先月の21日、niconicoが動画のメルマガを組み合わせた「ブロマガ」を開始すると発表した。コンテンツを提供するのは、小沢一郎、堀江貴文、GACKT、津田大介をはじめとする錚々たるメンバー。もちろん僕には、声もかからない。ニワンゴの杉本社長とはしょっちゅうMIAUで会ってるのに、この扱いにはびっくりだ。まさに「小物に用はない」ということであろう。
ドワンゴ取締役の夏野剛氏は発表会の席で「今回のブロマガは、既成メディアとも、個人が趣味でやるものとも違う、その中間。Twitterでキュレーターの役割を担える人が、マルチなフォーマットでコンテンツ配信できるプラットフォームだ」と述べた。また同社会長の川上量生氏は、トークイベントの中で「メルマガが成功したのはコンテンツではなく、プラットフォームだったから。ネット時代のコンテンツフォルダは、プラットフォームをとりに行かなきゃならない」と述べた。
僕がメルマガを始めたのも、なにもメールで配信したかったからというわけではなく、自分のチャンネルを持つことがメインであった。だからまぐまぐではなく、ePubに積極的だった夜間飛行と、まず最初に組むことにしたのだ。
今、コンテンツビジネスの現場では、プラットフォームの取り合いになってきているように思える。今回は、このプラットフォームの意味するものについて、少し考えてみようと思う。
その他の記事
|
メディアの死、死とメディア(その1/全3回)(内田樹) |
|
選挙だなあ(やまもといちろう) |
|
やっと日本にきた「Spotify」。その特徴はなにか(西田宗千佳) |
|
昼も夜も幻想的な最後のオアシス、ジョードプル(高城剛) |
|
バルセロナという街の魅力(高城剛) |
|
マイナス50キロを実現するためのホップ・ステップ・ジャンプ(本田雅一) |
|
「来るべき日が来ている」中華不動産バブルの大崩壊と余波を被るワイちゃんら(やまもといちろう) |
|
【告知】1月28日JILISコロキウム『文化資産と生成AI、クレカによる経済検閲問題』のお誘い(やまもといちろう) |
|
花見で教えられるこの世の唯一の真実(高城剛) |
|
コロナはない国、タンザニアのいま(高城剛) |
|
身近な人に耳の痛いアドバイスをするときには「世界一愛情深い家政婦」になろう(名越康文) |
|
『声の文化と文字の文化』ウォルター・オング著(森田真生) |
|
ウェブフォントを広めたい・ふたたび(西田宗千佳) |
|
クラスターとされた飲食店で何が起きていたか(やまもといちろう) |
|
職業、占い師?(鏡リュウジ) |










