※この記事は本田雅一さんのメールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」 Vol.066「新しい時代のエンタメを目指して」(2020年4月15日)からの抜粋です。
この数週間、オンライン飲み会の記事をいくつか書いた。僕自身、あまり気にしていなかったオンライン飲み会だが、実際にやってみると新型コロナウィルスに関連した自粛のストレス発散に大いに貢献できそうだという実感を持ったからだ。もちろん、実際にお酒を飲む必要はない。単に人が集まり、自由に会話することが癒しになる、ということだ。
環境が変化すれば、人々の過ごし方は変化せざるを得ない。どんなに変わりたくないと思っても、環境の変化は誰もコントロールできない。新型コロナウィルスの影響下にいる我々は、そこに逆らうことはできない。
ならばせめて、新しい環境で、人間らしい生活を続けるため、どんなことができるのか。改めて今の技術を前提に、組み立て直すことに挑戦できないものか。そんなことを考えていた。
なにしろ、テレビ局は、報道番組以外は再放送や収録済み番組以外を製作できない状況だ。バラエティー番組などの作品性に文句を言いたい人もいるだろうが、視聴率の高さを競っている民放は、それを視聴する国民の興味を追求する立場でもある。そのテレビ局が新しい作品を作れないというのだから、今後は今までのエンターテイメントとは別の枠組みが求められると思うのは自然なことだろう。
ということで、やや大袈裟な論調で始まったが、新しい時代のエンタメを目指している人たちに話を聞いた。
リモートワーク時代にエンタメコンテンツは作れるの?
このところテレビ、ラジオ業界に感染者が広がったことが大きな話題になっている。筆者は定期的にテレビ局と仕事をしていたため、関係するスタッフの多さや接触頻度の高さなどから、感染が広がる可能性が高いだろうと想像していたし、それはすべてのメディア関係者が胸の中に抱いていた心配だと思う……
(この続きは、本田雅一メールマガジン 「本田雅一の IT・ネット直球リポート」で)
本田雅一メールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」
2014年よりお届けしていたメルマガ「続・モバイル通信リターンズ」 を、2017年7月にリニューアル。IT、AV、カメラなどの深い知識とユーザー体験、評論家としての画、音へのこだわりをベースに、開発の現場、経営の最前線から、ハリウッド関係者など幅広いネットワークを生かして取材。市場の今と次を読み解く本田雅一による活動レポート。
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