やまもといちろうメルマガ「人間迷路」より

【号外】安倍官邸『緊急事態宣言』経済と医療を巡る争い


 4月7日、緊急事態宣言が総理大臣・安倍晋三さんから発令され、街角のコーヒーショップも地元のフィットネスジムも全部閉まり、駅前も人影がやや減っているかなという感じで推移しています。東京都でも、同日に東京都知事の小池百合子さんがさらに強い外出自粛要請を出し、危機感を露わにしております。

 個人的には、事後に安倍晋三さんの緊急事態宣言の会見内容を見て、安倍さんなりに誠実に国民に現状を伝えようとし、強い一体感、危機感を表明していたあたりは物凄く真摯なものであったと思います。願わくば、これで本当に日本人が自らの身や家族を守り、外出を大幅に控えることでコロナウイルス禍が収まらんことを期待してやみません。

 安倍さんの会見は大変立派だった一方、気にしておりますのはなぜ4月1日に緊急事態宣言を打たなかったのか、という問題です。

 すでに別途既報として出しましたが、今回の一連の緊急事態宣言の発布の遅れは、安倍政権の成り立ちから現在に至るまで財界の後ろ盾となり、強い政権への影響力を持つJR東海の葛西敬之さんからの要請があったものと理解してます。
 
政府のグダグダ対応の背景に、某交通系大企業経営者らへの「配慮」があった!?

【緊急寄稿・山本一郎】安倍晋三政権を愛した財界のボス、コロナ対策から日本経済を守り抜く | コップの中の百年戦争
 


 
(この続きは、やまもといちろうメールマガジン「人間迷路」【号外】安倍官邸『緊急事態宣言』経済と医療を巡る争い で)
 

やまもといちろうメールマガジン「人間迷路」

187A8796sm

 
やまもといちろうメールマガジン「人間迷路」のご購読はこちらから

やまもといちろう
個人投資家、作家。1973年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員を経て、情報法制研究所・事務局次長、上席研究員として、社会調査や統計分析にも従事。IT技術関連のコンサルティングや知的財産権管理、コンテンツの企画・制作に携わる一方、高齢社会研究や時事問題の状況調査も。日経ビジネス、文春オンライン、みんなの介護、こどものミライなど多くの媒体に執筆し「ネットビジネスの終わり(Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など著書多数。

その他の記事

猥雑なエネルギーに満ちあふれていた1964年という時代〜『運命のダイスを転がせ!』創刊によせて(ロバート・ハリス)
2022年夏、私的なベスト・ヘッドフォン(アンプ編)(高城剛)
「戦後にケリをつける」ための『東京2020 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト』(宇野常寛)
JAXAで聞いた「衛星からのエッジコンピューティング」話(西田宗千佳)
5年後の未来? Canon Expoで見たもの(小寺信良)
心身を整えながら幸福のあり方を追求する新年(高城剛)
『もののあはれ』の実装は可能か(宇野常寛)
津田大介×石田衣良 対談<後編>:「コミュニケーション」が「コンテンツ」にまさってしまう時代に(津田大介)
なぜ今、「データジャーナリズム」なのか?――オープンデータ時代におけるジャーナリズムの役割(津田大介)
21世紀の稼ぎ頭は世界中を飛び回るシェフ、DJ、作家の三業種(高城剛)
現代日本の結婚観と現実の夫婦の姿(やまもといちろう)
「中華大乱」これは歴史的な事項になるのか(やまもといちろう)
「外からの働きかけで国政が歪められる」ということ(やまもといちろう)
日本初の「星空保護区」で満喫する超脱力の日々(高城剛)
日本でドラッグストアが繁盛する理由(高城剛)
やまもといちろうのメールマガジン
「人間迷路」

[料金(税込)] 770円(税込)/ 月
[発行周期] 月4回前後+号外

ページのトップへ