高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

高城剛がSONYのα7をオススメする理由

※高城剛メルマガ「高城未来研究所」 Vol.210より

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Q:インタビュー写真の撮影のためカメラを購入しようとしています

新たな事業の一環として、インタビュー取材に挑戦することになりました。様々な分野の経営者をインタビューさせて頂きながら、ネットワークのハブになることを目標にしています。小さく実験的取り組みとしてスタートするため、取材は一人で行います。

そんな状況で不安なのが、インタビュイーの写真撮影です。私はカメラに疎く、ここ数年、写真はiPhoneでしか撮影したことがありません。さすがにスマホではマズイだろうと、撮影用カメラの購入を考えております。私のような素人におすすめのカメラを教えて頂けないでしょうか。

写真には自信がないので、細かな調整の必要がなく、シャッターを切るだけでキレイに撮れるもの があれば嬉しいのですが。撮った写真はネット記事として掲載します。プロの写真のようにはいかないでしょうが、できる限り素敵な写真を掲載したいです。カメラ以外にも、人の素敵な写真を撮るコツのようなものがあるのでしょうか。

 

A:どんなに良い機材でも人物写真の良し悪しは、人の表情に尽きると思います

いつも初心者の方にオススメしているのはキャノンで、それはボディは少し大きいのですが、レンズ資産が豊富で、オートフォーカス機能に優れているからなんです。

一方、それなりにカメラに馴染みがある方には、ソニーのフルサイズα7シリーズをオススメしています。

これはもう電子の目がついたコンピュータのようなもので、目的にあったアプリがインストールできたり、画素が大きいのであとで画面を見ながら好きなサイズに切り出せるなど、表現に広がりがありますが、純正レンズのラインナップが脆弱です。

そこでまず店頭でお手にとるべきは、レンズです。

人物、いわゆるポートレートを撮るのに最適なレンズは80mmから90mmで、キャノンが出している85mmf1.2は、値段は少し高いのですが、驚くべき素敵な写真を誰もが写すことが可能な一本です。

もし、人物以外にももう少しお使いになりたいのでしたら、同じくキャノンの50mmf1.2も素晴らしいと思います。

このレンジだったら、レンズの選択がないと言われるソニーでもFE55mmf1.8があります。

続いては、ライティングが大切です。

カメラの上につけるストロボをそのまま照らすのではなく、少し斜め横からあててみたり、レフ板を使ったりするだけで、驚くほどその人物の印象が変わる(=良い写真に見える)ものです。

特に目の中の光(キャッチライト)は、とても大事です。

あとは、数が勝負! 失敗を恐れず撮りまくりましょう。どんなに良い機材でも人物写真の良し悪しは、人の表情に尽きると思います。

取材対象者とお話ししながら、ファインダーを見ないでシャッターを切ってみてください。ご自身が考えて撮るより、きっといい表情が撮れると思いますよ。

 

┃高┃城┃未┃来┃研┃究┃所┃【Future Report】
Vol.210
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/ 2015年6月26日発行 /

■目次
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… 1. 近況
… 2. 世界の俯瞰図
… 3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
… 4. マクロビオティックのはじめかた
… 5. 身体と意識
… 6. Q&Aコーナー
… 7. 著書のお知らせ

 

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

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高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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