岩崎夏海
@huckleberry2008

岩崎夏海のメールマガジン「ハックルベリーに会いに行く」より

YouTubeを始めて分かったチャンネル運営の5つのポイント

その5「バイラル狙いは獣道」

今、バイラルメディアが注目を集めている。そのため、物珍しい動画などは、数多くの人が紹介するので、あっという間に再生回数が伸びていく。

例えば、この動画などはすでに1千6百万回再生された。

Camera falls from airplane and lands in pig pen--MUST WATCH END!!

ぼくのチャンネルには、残念ながらこうした決定的瞬間の動画はない。きっと、こうした動画を配信すると、とてつもない高揚感を感じるだろう。それゆえ、その中毒に陥る……という危険性も考えられる。こうした動画は、狙って撮れるものではない。そのため、それを追いかけすぎると、かえってそれ以外の動画が疎かになりそうだ。その意味で、バイラル狙いは「ハイリスクハイリターンの獣道」といえるのではないだろうか。
いかがだっただろうか? 知っている人にとっては「何を今さら」という内容かもしれないが、しかし実際にサイトを運営していると、上記の5つを痛感することが本当に多い。これから運営されるという方も、きっとこれらのことを痛感するのではないだろうか。

最後に、ぼくらのチャンネルも見ていただけると嬉しい。登録してもらえるとなお嬉しい。よろしくお願いします!

HuckleTV(ハックルテレビ)

 

※この記事はメルマガ「ハックルベリーに会いに行く2014年09月05日配信号からの転載です。

 

岩崎夏海メールマガジン「ハックルベリーに会いに行く」

35『毎朝6時、スマホに2000字の「未来予測」が届きます。』 このメルマガは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(通称『もしドラ』)作者の岩崎夏海が、長年コンテンツ業界で仕事をする中で培った「価値の読み解き方」を駆使し、混沌とした現代をどうとらえればいいのか?――また未来はどうなるのか?――を書き綴っていく社会評論コラムです。

【 料金(税込) 】 864円 / 月
【 発行周期 】 基本的に平日毎日

ご購読・詳細はこちら

http://yakan-hiko.com/huckleberry.html

 

岩崎夏海

1968年生。東京都日野市出身。 東京芸術大学建築科卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』など、主にバラエティ番組の制作に参加。その後AKB48のプロデュースなどにも携わる。 2009年12月、初めての出版作品となる『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(累計273万部)を著す。近著に自身が代表を務める「部屋を考える会」著『部屋を活かせば人生が変わる』(累計3万部)などがある。

1 2 3
岩崎夏海
1968年生。東京都日野市出身。 東京芸術大学建築科卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』など、主にバラエティ番組の制作に参加。その後AKB48のプロデュースなどにも携わる。 2009年12月、初めての出版作品となる『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(累計273万部)を著す。近著に自身が代表を務める「部屋を考える会」著「部屋を活かせば人生が変わる」(累計3万部)などがある。

その他の記事

戸田真琴の青春を黒い雨で染める~『コクウ』(『ほくろの女は夜濡れる』)監督榊英雄&主演戸田真琴ロング座談会(切通理作)
今週の動画「顔面へのジャブへの対応」(甲野善紀)
効果がどこまであるのか疑問に感じるコロナ対策のその中身(高城剛)
日本の「対外情報部門新設」を簡単に主張する人たちについて(やまもといちろう)
宗教学たん執筆の記事とメルマガ『寝そべり宗教学』について(夜間飛行編集部)
41歳の山本さん、30代になりたての自分に3つアドバイスするとしたら何ですか(やまもといちろう)
アイデアを生む予定表の「余白」(岩崎夏海)
人生を変えるゲームの話 第1回<「負ける」とは「途中下車する」ということ>(山中教子)
「相場下落」の冬支度、なのか(やまもといちろう)
「節分」と「立春」(高城剛)
今年は「動画ゼロレーティング」に動きアリ(西田宗千佳)
秋葉原のPCパーツショップで実感するインフレの波(高城剛)
乙武洋匡さんの問題が投げかけたもの(やまもといちろう)
週刊金融日記 第304号【楽しいのはパーティーか読書か、世界の株式市場が大暴落、新大久保で美味しいネパール料理他】(藤沢数希)
原色豊かな南米で歴史はすべてカラーなのだということをあらためて思い知る(高城剛)
岩崎夏海のメールマガジン
「ハックルベリーに会いに行く」

[料金(税込)] 880円(税込)/ 月
[発行周期] 基本的に平日毎日

ページのトップへ