やまもといちろうの記事一覧

個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。
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パー券不記載問題、本当にこのまま終わるのか問題

朝日新聞の独走と共に大騒ぎになったパー券問題ですが、結局のところ肝心の未記載のところでしか事件化することなく、なぜかキックバックされていたおカネは各事務所の引き出しの中に全額現金でしまわれていたので使途が問題になることもないまま修正申告で済まされるレベルの話ということでゲームセットになろうとしております。(2024.01.24)  続きを読む

日本でも騒がれるNPOとマネーロンダリングの話

巷では、著名ライターのヨッピーさんの正体が実は山本一郎であるという素敵な指摘があり、ついにバレる日が来てしまったかと寂寥感を覚える年末を送っておりますが、そのもとになっている事案が例の公金チューチュー問題におけるNPO法人フローレンスに対して、例の暇空茜さんが噛みついた一件にあります。(2024.01.01)  続きを読む

中国発・ソーシャルゲーム業界の崩壊と灼熱

年末に堕ちてきた割と大きい爆弾として、中国政府が案の定オンラインゲームやソーシャルゲーム方面の制限を政策的に前に打ち出してきました。正直「まあいつかは(24年中には)やるんだろうな」と思ってたのにいつまでもやらないので、越年するのかと思っていたら12月22日に発布というのは何とも皮肉なとりあえず間に合わせた感を覚えるものであります。(2023.12.26)  続きを読む

ライドシェア問題に寄せて

現在規制改革会議で議論が進んでいるライドシェア解禁議論について、正直問題自体が超端牌というか、そこまで大問題にするべきものだったのかというのが個人的には引っかかるところですが、とにかく騒ぎになったので着地を目指してあれこれやらんといかんというのが現状なのではないかと思っております。(2023.12.23)  続きを読む

実に微妙な社会保障議論についての11月末時点での総括

メルマガを書くほどに、この問題は重いなあと思うのです。財政審ネタがこのところ私個人の最大のトピックスで、内々で社会保障予算は最大144兆円を超えるとかいうネタが回ってきて「144兆円ですまないときのことを考えて手を打つ必要があるんですよ…」と折り返しのメールやメッセを打つ毎日です。(2023.11.30)  続きを読む

外資系企業の「やり得」を止められるルール作りこそがAI規制の本丸

アメリカでも人工知能をリードするビッグテック各社に対する独占禁止当局の動きが厳格化の方向にシフトしているのは事実のようです。EUのAI規制も面倒くさい感じで走っており、しかし重要な論点が山盛りであるためこのままで進むんでしょう。(2023.11.28)  続きを読む

コタツ記事問題

江川紹子さんがブチ切れてた件ですが、ぶっちゃけコタツ記事問題なんて昔からありましたよね。なんでコタツ記事なんてやるかって言うと、当然ですがヤフー配信され、サイトに検索エンジン経由で客が来て広告を踏んで儲かるからです。儲からなかったらコタツ記事なんてやらんわけじゃないですか。(2023.11.27)  続きを読む

江東区長辞職から柿沢未途さん法務副大臣辞職までのすったもんだ

大騒ぎとなった江東区、区長選が12月10日になったようであります。もちろん理由は木村弥生さんが公職選挙法ど真ん中の違反となる、選挙期間中のオンライン広告掲載というやらかしであって、ちょっとした間違いや手違いとは言えないレベルでこりゃもう全然駄目ですから致し方ない面はあります。(2023.10.31)  続きを読む

私の経営情報グループ『漆黒と灯火』の会員を募集したら一日で枠が蒸発した

しばらくぶりに『漆黒と灯火』の募集をやってみたところ、なんか一日ちょいで募集枠15名が蒸発したとかで… その後、募集を知らなかったのでどうにかなりませんか的なお問い合わせをいただくなどして、申し訳ないことになってしまいました。(2023.10.30)  続きを読む

可視化されているネットでの珍説や陰謀論に対するエトセトラ

選挙関連の調査でずっと泡沫政党の動きはチェックしていて、立花孝志率いる(クビになった)旧N国党がほとんど支持を霧消させる一方、共産党系の支持者らを巻き取る形で台頭したれいわ新選組が社民党を完全に抜いて政党としての規模を確立するに至りました。(2023.10.30)  続きを読む

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