藤沢数希のメルマガ『週刊金融日記』第292号(2017年11月13日発行)より、冒頭部分をお届けします。
〘第292号 目次紹介〙
// 週刊金融日記
// 2017年11月13日 第292号
// ビットコインのお家騒動は続く
// ビットコインキャッシュ大暴騰
// 新宿にいいアポの場所ができていた
// 性病にかかっているときのアポの振る舞い方
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
先週は暗号通貨関連で非常に慌ただしい週でした。いや~、にわか暗号通貨トレーダーとしてこんなにコミットして、消耗する日々を送るとは……。これについては冒頭で書きます。今週は恋愛工学のコラムを用意していたのですが、恋愛工学ファンの方はしばらくお待ちください。年末にかけて、いろいろと大きなニュースがあり、恋愛工学も慌ただしくなりますから……。
また、受験生の読者や受験生を抱えている親御さんの読者は、そろそろラストスパートの時期ですね。僕はいろいろあって、日本の教育も他の国の教育もいろいろ知る機会があり、いろいろ経験してきておりますので、機会があれば教育工学についても、まとまったコンテンツを提供できれば、と思っております。
とりあえず、何度か要望があったバックナンバーのリストをまとめておきましたので、ご査収ください。
●週刊金融日記 主要バックナンバー: 恋愛工学(第178号~)、教育工学、他
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52121885.html
ところで、先日、渋谷からまた新宿に移ったLINE社に行ってきたのですが、新宿でいいスポットを見つけました。それもレストラン紹介コーナーに書きます。
★LINE社はイマドキのIT企業っぽく、綺麗なカフェで社員がくつろいでいます。
LINEなう。 pic.twitter.com/pSALGUCc2n
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2017年10月25日
LINE社で思い出しましたが、BLOGOSのメルマガ・プラットフォームは来年早々にはサービス終了しますので、まだの人はプラットフォームの乗り換えお願いします。
今週も読者から面白い投稿がいくつもありました。見所は以下のとおりです。
―ハードフォークが続けばビットコインは来年200万円くらいになるんですか?
―なぜビットコインはこんなに価格が上下するんですか?
―仮想通貨の税金の計算
―日曜の昼にひとりでナンパするオススメの場所
―医師国家試験勉強中のナンパについて
―友人同士のAクラス女子2人同時アプローチのリスク
―ナンパで有名企業の名刺を使うことについて
―4年ぶりのゴールのチャンスにED
―性病にかかっているときのアポの振る舞い方
それでは今週もよろしくお願いします!
1.ビットコインのお家騒動は続くしやっぱりどう考えてもバブル
暗号通貨トレードや投資をしている人たちにとっては、11月はとても慌ただしい月になりました。ビットコイン現物を買って、あとは何も気にしない、という人にとっては特に何もする必要はありませんでしたが……。しかし、ちょこまかとトレードしている人にとっては大忙しでした。それでは時系列に振り返りながら、いくつかの重要なポイントを解説しましょう。
【ビットコインゴールドがまだ来ない!】
10月24日の午前中にビットコイン現物を持っていた人は、同数のビットコインゴールドがもらえるはずです。ビットコインゴールドは11月1日にローンチされるはずでしたが、開発が予定通りに遅れて、昨日ローンチされたようです。今後、マイナーが集まり、ブロックチェーンが安定的に伸びていくことが確認されてから、取引所に上場されていくものと思われます。おそらくビットフライヤーを使っている読者の方が多いと思いますが、今週中にはもらえるんじゃないでしょうか。他の取引所については、各自ご確認ください。また、ウェブサイトの指示に従えば、採掘もできるそうです。ビットコインゴールドの売りは、専用マシンによるマイニングの寡占が進んでしまったビットコインとは違い、ふつうのPCとグラフィックボードのGPUで十分なパフォーマンスが出せるということだそうです。
