先月の21日、niconicoが動画のメルマガを組み合わせた「ブロマガ」を開始すると発表した。コンテンツを提供するのは、小沢一郎、堀江貴文、GACKT、津田大介をはじめとする錚々たるメンバー。もちろん僕には、声もかからない。ニワンゴの杉本社長とはしょっちゅうMIAUで会ってるのに、この扱いにはびっくりだ。まさに「小物に用はない」ということであろう。
ドワンゴ取締役の夏野剛氏は発表会の席で「今回のブロマガは、既成メディアとも、個人が趣味でやるものとも違う、その中間。Twitterでキュレーターの役割を担える人が、マルチなフォーマットでコンテンツ配信できるプラットフォームだ」と述べた。また同社会長の川上量生氏は、トークイベントの中で「メルマガが成功したのはコンテンツではなく、プラットフォームだったから。ネット時代のコンテンツフォルダは、プラットフォームをとりに行かなきゃならない」と述べた。
僕がメルマガを始めたのも、なにもメールで配信したかったからというわけではなく、自分のチャンネルを持つことがメインであった。だからまぐまぐではなく、ePubに積極的だった夜間飛行と、まず最初に組むことにしたのだ。
今、コンテンツビジネスの現場では、プラットフォームの取り合いになってきているように思える。今回は、このプラットフォームの意味するものについて、少し考えてみようと思う。
その他の記事
![]() |
“美しい”は強い――本当に上達したい人のための卓球理論(上)(山中教子) |
![]() |
社会システムが大きく変わる前兆としての気候変動(高城剛) |
![]() |
ロバート・エルドリッヂの「日本の未来を考える外交ゼミナール」が2017年8月上旬にオープン!(ロバート・エルドリッヂ) |
![]() |
「科学」と「宗教」、あるいは信仰における「公」と「私」(甲野善紀) |
![]() |
あまり語られることのないエストニアが電子政府に向かわざるをえない本当の理由(高城剛) |
![]() |
観光客依存に陥りつつある日本各地の地方都市の行き着く先(高城剛) |
![]() |
季節の変わり目と心身のリセット(高城剛) |
![]() |
海賊版サイト「漫画村」はアドテク全盛時代の仇花か――漫画村本体および関連会社の全取引リストを見る(やまもといちろう) |
![]() |
「学びとコンピュータ」問題の根本はなにか(西田宗千佳) |
![]() |
冬至の日に一足早く新年を迎える(高城剛) |
![]() |
50歳食いしん坊大酒飲みでも成功できるダイエット —— 超簡単に腕や脚を細くする方法について(本田雅一) |
![]() |
世界経済の混乱をどう生き抜くか(やまもといちろう) |
![]() |
あれ、夏風邪かも? と思ったら読む話(若林理砂) |
![]() |
12月の夏日を単に「暖冬」と断じてしまうことへの危機感(高城剛) |
![]() |
「自由に生きる」ためのたったひとつの条件(岩崎夏海) |