やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。サイバーインテリジェンス研究所統計技術主幹など歴任。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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ガースーVS百合子、非常事態宣言を巡る争い

前回のメルマガの冒頭でも言及しております新型コロナウイルス関連の話ではございますが、続々と情報が集まってきた結果、どうも官房長官の菅義偉さんが「新型コロナウイルスでの国家非常事態宣言に後ろ向き」ということで話が進んでおるようです。やはりフェイクニュースでもデマでもなく、東京都から(北海道が独断で行ったような)緊急事態宣言を実施して感染を食い止めたいという要望が安倍政権にあり、総理大臣である安倍晋三さんと小池百合子さんの間でショートトークがあり「官房長官の菅義偉さんが反対しているので、早期の緊急事態宣言は行えない」旨の返答が安倍総理の口からあったことになります。(2020.04.01)  続きを読む

人工呼吸器の問題ではすでにない

3月上旬のことですが、投資家グループの人たちと一緒に医療機器を製造している会社のヒヤリングをしていました。といっても、目的は単にコロナウイルス関連ではなく、スポーツ医療向けの特製機器の納品が大幅に遅れそうだというので話を聞きに行くという仕事だったのですが、そのころ、徐々に中国での医療機関のパンクは、命の選別、ICUの病床数の不足による問題だ、とすでに報じられ始めていたので話題になったんですよね。(2020.03.31)  続きを読む

パニック的なコロナウイルス騒動が今後社会にもたらすもの

いま東京に戻るガラガラの新幹線の中で、この記事を執筆しております。3月25日ですが、自宅に帰るころには26日になっていることでしょう。コロナウイルス禍においては、私自身は専門外なのでそれそのものを語るのは良くないことだと思っています。一方で、対策において先般来賓がありいろいろ詳しくお話を伺う機会があり、また過去に政策シミュレーションに参加した際に経験したことと似たような経緯を辿っていて非常に興味深いわけです。(2020.03.30)  続きを読む

「嫌われJASRAC」が地裁裁判で無事勝利の報

JASRACの裁判は、無事に勝利に終わったようですが、なんかこう、泣けるほどJASRACが嫌われているだけでなく、ネットでも「地裁ふざけんな」などの書き込みが殺到するほど呪われている感じがしてどうもなあと思うわけです。JASRACが本当に有害で、問題のある団体だとするならば、作曲家など権利者がJASRACに権利を預けておくことなどありませんし、他の著作権管理団体に移ればいいだけのことです。そうはならないということは、権利者はJASRACの方針ややり方に概ね満足しているということではないかと思います。(2020.02.29)  続きを読む

サイボウズ青野社長の手がける「夫婦別姓裁判」高裁門前払いの必然

私・山本一郎個人としては、夫婦別姓は選択できるならばさっさと実現したほうがいいと思うんですよ。それによって、国や社会に不利益がありますか? 奥さんが旧姓を名乗れるというのは問題ないであろうし、苗字が変わることで仕事に差し障りがある人はもちろん、旧姓のほうが気に入っている場合や、将来離婚する可能性すら低くない現代においてはむしろ苗字を入籍時に変更することが定着しているのは基本的に女性にとって不利だと思うのです。(2020.02.28)  続きを読む

コロナウイルス(COVID-19)対策で専制・共産国家のやり方を称賛するのって怖ろしくない?

コロナウイルス禍については、先日産経新聞にもコラムを寄せていたのですが、中国・武漢やそれ以外の都市で文字通り「封鎖」され、住民の移動が制限されただけでなく、百度やアリババ、テンセントなど中国系各社が決済情報を元に「誰がどこに移動したのか」というホットマップを作成していました。しまいには、中国政府がマスクなどの備品を退蔵している住民に対してこれらの物資を「徴発」すると発表し、もちろん感染症対策が緊迫度を高めるにつれて対策を矢継ぎ早に打つ必要はあるんでしょうけど、あまりにも抑圧的過ぎて人権も何もあったもんではない状況になっています。大丈夫なのでしょうか。(2020.02.27)  続きを読む

中学受験に思う

あしたは本命中学の受験日が集まる2月1日ということで、近所の塾では受験を控えた小学生が小さな身体を震わせながら強風の往来を走り抜けていました。私の中学受験の頃といえば自分で言うのも何ですが、「点数で測られる学力」という点では、間違いなく中学受験前の小学校6年のころがピークであったと思いますし、別にだからといって誇るわけでもなく、ただただ淡々とそういう時期もあったと振り返るぐらいの立場であります。翻って、いまふたつの顔を私は持っておりまして、ひとつは教育技術についてモノを申す側、もうひとつは再来年には中学受験の現場に我が子を送り出す父親の側です。いやー、これは大変だ。(2020.02.01)  続きを読む

近頃人気があるらしいコンサルタントという仕事の現実とか

コンサルタント業務は結構奥の深い仕事で、仕事柄、込み入った相談をされるにあたり、特定の企業の経営者や政府機関の枢要な人にお目にかかって、貴重なお話を承ったうえで抱えている問題について知ってしまうことがあります。(2020.01.31)  続きを読む

優れた組織、人材でも、業界の仕組みが違うと途端に「能無し」になってしまう話

身の回りで立て続けに異業界への進出に伴う大きなトラブルに見舞われている事案が発生していて、あるときは心配になり、またあるときは半分諦めモードになる私です。どうせやるならみんな上手くやりたいと思っているし、成功疑いなしと事業トップは思っていても、その足元ではボーボーに火柱が立っている、なんてことは普通にあります。もちろん、夢をもって異業界に進出するということは、掛け値なしに凄いことで、チャレンジです。実現できるなら応援したい。(2020.01.22)  続きを読む

ユーグレナのミドリムシ量産でバイオジェットとかの話はインチキなのではないか

長崎を拠点とするオリエンタルエアブリッジ社は、第三セクター方式による地域の足を航空機で提供する企業で、ユーグレナのバイオジェット燃料の供給を受ける代わりに、一部出資を受けるという報道がありました。ところが、その後さしたる続報はなし。むしろ、出てくるニュースは事故発生で引き返しましたとかいう話で、国土交通省に話を聞いてみても「バイオジェット燃料の話は具体的に進展があるとは聞いていない」と言われてしまう始末です。そのユーグレナ社は、なぜか史上最年少CFOとか言い始め、それどころじゃないだろうと思うんですよね。(2019.12.27)  続きを読む

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