●Bitcoin Gold [BTG] is Live 2017-11-12
https://bitcoingold.org/bitcoin-gold-live/
『週刊金融日記 第289号 ビットコインゴールド 金の雨が天から降り注ぐ』
現時点では、先物やFXしか取引されておりませんが、1BTG=3万円ほどまで価格が回復しているようです。価格が回復した背景には、ビットコインの本家でいろいろとお家騒動があり、こうしたビットコインの分家が見直されはじめたことがあります。あとで解説しますが、ビットコインの最初のフォークしたコインであるビットコインキャッシュは大暴騰しました。
●Bitcoin Gold [Futures]
https://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin-gold/#markets
【SegWit2xが中止に!】
11月15日ぐらいに行われると思われていたSegWit2xによるビットコイン分裂ですが、チキンレースをしていた首謀者たちが、最終的にはこのフォークを延期することになりました。これはリプレイプロテクションなしで、どっちが正当なビットコインのチェーンを継承しているかを賭けて、お互いに潰し合うもので、めちゃくちゃヤバイものでした。しかし、ビットコインを取引している大半の人は、ブロックチェーンが何かなど考えたこともない人たちなので、単に15~30%という強烈な配当がただでもらえるイベントだと勘違いして、ビットコインがどんどん買われていました。
ブロックチェーンのことがよくわかっているほんの一握りの人たちは、胸をなでおろしたのですが、SegWit2xの「配当」がただでもらえると思っていた素人のビットコイン投資家たちは失望し、その後、ビットコインは下落していくことに……。
『週刊金融日記 第291号 SegWit2xのハードフォークでまた天から金が降ってくるのか』
(続きは藤沢数希のメールマガジン『週刊金融日記』第292号にてお読みください)
藤沢数希のメルマガはこちら。
藤沢数希のメールマガジン『週刊金融日記』
【料金】 864円(税込)/月 <初回購読時、1ヶ月間無料!>
【発行周期】 月4回以上配信(毎週日曜日配信予定)
藤沢数希が政治、経済、ビジネス、そして恋愛工学について毎週メルマガをお届けします。不特定多数が閲覧するブログ『金融日記』では書けないディープで具体的なお話が満載。マネーと恋愛に関する経済分析、法律論、リスクマネジメントを中心に情報をお届けします。
藤沢数希・著『損する結婚 儲かる離婚』
男女双方とも、簡単に全財産以上の金額が吹っ飛ぶのが結婚という金銭契約です。 「結婚はデリバティブ取引と同じでゼロサムゲーム。こと金に関しては夫婦は食うか食われるかの関係にある」。金融工学と恋愛工学について研究を重ねてきた藤沢数希が、適切な結婚相手の選び方を具体的なケースを元に解き明かす!
その他の記事
出力してこそ、入力は正しく消化される(高城剛) | |
ゲームを通じて知る「本当の自分」(山中教子) | |
なぜ「もしドラ」の続編を書いたのか(岩崎夏海) | |
『ズレずに 生き抜く』(文藝春秋)が5月15日刊行されることになりました(やまもといちろう) | |
真っ正直に絶望してもいいんだ(甲野善紀) | |
メガブランドの盛衰からトレンドの流れを考える(高城剛) | |
「コロナバブル相場の終わり」かどうか分からん投資家の悩み(やまもといちろう) | |
がん治療・予防に「魔法の杖」はない?–「転ばぬ先の杖」としての地味な養生の大切さ(若林理砂) | |
時代に取り残されてしまった東京の飲食業(高城剛) | |
古い枠組みから脱するための復活の鍵は「ストリート」(高城剛) | |
僕がザハ案の国立競技場の建設に賛成していた、たった一つの理由(岩崎夏海) | |
スマホv.s.PC議論がもう古い理由(小寺信良) | |
ワクチン接種の遅速が招く国際的な経済格差(高城剛) | |
「春のイライラ」東洋医学の力で解消しよう!(若林理砂) | |
人はなぜ「モテたい」のか? いかにして集注欲求を昇華させるかが幸福のカギ(名越康文) |