高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

自分の身は自分で守る時代のサプリメント

高城未来研究所【Future Report】Vol.554(2022年1月28日発行)より

今週も東京にいます。

毎年、陽が長くなりはじめる3月後半からの「旅の季節」に入ることもありまして、準備をはじめる2月初旬からサプリメントの見直しを徹底しています。
数年前まで、医師に言われるままに飲んでいたサプリメントですが、その後世界中のメーカーをまわって品質を確かめ、いまでは自分の朝起きた体感で必要なサプリメントを選べるようになりました。
なかには、自分の遺伝子(SNPs)的に脆弱性が見られる定番「ビタミンD3」などもありますが、いくら定番と言っても随時製造メーカーの見直しは続け、アップデートしています。
この甲斐ありまして、いまでは不定愁訴はすっかりなくなり、医療知識も年々高まり、花粉症に苦しめられることなく、風邪などもまったくひかなくなりました。

そこで今回は、昨年僕が使ってみて効果を実感したサプリメント・ベスト3を、読者の皆様にご紹介したいと思います。

第1位は、Nutrasal社の「PPC」です。
https://www.nutrasal.com
多価不飽和脂肪酸と結合したホスファチジルコリンを多く含んだ良質な「PPC」は、人体の各細胞や小器官を保護するバリアである細胞膜の修復や再生に効果的な製剤で、米国だけでも1億回以上の投与が医師によって行われてきました。
しかし、誰でも手に入れられる良質な製品が、いままで市場にありませんでした。
現在、誰もが戦わねばならない加工された炭水化物、砂糖や高脂肪食、アルコール、薬物などの過剰摂取によって細胞膜が損傷しつづけられており、損傷した細胞膜の修復や再生は急務なはずです。
Nutrasal社は、多くの大手上場企業やヘッジファンドが所有するサプリメント企業とは異なり、卓越した品質で提供する健康への強いこだわりを持った家族経営の企業で、「万が一、当社製品がこれまでに使用した製品の中で最も効果的でないと感じられた場合は、お電話にて全額返金いたします」と言い切るほど。
「PPC」は脂肪を代謝しますので、間違った糖質制限で陥りがちな脂肪肝も予防します。

第2位は、Seeking Health社の「5HTP」です。
https://www.seekinghealth.com/products/5-htp-100-capsules
セロトニンを分泌するL-トリプトファンは、含まれる食品を食べてもナイアシンの生産など他の機能に転用されてしまうため、十分に摂取できません。
経口摂取されたL-トリプトファンのうちセロトニンに変換されるのはわずか3%。
しかし、5-HTPなら経口摂取量の70%以上がセロトニンに変換されますので、イライラ改善から深い眠りまでバツグンの効果を発揮します。
なかでも高い効果を実感するのが、Seeking Health社の製品です。
このメールマガジンでも何度も紹介した「Dirty Genes」の著者ベン・リンチ率いるSeeking Health社は、Nutrasal社と同じように60日間の完全返金保証をつけており、食事療法を提案するサプリメント業界で唯一認定された米国国家規格を保有している企業です。
「ハッピーサプリ」をお探しの方は、一度お試しくださいませ。

第3位は、HERB PHARM社の「アシュワガンダ」です。
https://www.herb-pharm.com/product/ashwagandha/
インドやアフリカに生育するナス科の一年草の常緑低木アシュワガンダ(学名:Withania somnifera)は、古くからアーユルヴェーダ等の代替医療で薬草として有用とされてきましたが、あまりに効能が高いことから厚生労働省の「医薬品の範囲に関する基準」の改正により医薬品として区分されました。
一般的に滋養強壮に効果があると言われる「アシュワガンダ」ですが、コルチゾールが枯れかかっている副腎を奮い立たせるため、朝起きられない時や午後眠くなった時に、スポイト1回分を水に溶かして飲むと効果覿面!
カプセルタイプの製品も多々ありますが、吸収性が高く、効果が早いリキッドタイプを最近は愛用するようになりました。

年々、食品から栄養が奪われ、化学的に付加された味と食感だけの食材が目立つようになったことから、不調を訴える人が増え続けています。
しかし、日本の医学部では、栄養について教えていません。
その上、製品の表示の義務や濃度に関する基準値がない食品が大半なのです。

いったい、日々私たちはなにを口にしているのでしょうか?

この時代、自分の身は自分で守るしかないと、近郊のモールに燦然と輝くフードコートで考える今週です。
 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.554 2022年1月28日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 「病」との対話
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 連載のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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