復路の哲学 されど、語るに足る人生
日本人よ、品性についての話をしようじゃないか。
成熟するとは、若者とはまったく異なる価値観を獲得するということである。政治家、論客、タレント……「大人になれない大人」があふれる日本において、成熟した「人生の復路」を歩むために。日本人必読の一冊！！
＜内田樹氏、絶賛！＞
ある年齢を過ぎると、男は「自慢話」を語るものと、「遺言」を語るものに分かれる。今の平川君の言葉はどれも後続世代への「遺言」である。噓も衒いもない。
平川克美 著
2014年11月28日刊行
四六判・244ページ
定価1600円＋税
■目次
序
復路の哲学
悲しみの三波春夫
父親と観た映画を思い出す
厩橋の男とその知人
「機縁」と「責任」を考える
されど、カビリアは微笑まん
自然死について
還暦を過ぎると風景の色が変わることについて
見えるものと見えないもの
飽食があたりまえの時代
鉄の時代から来た男
往時茫々、一九六四東京オリンピック
子供は判ってくれない――アキ・カウリスマキの映画
ペルソナ~覆面レスラーと虚実の皮膜
大人が行き交う町に住むということ
私が「喫茶店の親父」になった理由
ライカ犬よりはましな人生
成長は子どもの特権、成熟は大人の見識
みんなトイレで大人になった
のれん
領土をめぐる思考
大人の国の憲法
始まったものは必ず終わる
あとがき
その他の記事
|
「iPhoneの発売日に行列ができました」がトップニュースになる理由（西田宗千佳） |
|
無駄に混迷する都知事選、都知事・小池百合子が迎え撃つ堀江貴文、宇都宮健児の勝ち筋（やまもといちろう） |
|
サントリーニ島の人々が抱える問題の本質（高城剛） |
|
コデラ的出国前の儀式（小寺信良） |
|
|
コタツ記事問題（やまもといちろう） |
|
|
クラウドの「容量無制限」はなぜ破綻するのか（西田宗千佳） |
|
|
Spotifyでジョギングするとめっちゃ捗る件（小寺信良） |
|
|
谷村新司さんの追悼と事件関係（やまもといちろう） |
|
「不自由さ」があなたの未来を開く（鏡リュウジ） |
|
なぜ人は、がんばっている人の邪魔をしたくなるのか（名越康文） |
|
|
シンクロニシティの起こし方（鏡リュウジ） |
|
|
長崎県の政界汚職でハンターさんが巻き込まれた件（やまもといちろう） |
|
|
宗教や民主主義などのあらゆるイデオロギーを超えて消費主義が蔓延する時代（高城剛） |
|
|
個人の情報発信で考えていること（やまもといちろう） |
|
|
インド最大の都市で感じる気候変動の脅威（高城剛） |
