※家入一真メールマガジン「家入学級」Vol.024(2014年10月21日)より
【Q】友達と一緒にいても、彼氏と一緒にいても、本当の自分が出せません。こんな私はコミュ障だと思います。どうすれば人前で本当に自分でいられるのでしょうか?(T.T/女性)
【A】僕は「本当の自分」という言葉は好きじゃない。本当の自分なんて、どこにもいないと思う。少なくとも僕は空っぽです。
一人でいるときが本当の自分かっていったら違いますよ。今こうやって話している僕も僕だし、ツイッターでポエムをつぶやいている僕も僕。本当の自分なんてものは、つきつめて考えてもしょうがなくて、ただこういう顔もあれば、こういう顔もあるってだけのこと。ダメなときの顔も調子にのっているときの顔も、全部が全部自分っていうことを自分で受け入れてあげようよ。どんな自分も、ちゃんと背負おうよ。
自分で「これが本当で、あれは偽の顔」なんて分けるもんじゃない。もし「本当の家入」というものが存在するとしたら、それは他者が定義するものなんじゃないかな。
同じような言葉で「自分らしさ」というのもあるけど、僕はそれも苦手。若い子が自分らしさを求めて悩むのは見ててかわいいんだけど。でも、「自分らしくありたい」なんて、言っても仕方ないでしょう。「自分らしさ」を押し売りされてもねって思いますね。うん、少なくとも僕は空っぽです。
家入一真メールマガジン「家入学級」
Vol.024(2014年10月21日)目次
家 入 学 級 * 時 間 割
1時間目:今日の授業 「“いじめ”ではなく“いじり”が、場の空気を変える」
2時間目:【Q&A】“本当の自分”なんてない
3時間目:居場所を作れる人の空気術
4時間目:事業の攻め際と引き際
5時間目:対談:キャイ~ン天野ひろゆきさん
ダメだけど、なぜかみんなに愛されてやまない連続起業家・家入一真が、4ヶ月の準備期間を経てメルマガ界に帰ってきました!(通算3度目) 学校嫌いだった著者が「学校では教えてくれない、この世を生きる術」について、ときにマジメに、ときにはゆるく語ります。日頃、twitterで寄せられる悩みに140字を超えて答えるコーナーや、ゲストを迎えた対談、講演録なども掲載。 自分の夢に向かって頑張っている人も、世の中にちょっと生きづらさを感じている人も。日本一自由な学び場メルマガ、「家入学級」に来たれ!
【料金(税込)】 648円 / 月 <初回購読時、1ヶ月間無料!!> 【 発行周期 】 月2回配信(第1,第3火曜日配信予定)
詳細・お申し込みはこちらから


その他の記事
![]() |
本当の知性を育む「問いへの感度を高める読書」(岩崎夏海) |
![]() |
「ふたつの暦」を持って生きることの楽しみ(高城剛) |
![]() |
個人情報保護法と越境データ問題 ―鈴木正朝先生に聞く(津田大介) |
![]() |
新陳代謝が良い街ならではの京都の魅力(高城剛) |
![]() |
週刊金融日記 第277号 <ビットコイン分裂の経済学、ハードフォーク前夜の決戦に備えよ他>(藤沢数希) |
![]() |
グリーンラッシュ:合法な大麻ビジネスがもたらす大いなる可能性(高城剛) |
![]() |
「嫌われJASRAC」が地裁裁判で無事勝利の報(やまもといちろう) |
![]() |
イベントの「行列待ち」に解決方法はあるのか(西田宗千佳) |
![]() |
ロシア人が教えてくれた人生を楽しむための世界一具体的な方法――『人生は楽しいかい?』(夜間飛行編集部) |
![]() |
俺たちのSBIグループと再生エネルギーを巡る華麗なる一族小泉家を繋ぐ点と線(やまもといちろう) |
![]() |
コロナウイルス(COVID-19)対策で専制・共産国家のやり方を称賛するのって怖ろしくない?(やまもといちろう) |
![]() |
出力してこそ、入力は正しく消化される(高城剛) |
![]() |
【第6話】闘志なき者は去れ(城繁幸) |
![]() |
季節にあわせた食の衣替え(高城剛) |
![]() |
資本家・事業にとってだけ有利なデジタル革命、シェアリングエコノミー問題(やまもといちろう) |