若林理砂
@asilliza

若林理砂メールマガジン「鍼灸師が教える一人でできる養生法」より

季節の変わり目はなぜ風邪をひきやすい?

 

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Q.23歳、女子会社員です。毎年暖かくなり始めた頃に、必ずと言っていいほど風邪をひきます。

自分では気を付けているつもりなのですが、寒暖の差で体調を崩しやすいようです。規則正しい生活や食事、睡眠など健康管理は大切だと思いますが、具体的になにかいい予防策があれば教えてください。

 

A.風邪の予防ですね。

これは、ちょっとでもゾクッとしたら葛根湯を飲むことをまず訓練しましょう。寒暖の差が激しくなると、東洋医学では「寒邪」が体に入り込みやすくなるって考えます。これを追いだしてくれる作用があるのが葛根湯なのです。

飲み方は、なんとなく肩がこる・寒い気がする・薄い頭痛があるような感じ・ちょっと頭がぽーっとしてる……なんて症状が出たら、温かいお湯で飲みます。湯のみがあるなら葛根湯をお湯で溶いて服用するのがベストです。いつでも飲めるように葛根湯は持ち歩いてくださいね。

で、うっかり葛根湯を持ってなかった時。コンビニであたたかいお茶を買ってペットボトル温灸をしましょう。孔最、肩中兪、大椎、に当ててやります。

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質問者さんが書いていらっしゃるように、ホント「規則正しい生活や食事、睡眠」が大切なんですよ。あ、あと、外出先から帰ったら手洗いうがい、出先で無闇に髪の毛や顔を触らないことも感染症予防の観点から大切なこと。これが守れていれば風邪はひきにくくなります。がんばってくださいね。

 

 

※この記事は夜間飛行メルマガ「若林理砂 鍼灸師が教える一人でできる養生法」に掲載された記事を編集・再録したものです。

 

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若林理砂
1976年生まれ。鍼灸師・アシル治療室院長。高校卒業後に、鍼灸免許を取得し、エステサロンの併設鍼灸院で、技術を磨く。早稲田大学第二文学部卒。2004年、アシル治療室開院。現在3ヵ月先まで予約が埋まるほどの人気を集めている。

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