ヨーロッパで大変な悲劇が起きました。それに対して、おそらく、多種多様な分析が、しかも繰り返し出現するでしょう。それはまるで、100万の穴を前にしたモグラ叩きのように見えます。なぜなら、そのほとんどは、「心は危険物である」という基本前提を見失っているからです。
心は、人間世界に起きるありとあらゆる出来事のスタートラインです。それは、世間でよく言われている、他人事のような心ではなく、正しく導かなければ荒れ狂ってしまう、危険物としての心です。
心という危険物の取り扱いを学ぶこと。それなしには何事も始まりません。心を整えて、人に会うということ。それはそのまま、この世での最重要のエクササイズとなるのです。
名越康文メールマガジン「生きるための対話」
00【イントロダクション】武器やペンよりもずっと危険な「私の心」
01精神科医の備忘録 Key of Life
・恐怖心があるから優しさがある
02【コラム】「心の時間割」を取り戻そう<前編>
03カウンセリングルーム<お休み>
04塾通信(55)
・体癖の重要参考資料!? 甲野善紀先生の体癖を考える
05講座情報・メディア出演予定
【引用・転載規定】
※月2回発行、500円+税(月額)。kindleや各種電子書籍リーダー対応。購読開始から1か月無料! まずはお試しから。
※kindle、epub版同時配信対応!


その他の記事
![]() |
マイナンバーカードについて思うこと(本田雅一) |
![]() |
4K本放送はCMスキップ、録画禁止に?(小寺信良) |
![]() |
DLNAは「なくなるがなくならない」(西田宗千佳) |
![]() |
アップル固有端末IDの流出から見えてくるスマホのプライバシー問題(津田大介) |
![]() |
村上春樹から上田秋成、そしてイスラム神秘主義(内田樹&平川克美) |
![]() |
腸のためにも脳のためにも、もっと咀嚼を!(高城剛) |
![]() |
バンクーバーの街中で出会う「みっつの団体」(高城剛) |
![]() |
コロナウイルス(COVID-19)対策で専制・共産国家のやり方を称賛するのって怖ろしくない?(やまもといちろう) |
![]() |
秋葉原のPCパーツショップで実感するインフレの波(高城剛) |
![]() |
気候変動にまつわる不都合な真実(高城剛) |
![]() |
温泉巡りで気付いた看板ひとつから想像できる十年後の街並み(高城剛) |
![]() |
「銀座」と呼ばれる北陸の地で考えること(高城剛) |
![]() |
金は全人類を発狂させたすさまじい発明だった(内田樹&平川克美) |
![]() |
得るものがあれば失うものがある(甲野善紀) |
![]() |
なぜ汚染水問題は深刻化したのか(津田大介) |