やまもといちろうの記事一覧

1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる。統計処理を用いた投資システム構築や社会調査を専門とし、Aetas株式会社エグゼクティブ・プロデューサー、東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員、東北楽天ゴールデンイーグルス育成・故障データアドバイザー、株式会社データビークルプロデューサーなど現任。東京大学と慶應義塾大学とで組成される「政策シンクネット」の高齢社会研究プロジェクト「首都圏2030」の研究マネージメントを行うなど、社会保障問題や投票行動分析に取り組む。「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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仮想通貨はトーチライトか?

先日、NHKにも呼ばれて仮想通貨について解説してきたのですが、ようやく実利について具体的な内容が報道できるようになってきた、というのはとても大きいと思っています。もちろん、一時期は過剰に期待されていたからこそ「なんだかよく分からないもの」という憶測もあったわけなんですが、マウントゴックス事件のようなスキャンダルも経て、主に中華系利用者の急増、中央アジアやアフリカ地域、あるいはベラルーシやウクライナと言った政情不安国の通貨不信任から利用実態が増えていって、それなりに定着していったように思います。(2016.11.04)  続きを読む

先行投資か無謀な挑戦か ネット動画事業に関する是非と簡単な考察

このところ洋の東西で動画サイトと言われるものの事業を並べて業績の推移やユーザーの動きを見ておるんですけれども、敢えて具体的にどことか、数字がどうだということを言わずに外観だけ一言で言えば「死屍累々」であります。(2016.11.02)  続きを読む

「負けを誰かに押し付ける」地方から見た日本社会撤退戦

人口減少時代に入った日本が、この先一時的なバブル的好況に踊ることはあっても、20年近い高度成長という右肩上がりの経済環境を実現できる可能性は皆無でしょう。我が国の仕組みに組み込まれてきたものは、そのかなりの部分が「昨日より良い明日が来る」前提で作り上げられた右肩上がり信仰であり、銀行の不動産担保主義にせよ公共工事のリスクベネフィットに関する考え方にせよ、常にニーズが増え、価格が上がっていくという考え方がベースにあるため、うまくいかないごとに再編に追い込まれてしまうという欠陥があります。(2016.11.01)  続きを読む

フジテレビ系『新報道2001』での微妙報道など

現在、豊洲市場ネタも一巡して、専門家会議や新市場タスクフォースも立ち上がって、少しは落ち着くかというタイミングでとんでもないネタをフジテレビがやらかしてしまいました。ちょっと変わった感じの都議から送られた一枚の写真を、現場検証もすることなく報道番組で「柱が傾いている」と流してしまう大誤報で、目下大騒ぎになっています。(2016.10.04)  続きを読む

政争と政局と政治

このところ、東京都知事選を挟んで都政に関するすったもんだが繰り広げられておりますが、私自身も若干土壌改良のところは噛まざるを得ない部分があってしばらく都庁であれやこれや話を聞かされておりました。まあ、酷いもんです。個人的には、伏魔殿扱いされている東京都庁の職員の面々が、別に本人たちの責任でもないのに報告不行届だ、情報公開が不徹底だと突然言われて、怒っているというよりは途方に暮れている状況を見て「どうしたものか」と同情するところが大です。悪者にされたうえに、特に筋道も政策論も見当たらない適当な話ばかりが上から降ってくるのではどうしようもないのではないかと感じます。(2016.09.29)  続きを読む

格闘ゲームなどについて最近思うこと

「最近ゲーム業界に山本が帰ってきて何をごそごそやっているの」という風評をされて、かつてご一緒していたゲーム系ビジネスの方よりメールを頂戴することが増えてきました。簡単に言ってしまうと、東京ゲームショウ(9月15日から18日)でも発表することではあるのですが、いま全米で由緒ある格闘ゲームイベントである「Evolution」を2018年に日本で開催するべく製作委員会の立ち上げや実行準備などをやっております。(2016.09.02)  続きを読む

発信の原点とかいう取材で

振り返るとなんだかんだで16歳から27年、パソコン通信からインターネットにかけて発信に関することや、自分の興味対象を自分で調べて整理して書くということを続けてきていたことを考えると、それなりに積み上げてきたものはあるのかなとは思う次第です。(2016.09.01)  続きを読む

捨てることのむつかしさ?

先日、フジテレビ系ネット放送ホウドウキョクで、火曜日を担当させていただいている「真夜中のニャーゴ」にライターの朽木誠一郎さんをお呼びして、あれこれお話をしておったわけです。何ていうんでしょう、30歳のころを思い返すと当時は2ちゃんねる関連の後始末で黒歴史感いっぱいだったんですが、面白ければ何でもよいと当時は思っていたので反省することしきりです。(2016.08.25)  続きを読む

19人殺人の「確信犯」と「思想の構造」

私個人としては、この手の確信犯は反省もしないであろうし、思想的なバックグラウンドをどうひねり出してもある種の「サイコパス型犯罪」はどんなに社会が教訓を受けようとも一定の割合で起こしてしまうタイプの惨事なのだろうと思うと忸怩たる気持ちになります。(2016.08.01)  続きを読む

「AV出演強要問題」揺れるオフィシャルの対応

このところ、毎日新聞の強力なキャンペーンもあって、アダルトビデオへの出演を強要するAVプロダクションや流通の問題がかなり詳しく世の中に出るようになってきました。この問題については、大きく筋を分けると二つありまして、ひとつがスカウトされた女性らのアダルトビデオへの出演強要を特定の人権団体が告発した問題と、派遣法などで警察庁・警視庁が具体的にアダルトビデオ業界に対してがさ入れ、摘発も辞さない方向へシフトしている問題とがあります。(2016.07.29)  続きを読む

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