先月の21日、niconicoが動画のメルマガを組み合わせた「ブロマガ」を開始すると発表した。コンテンツを提供するのは、小沢一郎、堀江貴文、GACKT、津田大介をはじめとする錚々たるメンバー。もちろん僕には、声もかからない。ニワンゴの杉本社長とはしょっちゅうMIAUで会ってるのに、この扱いにはびっくりだ。まさに「小物に用はない」ということであろう。
ドワンゴ取締役の夏野剛氏は発表会の席で「今回のブロマガは、既成メディアとも、個人が趣味でやるものとも違う、その中間。Twitterでキュレーターの役割を担える人が、マルチなフォーマットでコンテンツ配信できるプラットフォームだ」と述べた。また同社会長の川上量生氏は、トークイベントの中で「メルマガが成功したのはコンテンツではなく、プラットフォームだったから。ネット時代のコンテンツフォルダは、プラットフォームをとりに行かなきゃならない」と述べた。
僕がメルマガを始めたのも、なにもメールで配信したかったからというわけではなく、自分のチャンネルを持つことがメインであった。だからまぐまぐではなく、ePubに積極的だった夜間飛行と、まず最初に組むことにしたのだ。
今、コンテンツビジネスの現場では、プラットフォームの取り合いになってきているように思える。今回は、このプラットフォームの意味するものについて、少し考えてみようと思う。
その他の記事
|
5-10分の「忘れ物を取り戻る」程度の小走りが脳を変える(高城剛) |
|
世界はバカになっているか(石田衣良) |
|
厚労省統計問題の発生理由が“プログラムのバグ”とされていることに感じる疑問(本田雅一) |
|
意外に簡単に見られる新4K放送。だが課題も…(小寺信良) |
|
「外国人問題」「消費税減税」では変わらない日本が必要とする国家ビジョン(やまもといちろう) |
|
悪い習慣を変えるための5つのコツ(名越康文) |
|
旅行需要急増でのんびり楽しめる時間が残り少なくなりつつある南の島々(高城剛) |
|
なぜ東大って女子に人気ないの? と思った時に読む話(城繁幸) |
|
次の食文化を左右するであろうアニマルウェルフェアネスと環境意識(高城剛) |
|
伸びる人は「2週間1単位」で生活習慣を整える(名越康文) |
|
「オリンピック選手に体罰」が行われる謎を解く――甲野善紀×小田嶋隆(甲野善紀) |
|
「意識高い系」が「ホンモノ」に脱皮するために必要なこと(名越康文) |
|
映像製作とカンナビス・ビジネスが熱いロサンゼルス(高城剛) |
|
「小学校プログラミング必修」の期待と誤解(小寺信良) |
|
「人間ドック」から「人間ラボ」の時代へ(高城剛) |










