やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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高市早苗さんがいきなり取り組む「給付付き税額控除」とかいう修羅場&いばらの道の是非

2025年10月4日、自民党総裁選挙で高市早苗さんが第29代総裁に選出され、初の女性総裁が誕生しました。一時はどうなることかと思いましたが、まずは無事着地したようで良かったです。公明党さんは離れてしまい、これいったいどうするんだといったところですが…。(2025.10.28)  続きを読む

J.K.ローリングとエマ・ワトソンの対立が示すトランスジェンダー論争の深刻さ

『ハリーポッター』シリーズの作者J.K.ローリングさんと、主演女優エマ・ワトソンさんの間で繰り広げられている論争が、単なる意見の相違を超えて深刻な対立へと発展しています。この問題は、トランスジェンダーをめぐる社会的議論が、いかに複雑で感情的なものとなっているかを象徴的に示しています。(2025.10.02)  続きを読む

田端信太郎氏の侮辱罪容疑書類送検から考える「株主論評」罵倒芸の今後

この度、著名な実業家でありアクティビスト(物言う株主)としても知られる田端信太郎さんが、メルカリ社の社員を「無能」などとSNS上で批判したことが侮辱罪に当たるとして刑事告訴されてしまいました。今回どうも書類送検されたようで、SNS時代の言論のあり方について大きな議論を巻き起こしています。(2025.09.30)  続きを読む

『売れるネット広告社』加藤公一レオさんから派手な面白ムーブが出る一部始終

正直『売れるネット広告社』って九州のほうのADKとやずやの広告を下敷きに独立した会社がそれっぽいことを言って強引に上場しただけなんじゃないのと思う人も多いんではないかと感じるんですが、その強引なことをやっているCEOである加藤公一レオさんが面白くてずっとヲチしているわけです。(2025.09.30)  続きを読む

おとぎの国の総裁選前倒し これはちょっとどうにかなりませんかね

思い返せば一か月も前の8月8日に前線指揮官に過ぎないワイちゃんが総括しておったのが今回の参院選であります。あまり言いたくはありませんが「今回の参院選はちゃんとやれば勝てる選挙だった」と思っていて、いろいろ事情もあってやるべきことが上手く段取りできず、低く抑えたはずの勝利条件さえもクリアできないどころか国民民主党や参政党にかねて自由民主党の旗頭であった保守系支持者をごっそりと奪われての敗戦となったわけですから、そりゃあまあ党としても総括しないわけにはいかないでしょう。(2025.09.03)  続きを読む

ナイジェリア政府による誤情報発表とJICA外交政策への影響について

今回派手にやらかしているナイジェリア政府によるJICA「ホームタウン」事業に関する誤情報発表ですが、どうしてこうなってしまったのでしょう。もともと総一筋縄ではいかないアフリカ外交における構造的な問題と、SNS時代における国際協力事業の脆弱性を浮き彫りにした事件でした。この問題を多角的に検証し、今後の対策を考える必要があるんじゃねえのと思っているわけです。(2025.08.29)  続きを読む

日本の研究政策をどうすんだよという話

各方面で騒ぎになっている論文数の減少とか日本の研究開発能力が世界比較で低下しっぱなしでどうしようという話ですが。さすがに自由民主党でもかねて危機感を持っている議員さんたちが集まってあれこれ提言しておりました。(2025.08.28)  続きを読む

原発にドローン3機が飛来で大騒ぎに

 そんなわけで、大騒ぎになっておりました。まあ当然ですね、これはインシデントです。その前にも、24年に横須賀にドローンが飛来して騒ぎになっておりましたので、まあ要するに無防備だよねという話でシャンシャンになりかねない運びになっています。(2025.07.31)  続きを読む

「外国人問題」「消費税減税」では変わらない日本が必要とする国家ビジョン

いま日本政治に求められているのは「外国人問題」や「消費税減税」といった表層的な争点ではなく、国民が「これならいまより明日がよくなる」と実感できる具体的な未来図を提示することです。では、どのような未来図を国民に見せるべきなのでしょうか。(2025.07.31)  続きを読む

自由民主党・両院議員懇談会からの混乱に寄せて(メルマガ向けedition)

7月20日投開票の参議院選挙では、自由民主党は与党としてなかなかお訴えが有権者に伝わらず、50議席と低めに設定されていた勝敗ラインをも下回る敗戦で終わってしまいました。もっとも、中盤情勢では自民党の獲得議席予想が31議席から33議席に落ち込む数字も出ている中で、終盤に向け何とか有権者の皆さまのご支援で盛り返せた面はあるのではないかとも思っています。(2025.07.29)  続きを読む

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