高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

デトックス視点から魚が現代人の食生活に適しているかどうかを考える

高城未来研究所【Future Report】Vol.379(2018年9月21日発行)より


今週は、カンザスシティにいます。

カンザスシティは、カンザス州にあると思ってる方々がほとんどだと思いますが、実は、隣接するミズーリ州に位置します。
正確には、両州にまたがって都市圏を形成しており、人口、産業ともミズーリ州側にほとんどが集中しているため、カンザス州側は郊外都市という位置付けとなります。
それゆえ、カンザスシティといえば、ミズーリ州であり、カンザス州の州都はトピカで、最大都市はウィチタである複雑な地域なのですが、この一帯は「Heart of America」と呼ばれ、両州ともに古き良きアメリカが残る数少ない場所なのは間違いありません。

さて、カンザスを訪れたのは、いつも検体を送っている「グレート・プレイン・ラボラトリー」を訪ねるためです。

GPLと略称で呼ばれることも多い「グレート・プレイン・ラボラトリー」は、尿内代謝物を数値化する「有機酸検査(Organic Acid Test)」の世界的な企業で、この検査結果を見れば、腸内環境(吸収不良、消化の問題、カンジダその他の細菌)、体内の代謝評価(ビタミン・ホルモン代謝、脂肪分解、コレステロール)、身体のバランス、栄養の過不足、エネルギーの状態、神経伝達のレベル、環境毒素の暴露による影響など、人間の体内で起こっている様々な情報を知ることが出来ます。

最先端医療の成功企業として破竹の勢いを誇り、年々研究員も増え続け、いよいよ巨大なラボラトリー・ビルを建造するそうで、その前に、「Heart of America」らしい、創業地を実際に見てみたいと思って、渡米中に立ち寄りました。

カンザスシティ中心部から、車で20分強の場所にある先端研究所は、失礼ながらも外見は、街角にある小さなモールのようでした。
しかし、中を拝見しますと、最先端の解析機器が立ち並んで驚きます。
何人かのドクターと、これまでの自分の検査結果を見ながら所見をお聞きし、まだ、日本では受けられない数種の検査を、この機に受けることにしました。

このGPLが提供している検査のひとつに、体内重金属を調べる検査があります。
周囲を海で囲まれ、魚が豊富な日本は、内陸部にあるカンザスと違い、食環境が大きく違います。
この豊富な魚が現代人の食生活に適しているかといえば、「魚の種類による」のが正直なところです。
「魚は健康にいい」と言われたのは過去の話で、検査を見る限りにおいても(他ならぬ僕自身も)、多くの日本人の体内に重金属が溜まっている、とデータが教えています。
なかでも問題は、水銀を含む魚です。

水銀が体内に蓄積すると、疲れやすい・肌荒れ・アレルギー・むくみやすい・筋肉や関節の痛み・頭痛・頭が重い・イライラや集中力低下・目の疲れ・冷え性・肩こり・めまい・しびれなどが起き、また、発がん・不妊の原因となることも知られています。

具体的には、たまに食べる程度でも「危険」な水銀を含む魚は、カレイ、カサゴ、キハダマグロ、スズキ、銀鱈などで、絶対に避けるべき「極めて危険」なのが、ムツ、本マグロ、鯖、カジキ、ハタ、メカジキ、ヒウチ鯛などと、米国ではリストされているのです。

日本の厚生労働省も、妊婦に本マグロを避けるように通達していますが、問題は、本マグロだけに限らず、多くの水銀を含んだ魚が存在することです。

本年は、自身の「デトックスイヤー」と銘打って、体内に溜まりに溜まった毒素を、徹底的に排除するつもりで、日々取り組んでおり、同時に、できる限り新しい毒を体内に入れないように心がけ、大きく心身をリセットするつもりです。

いったい、一年間で体内の毒素をどれくらい出すことに成功するのか?
そして、もっとも効果的だったデトックス方法は?

この結果は、来年春頃を目処に、自身の体験をもって一冊にまとめたいと考えています。
すでに、効果アリアリです!
 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.379 2018年9月21日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 「病」との対話
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 著書のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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