やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
記事一覧: 374件

突然出てきた日本維新の会4兆円削減プランって実際どうなんだよ

「社会保険料を下げろ」というのはいま働いている国民の手取りを増やすためにどうしても必要なことですし、今回高校無償化で予算合意に至った日本維新の会との話し合いの果てに、自由民主党と公明党、日本維新の会とで協議を進める運びになってしまいましたので、これはまあ取り組んでいかないといけないわけです。困ったもんだなと思ってますが、一応は「やれ」となった以上、なんらか見解を組み上げて対応していかないといけないよな、というのが実際です。(2025.03.26)  続きを読む

議論の余地のないガセネタを喧伝され表現の自由と言われたらどうしたら良いか

凄まじい勢いで拡散され、世の中的にも「さすがに問題だよね」という認知も進んできている偽情報問題ですけれども、いわゆるダークパターンからアドフラウドまで網羅的にどうすべえという総花的な対応について議論が複数おっぱじまっております。(2025.03.06)  続きを読む

トランプVSゼレンスキー、壊れ逝く世界の果てに

日本が取るべき道はどっちなの、という話もありつつ、俺たちの石破茂さんは割と穏当などっちつかずの話をねっとりとお話されていました。いろいろ言われる石破茂さんですが、私のポジション抜きに考えても「まあ、日本としてはそう言うしかないのではないか」と思います。(2025.03.03)  続きを読む

財務省解体デモとかいう茶番と、それに群がる情弱インフルエンサー連中の滑稽さについて

またぞろSNS界隈がくだらないことで盛り上がってるみたいですね。今回は「財務省解体デモ」なるお祭り騒ぎが話題らしいんですが、さすがにちょっと抜き差しならない状態になり触れざるを得なくなってきまして…。(2025.02.27)  続きを読む

国民民主党を中心に動いていた政局が終わり始めているのかどうか

個人的には国民民主党のようにポピュリズム的手法を取りつつも、いまの制度下で割を喰っている勤労世帯に対してしっかりと光を当て、社会保険料負担を減らす方向で政策審議をするというのは(手法として望ましいかどうかの意見はあれども)仕方ない面はあると思っています。(2025.02.04)  続きを読む

皇室典範のような面倒くさいところに国連の人権屋ぽいのが突撃してきた話

大騒ぎってほどでもないけど、林芳正師匠まで出てきてワイコラやっていたので面白くて見ておりました。私の立場で言いますと、国連OHCHR(国連人権高等弁務官)と女子差別撤廃委員会(CEDAW)に関しては、日本が条約に留保なく批准した2003年の時点でボタンの掛け違いがあるけど、何余計なことを国連が勧告出してくれてんねんという風に思います。(2025.01.31)  続きを読む

袋小路に入ってしまった年金制度改革をどうしたものか

今国会で審議が予定されている重要法案のひとつに年金制度改革法案がありますが、ついに石破茂さんが参院本会議で今国会での審議を行う前提での答弁を行って火がついております。(2025.01.31)  続きを読む

【告知】1月28日JILISコロキウム『文化資産と生成AI、クレカによる経済検閲問題』のお誘い

大変ご好評頂戴しておりますJILISコロキウム、2025年年明けの第3回は、日本が誇る文化資産と生成AI、そして経済検閲の問題など、知的財産と政策決定に関する議論をして行きたいと思っております。(2024.12.31)  続きを読む

選挙の行方はカネとネットの話がほぼすべてという時代における公職選挙法整備のむつかしさ

年末も大詰めになって公職選挙法と立花孝志どうすんだい問題が起きていて、私も以前立花孝志さんに名指しで黒幕呼ばわりされて何じゃそらと思いながら大爆笑していたら、最近割といい感じで黒幕みたいな扱いにされていて苦労しておるわけです。(2024.12.30)  続きを読む

中国人のビザ免除方面も含めた日中間交渉のジレンマについて

お陰様で当メルマガ『人間迷路』の読者数が増えていて、またいままでとは違った読者さんからのご反響やタレコミなども頂戴する中で、書きづらくなってきたネタが日中関係でございます。別に口止めをされているとか、利害関係で中国からパンダハガー的な工作を受けているとかいう話ではないのですが… 案件を追いかけていったら発端が中華人民解放軍系企業だったとか、海外から提供された情報の根幹のところで中国の問題がクローズアップされたとか、抜き差しならない系の話が増えているなあという印象です。(2024.12.28)  続きを読む

ページのトップへ