小寺・西田の「金曜ランチビュッフェ」より

子供会にLINEを導入してみた

※メールマガジン「小寺・西田の金曜ランチビュッフェ」2015年3月6日 Vol.025 <観点の整理号>より

来年度、うちの町内の子供会会長を引き受けることになった。実はその選任の日にちょうど子供とネットの講演がかち合ったため、やむなく選任会を欠席することになったのだが、抽選で妙な役が当たるよりも、いっそのこと会長やったほうが誰の言うことも聞かなくていいので楽なんじゃないか、と思ったのだ。

あとで聞いたら、1人親の家庭は役員免除対象だったらしいが、まあいいやとそのまま引き受けることにした。それというのも、今日本の離婚率は18%ぐらいあり、ものすごくざっくり言うと、クラスの5人に1人は1人親という計算になる。

・日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(2015年)(最新)
http://www.garbagenews.net/archives/2013777.html

実際には子供のない夫婦や熟年離婚もあるのでもっと減るとは思うが、うちの小学校の感覚では、7人に1人ぐらいは1人親のようだ。そのぐらいになってくると、もはや1人親の家庭は、珍しくもないということなんである。それを全部免除していったら、回るものも回らなくなってしまう。

現在他の役員免除の条件は、未就学児の子供がいる、子供会に入会して1年未満、介護家庭、外国人で日本語での意思疎通が困難、などとなっている。これらは妥当だとしても、1人親の無条件免除は厳しいだろう。

先日、新旧役員の引き継ぎ会が行なわれた。前役員の皆さんは、メールでやりとりしていたようだが、今年はもう1人の会長(2人会長体勢なのだ)の発案で、LINEのグループで連絡を取り合うこととなった。僕もLINEの使い方ぐらいは知っているが、周りにあまり使う人が居ないため、日常的に使っている感じでもない。一番今連絡で多く使っているのは、Facebookのメッセージだ。これはSkypeと相互乗り入れになったので、ますます使われるようになっている。

こちらとしても本格的に使ういい機会だということで、その案に乗ることにした。

1 2 3

その他の記事

想像以上に脆い世界で生き残るための条件(高城剛)
「狂信」と「深い信仰」を分ける境界(甲野善紀)
世界百周しても人生観はなにも変わりませんが、知見は広がります(高城剛)
汚部屋の住人が勘違いしている片づけの3つの常識(岩崎夏海)
iliは言語弱者を救うか(小寺信良)
米豪だけでなく日露も導入を見送る中国通信機器大手問題(やまもといちろう)
4月4日自民党党内処分云々の是非と今後(やまもといちろう)
オーバーツーリズムでニセコ化する草津(高城剛)
身近な日本の街並みが外国資本になっているかもしれない時代(高城剛)
人口減少社会だからこそこれからの不動産業界はアツい(岩崎夏海)
少ない金で豊かに暮らす–クローゼットから消費を見直せ(紀里谷和明)
今週の動画「太刀奪り」(甲野善紀)
実は湿度が大きな問題となる温暖化(高城剛)
アマチュア宇宙ロケット開発レポートin コペンハーゲン<後編>(川端裕人)
人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である(甲野善紀)

ページのトップへ