人を脅して何が楽しいの?
この先生を通じて「自然なお産って一体なんなんだ?!」と疑問を感じるようになりました。ずいぶんと違うじゃないか、今まで読んできた「自然なお産」のイメージと、先生が教えてくれるリスクと。
妊娠期間中様々に勉強していくにつれて、一つの答えに行き着きました。自然なお産・子育ては、極端な食養生・健康法と同じ構図を持っている、と。
この方法で産まないと子供に出産時トラウマが残って、一生を左右するとか、母親の母性が損なわれるとか、この方法で育てないと子どもが本来持っている無限の可能性を阻害して成長を妨げるだの、なんだのかんだの。
そこにあるのは、ある種の脅しと狭量さ、それと引き換えの優越感・選民意識です。
自然なお産と子育ての効果が実際どうなのかはさておき。わたしは、そういう脅しと狭量さ、優越感と選民意識が大っキライなのですよ。
発達した現代の医学や科学技術から受けている恩恵を否定して、それらすべてを悪とみなし、それらを使わずに「この方法」を使えば万事OK、「これ」をやらないのは愚かで間違っており取り返しの付かないことが起こる……って。
ホントむかつく。なにそれ。人を脅してなにが楽しいの?
この構図に気づいて以来、「自然な」なんとかが全部不自然にみえてきてしまった上に、妊産婦を取り巻く医療現場の頑張りを目の当たりにした私は、病院でのお産を大プッシュする鍼灸師となりました。
病院でのお産、そんなに言われているほど悪く無いですよ。医師も看護師も頑張ってます。たしかにまだまだデリケートな妊産婦の心理を完全にケアできているとは言いがたいけれど、少ないリソースの中で安全と心理的安心を両立させようと努力しているのだな……と思います。
その他の記事
|
ふたつの暦を持って暮らしてみる(高城剛) |
|
四季折々に最先端の施術やサプリメントを自分で選ぶ時代(高城剛) |
|
新型コロナウイルスのデマに立ち向かう方法、我が家の場合(本田雅一) |
|
カーボンニュートラルをめぐる駆け引きの真相(高城剛) |
|
部屋を活かせば人生が変わる! 部屋が片付けられない人の5つの罠(岩崎夏海) |
|
近頃人気があるらしいコンサルタントという仕事の現実とか(やまもといちろう) |
|
「オリンピック選手に体罰」が行われる謎を解く――甲野善紀×小田嶋隆(甲野善紀) |
|
権力者とは何か(茂木健一郎) |
|
「おじさん」であることと社会での関わり方の問題(やまもといちろう) |
|
僕が今大学生(就活生)だったら何を勉強するか(茂木健一郎) |
|
菅政権が仕掛ける「通信再編」 日経が放った微妙に飛ばし気味な大NTT構想が投げかけるもの(やまもといちろう) |
|
米国大統領選まで1ヵ月(高城剛) |
|
実は湿度が大きな問題となる温暖化(高城剛) |
|
冬至の日に一足早く新年を迎える(高城剛) |
|
なぜ作家に「酒好き」が多いのか(ロバート・ハリス) |











