やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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萩生田光一師匠、ガセネタを流し続けてきた深田萌絵を刑事告訴

もっぱらネットミーム的な観点で騒ぎが拡大していた深田萌絵さんのガセネタ乱舞の件ですが、一足先に自由民主党の重鎮・萩生田光一さんが深田萌絵さんを刑事告訴するという話に無事発展した模様です。(2025.05.31)  続きを読む

迷子問答代表質問:生成AIの波に翻弄される映像制作者

ここ1〜2年で生成AIの進歩が想像を遥かに超えており、正直なところ深刻な危機感を抱いています。特に動画生成AIの精度向上は目覚ましく、従来なら人間の手で丁寧に作り込んでいた映像表現が、短時間で一定のクオリティまで自動生成できるようになってしまいました。これは映像の制作技法の根幹を揺るがすのではないかー! と心配になっています。(2025.05.30)  続きを読む

在留外国人の国民健康保険問題と制度改革への道筋とかの雑感

以前、こんな記事を書きました。ボク言いましたよねと誇りたいわけではありませんが、ずっと問題だと言い続けて頑張ったけどなかなか解決しなかったので、ちょっと外に情報を出しながら問題を整理しようとしたら、自見はなこ先生ほか自由民主党の先生方も問題に気づいておられてじゃあ進めようとなった感じであります。私も、少しはお役に立てたのでありましょうか。(2025.05.30)  続きを読む

第9回情報法制シンポジウムで議論される、日本の情報収集・分析体制の現在地

6月4日に開催される第9回情報法制シンポジウムで、いよいよ本格的に諜報問題について憲法・情報法の視点から検討が始まります。私が司会を務める第二部では、小西葉子先生の報告と指宿信先生、横大道聡先生を交えたパネルディスカッションを予定していますが、この議論がなぜ今必要なのか、そして何を目指すべきなのかについて整理しておきたいと思います。(2025.05.27)  続きを読む

トランプさん滅茶苦茶やりすぎた結果が出始めるのではないかという恐怖

先月のメルマガでも「シートベルト締めとけよ」という話と共に関税交渉の話を書きましたが、少し落ち着くのかと思いきやこの二週間中国国籍の船舶がアメリカに向かわず滞留していて、コロナ期以上に焦げ臭い状態になってきたので気にしています。(2025.05.01)  続きを読む

生成AIの台頭と「情報密度の薄いコンテンツ」の危機

最近、このクソ忙しいのにコンテンツ投資や制作依頼(というか仕切り)の仕事が増えてきています。さすがに自分自身でやるわけにもいかないので、経験のあるパートナー氏らとの協業になるわけですが、これがまたなかなか大変であります。というのも、近年、ご多聞に漏れず生成AIの急速な発展により、様々なクリエイティブ産業が大きな変革の波に飲み込まれてしまっています。特に注目すべきは、必ずしも情報密度が高くないにもかかわらず、これまでビジネスとして成立していたコンテンツ産業への影響です。(2025.04.28)  続きを読む

参院選ボロ負け予想の自由民主党、気づいたら全党消費税減税を叫ぶポピュリズム政局に至る

まあ… 大変なことになっておるわけですが。俺たちの総理・石破茂さん率いる自由民主党が今夏の参議院選挙で厳しい戦いを強いられるとの見方が広がる中、与野党を問わず消費税減税論が急速に広がりつつあります。(2025.04.28)  続きを読む

ビッグな『トランプ関税』時代の到来でシートベルト着用サインが点灯

まあ大変なことですよね、というのは相場を見ておられる皆さんは当然のごとくお感じではないかと思いますけれども、日本はかなりアメリカ経済とペッグして相場も連動しておりますのでトランプ政権就任来14%ほどアメリカ市場から資金が流出すると同じように14%ぐらい日本の証券市場から資金が出て行ってしまうわけであります。(2025.04.06)  続きを読む

「ウクライナの次に見捨てられる」恐怖から見る日米同盟の今後

なかなかパンチの効いた展開になってきております。鉄鋼・アルミの関税25%に始まり、自動車も関税かかるぞ、大統領府の人たちが国防関連の情報をSignalに流して大変なことになったぞ、ウクライナの資源割譲で割ととんでもない米露交渉内容が漏れ伝わるなどして、人間も国家も信頼を築くのには長年の忍耐が必要だが信頼が失われるのはほんの一瞬というのを目の当たりにしているところです。(2025.04.03)  続きを読む

突然出てきた日本維新の会4兆円削減プランって実際どうなんだよ

「社会保険料を下げろ」というのはいま働いている国民の手取りを増やすためにどうしても必要なことですし、今回高校無償化で予算合意に至った日本維新の会との話し合いの果てに、自由民主党と公明党、日本維新の会とで協議を進める運びになってしまいましたので、これはまあ取り組んでいかないといけないわけです。困ったもんだなと思ってますが、一応は「やれ」となった以上、なんらか見解を組み上げて対応していかないといけないよな、というのが実際です。(2025.03.26)  続きを読む

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