鏡リュウジ
@Kagami_Ryuji

鏡リュウジのメルマガ『プラネタリー夜話』より

英語圏のスピリチュアル・リーダー100

【ご案内】

鏡リュウジさん新刊『秘密のルノルマン・オラクル』、2014年8月10日発売決定!

510VALZzYSL._SL500_AA300_日 本初。36枚のルノルマンカードと本格的な解説書のセットが登場!! 欧米で大ブーム! ルノルマンカードとは? ナポレオン妃お抱え占い師マドモアゼル・ルノルマンに由来する伝説のカード占い。 近年、タロットよりすごいと欧米を中心に大評判のルノルマンカードを、西洋占星術・神秘学研究の第一人者である鏡リュウジ氏が紹介。タロットでもトランプ でも、天使カードでもない、新たに再発見されたオラクルカードとして世界的ブーム!

 

スピリチュアルと政治

 

この原稿を書いている今日は東京都の都知事選の選挙日。もちろん、ぼくも投票にいってきました。都知事選は、世俗のリーダーを選ぶ選挙ですが、「政教分離」が原則とはいえ、実は完全にスピリチュアルと政治的な動きを分離することなど本当はできないのだと思います。

アメリカの現代魔女スターホークはEverything is politicalといいました。何を食べるのか、何を着るのか、あるいは男女のことをどう考えるのか、などなどすべてが人生観や世界観、ひいては宇宙観とつながりあっています。

 

宗教的なものに無自覚すぎることの危険性

組織宗教や破壊的カルトが肥大した場合の危険はいうまでもありませんが、かといって、完全に「無宗教」や「非スピリチュアル」であることはできないのです。

そのことにあまりに無自覚であると、気がつかないうちに、いつしか影響を受けすぎたり、まきこまれてしまう可能性もあります。

そこで、どのようにいわゆる「スピリチュアル」な影響力がいま現在、配置されているか、その趨勢を知ることも重要なのではないでしょうか。

ただ、そもそも「スピリチュアル」というのは定義するのも難しいし、組織化もされていないことが多いので、見渡すのが難しい。

そこで、ひとつのヒントとして、市場調査をもとにしたランキングを一つの参照枠にするのもいいのではないかと思います。

 

1 2 3
鏡リュウジ
1968年3月2日生まれ。占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。占星術・占いに対する心理学的アプローチを日本に紹介したことで、幅広い層から圧倒的な支持を受け、従来の『占い』のイメージを一新する。英国占星術協会、英国職業占星術協会会員。日本トランスパーソナル学会理事。平安女学院大学客員教授。

その他の記事

都市近郊の統一地方選が「ドッチラケ」な理由(小寺信良)
所得が高い人ほど子どもを持ち、子どもを持てない男性が4割に迫る世界で(やまもといちろう)
毎朝、名言にふれる習慣を作ることで新たな自分が目覚める! 『日めくり ニーチェ』(夜間飛行編集部)
大手企業勤務の看板が取れたとき、ビジネスマンはそのスキルや人脈の真価が問われるというのもひとつの事実だと思うのですよ。(やまもといちろう)
付き合う前に「別れ」をイメージしてしまうあなたへ(石田衣良)
「日本の動物園にできること」のための助走【第一回】(川端裕人)
ゆとり世代がブラック企業を育んだ(岩崎夏海)
ポスト・パンデミックの未来を示すように思えるバルセロナ(高城剛)
交渉の天才としての桃太郎(岩崎夏海)
日本初の「星空保護区」で満喫する超脱力の日々(高城剛)
そもそも国にGAFAなどプラットフォーム事業者を規制できるのか?(やまもといちろう)
なぜ東大って女子に人気ないの? と思った時に読む話(城繁幸)
長崎の街の行方に垣間見える明治維新以降の日本社会の力学(高城剛)
今だからこそすすめたい「カンヅメ」暮らし(高城剛)
いじめ問題と「個人に最適化された学び」と学年主義(やまもといちろう)
鏡リュウジのメールマガジン
「プラネタリー夜話」

[料金(税込)] 550円(税込)/ 月
[発行周期] 月2回発行(第2,第4月曜日配信予定)

ページのトップへ