「もっとも影響力が大きいスピリチュアルな人物」100
これはイギリスの老舗エソテリック書店、ワトキンスが昨年選んだ「もっとも影響力が大きいスピリチュアルな人物」トップ100のランキングです。ワトキンスが発行してるカタログ誌「Mind Body Spirit」が3年ほど前から、著作のセールス、グローバルな影響力などをもとに独自に選出しているもの。
もちろん、書店のPR誌という特性もありますから、学術的中立性をどこまで期待できるかはちょっとわきにおかねばなりませんが、しかし、一つの参考にはなるでしょう。
また、海外で日本発の宗教者がどんなふうに受容されているかの一端も伺えて面白いです。
詳しくはこのホームページから。
では、ざっと見ていきましょう。
第1位のダライラマ。
これは文句なしですよね。もちろん、政治的な影響力という点では、ローマ教皇のほうが大きいのかもしれませんが、しかし、主流派ではなく、「スピリチュアル」な価値観を生きる人たちの中ではダライラマは宗教を超えたヒーローですから。
第2位のテイクナット・ハンも、文句なし。
ライト・スピリチュアル・ピープルの間ではあまり知られてはいないかもしれませんが、あのキング牧師に影響を与えたともいわれ、トランスパーソナル関係などでは、常に引用されたり名前が出る人物。
上位にあって納得なのは、デイーパック・チョプラでしょう。小説家のパウロ・コエーリョも、ぼくは愛読しています。ただ、このリストの特色は3位やほかの所によく出ています。
第3位のエックハルト・トール。
『The Power of Now』(邦題『さとりをひらく人生はシンプルで楽になる』の著書で知られる人。代表的ニューエイジ・スピリチュアリテイの著者ですが、ぼくはあまり読んでいないので……。
またやはりベストセラーの『ザ・シークレット』の著者ロンダ・バーンが5位に。
実はぼくはこの本もぱらぱらとしかみていないのですが、日本語での人名の読み方を検索しようと「ザ・シークレット」のザ、だけをいれるとすぐに「シークレット」と関連ワードが出てきて、いままさに、驚いたところ。本当に売れたんですね。
あのネルソン・マンデラが9位に押さえられていることからも、このリストの特性が色濃く出ています。
その他の記事
|
『つないだ手をはなして』主演川上奈々美さんインタビュー(切通理作) |
|
気候が不動産価格に反映される理由(高城剛) |
|
深まる米中対立の大波を迎える我が国の正念場(やまもといちろう) |
|
「新聞を読んでいる人は、政治的、社会的に先鋭化された人」という状況について(やまもといちろう) |
|
「美容手術後の合併症」と医師法改正、そして医療DXと医療提供体制改革(やまもといちろう) |
|
日本の脱原発は本当に可能なのか?――ドイツ10年の歩みに学ぶエネルギー政策(津田大介) |
|
11月の『漆黒と灯火』例会、ゲストは乙武洋匡さん。また当メルマガで乙武洋匡さんとの対談連載が開始されます(やまもといちろう) |
|
「時間」や「死」が平等でなくなる時代到来の予感(高城剛) |
|
気候変動がもたらす望まれない砂漠の緑地の皮肉(高城剛) |
|
夜間飛行が卓球DVDを出すまでの一部始終(第3回)(夜間飛行編集部) |
|
ガイアの夜明けで話題沸騰! 15期連続2桁増収のスーパーの人事戦略を支える「類人猿分類」のすごさ(名越康文) |
|
競争法の観点から見たTwitter開発者契約の不利益変更とサードパーティーアプリ禁止問題(やまもといちろう) |
|
米大統領選に翻弄されるキューバのいま(高城剛) |
|
中島みゆきしか聴きたくないときに聴きたいジャズアルバム(福島剛) |
|
ゲームと物語のスイッチ(宇野常寛) |











