やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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「安倍ちゃん辞任会見」で支持率20%増と、アンチ安倍界隈の「アベロス」現象

今回は、安倍政権は良くも悪くも7年8カ月にわたる長期政権であり、みんなもうそろそろ安倍ちゃんもうええわと思い加減の倦怠感もあるなかで、コロナ対応があり、消費税増税があり、モリカケだの河井夫妻だのしょうもないスキャンダルで揺さぶられ続けて、安倍さんも国民も疲れ切っているところでの辞任決断でしたので、これはもう日本人のメンタリティからすれば「お疲れさまでした」「よくやった」「いままでありがとう」という声の一つもかけてやろうという人が10人に2人増えたということではないかと思います。(2020.09.01)  続きを読む

内閣支持率プラス20%の衝撃、総裁選後の電撃解散総選挙の可能性を読む

というわけで、安倍晋三さんが健康面を理由に総理辞任を表明してから即座に各種調査が走っているわけなのですが、まずは共同通信の緊急電話調査の結果が安倍政権の支持率がプラス20%で50%台回復という結果になり、民意ってそんなもんだよなあと思います。このまま9月14日15日あたりの両院議員総会で行われる自民党総裁選で一年限りの新総裁選出に向かうわけですが、安倍晋三さんは政権成立の後見人の一人である麻生太郎さんのアドバイス通り、短期休養、その間に臨時代理で副総理である麻生さんに託すという選択肢を取らず、自らの言葉で辞任を語り、総裁選に打って出たというのはさすがだなとも感じます。(2020.08.31)  続きを読む

安倍晋三さんの総理辞任と国難級のあれこれ

最後の最後まで「辞めるのかどうか」が話題となっていた安倍晋三さんの総理辞任、一日経った今日8月29日はその後始末で大わらわでございます。いずれにせよ長らく総理を務められた安倍さんには「お疲れ様」と労いの言葉をかけたい一方、残された問題の山積ぶりと、いったんリセットになってしまう者も少なくないであろう当面の業務についてやや呆然としながら本稿を書いております。(2020.08.30)  続きを読む

猛烈な不景気対策で私たちは生活をどう自衛するべきか

ということで、EUでも4-6月期のGDPは年率換算で4割減少というとんでもない数字になってきました。先に報じられたアメリカのGDPも年率32.9%減とのことで、だいたいどこの国も似たような状況になっていくのではないかと思います。そうなると、やはり我が国も営業自粛をしながらGOTOトラベルというような縫合策を繰り返しながら無駄弾を撃っていくスタイルでは早晩行き詰まるよねという結論になるわけであります。(2020.08.01)  続きを読む

私たちの千代田区長・石川雅己さんが楽しすぎて

千代田区民である私としましては、一見すると好々爺に見える石川雅己さんがタワーマンションの事業協力者向け住戸を奥さんと次男さんに割り当てられて百条委員会行きになってあんなにブレイクするとは思わなかったんですよ。そもそも高齢批判のあった4選においても、若い対立候補をあっさり蹴散らして圧勝しているあたり、もう少し手堅くてまともな人だと思ったんですけど、どうもそうではなかったということなんでしょうかね。(2020.07.31)  続きを読む

コロナとか言う国難にぶつかっているのに、総理の安倍晋三さんが一か月以上会見しない件

タイトルで書きたいことは全部書いてしまっているのでお察しではあるのですが。一国の宰相が国難にあたって一か月以上出てこないっていうのは、何か理由があるんでしょうか。(2020.07.23)  続きを読む

ネットによる社会の分断は、社会の知恵である「いい塩梅」「いい湯加減」を駄目にする

ボストンにあるリンカーン像を黒人活動家が引き倒す(かもしれない)というニュースを見て驚いています。もちろん、単に「歴史を知らないのか。頭悪いよなあ」と言いたくなる面もあるのですが、それ以上に、BLM(Black Lives Matter)であれ香港デモであれ、統治と社会の間でうまい具合に作用してきた仕組みがどれもヘタってきているように思うんですよ。(2020.07.01)  続きを読む

「都知事選圧勝」小池百合子は日本初の女性首相の夢を見るか?

もう調べるまでもなく小池百合子さんは都知事選圧勝してしまうわけですよ。当メルマガでも、また各種連載記事でも都知事選の結果が如何にクソかということも踏まえて、ままならぬ現状について観測記事を上げさせていただいております。で、石井妙子さんが著した『女帝 小池百合子』本ですが、20万部に届こうかという大変な盛り上がりを見せている割りにはアテクシの票はこれっぽっちも傷つきませんのよホホホ的な状況になっております。ただ、単に「都知事選にアテたスキャンダル本」と思ってはならないのは、この小池百合子さんには遠大な野望があると見受けられることです。(2020.06.29)  続きを読む

馬鹿に乗っかられて壊滅した「評価経済ネタ」バブルの今後

久保内信行さんがnoteで岡田斗司夫提唱の「評価経済社会」について論じていて、概ね首肯する内容でまとめていたのでご関心のある方はぜひ読んでいただきたいのですよ。きわめて同意するのは、トフラーさんの『第三の波』やドラッカー『すでに起こった未来』のような情報が貴重なリソースとなる社会、経済がやって来ると言う未来学や経営学を岡田斗司夫さんが良い意味でパクってアレンジし、これらのネタ本の要素を組み合わせてイケてない日本人の教典にした、というあたりが新鮮なのです。(2020.06.25)  続きを読む

無駄に混迷する都知事選、都知事・小池百合子が迎え撃つ堀江貴文、宇都宮健児の勝ち筋

というわけで、東京都知事選が2020年6月18日告示、7月5日投開票で予定されております。そもそも東京オリンピックが開催される前提で都知事・小池百合子さんが2月ごろに前倒しで都知事選を行う的なことを言っていたのですが、相変わらずその場のノリで適当に喋ってしまっただけだったのでありましょうか。都知事選については各党目玉候補を担いで国家イタリアをしのぐ予算規模を持つ巨大都市東京の舵取りを狙う… と思いきや、自由民主党は候補者選びの段階から陥落、立憲民主党も以前から「蓮舫が立つのでは?」と言いながらまったく本人にその気なしということで、大前提のところから非常に寒い状況になっています。(2020.05.30)  続きを読む

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