が届いた。まずは、サウザー氏の報告を紹介したい。
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-【サウザーから皆様へご報告】voicy1位になりました
(続きは藤沢数希のメールマガジン『週刊金融日記』第315号にてお読みください)
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藤沢数希・著『損する結婚 儲かる離婚』
男女双方とも、簡単に全財産以上の金額が吹っ飛ぶのが結婚という金銭契約です。 「結婚はデリバティブ取引と同じでゼロサムゲーム。こと金に関しては夫婦は食うか食われるかの関係にある」。金融工学と恋愛工学について研究を重ねてきた藤沢数希が、適切な結婚相手の選び方を具体的なケースを元に解き明かす!
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