本田雅一
@rokuzouhonda

メルマガ「本田雅一の IT・ネット直球リポート」より

“コタツ記事”を造語した本人が考える現代のコタツ記事

※この記事は本田雅一さんのメールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」 Vol.079「“コタツ記事”を造語した本人が考える現代のコタツ記事」(2020年12月28日)からの抜粋です。

なんともレアな体験をした。言葉のルーツを探ろうというブロガーさんに“コタツ記事”という言葉を造ったのが僕ではないかと声をかけられたのだ。

これはコタツ記事を量産するスポーツ新聞を批判したことがきっかけになり、「“コタツ記事”はダメ記事」という論調が盛り上がったという経緯だ。まとめたブロガーさん曰く「ネットで生まれた俗語が朝日新聞によって権威化された」として、Wikipediaに当人がその内容を執筆していた。

Wikipediaの該当記事には少なからず違和感は覚えているのだが、今回はそもそもなぜ“コタツ記事”という言葉が生まれたのか。そして、コタツ記事という言葉を造った自分として、コタツ記事をどう捉えているのかを話したい。

コタツ記事という言葉を造ったのは自分だろうという意識はありつつも、これまで言及してこなかったのは、この言葉がどちらかと言えば、記事の筆者を批判するために使われることが多いためだ……
 
(この続きは、本田雅一メールマガジン 「本田雅一の IT・ネット直球リポート」で)
 

本田雅一メールマガジン「本田雅一の IT・ネット直球リポート」

2014年よりお届けしていたメルマガ「続・モバイル通信リターンズ」 を、2017年7月にリニューアル。IT、AV、カメラなどの深い知識とユーザー体験、評論家としての画、音へのこだわりをベースに、開発の現場、経営の最前線から、ハリウッド関係者など幅広いネットワークを生かして取材。市場の今と次を読み解く本田雅一による活動レポート。

本田雅一
PCハードウェアのトレンドから企業向けネットワーク製品、アプリケーションソフトウェア、Web関連サービスなど、テクノロジ関連の取材記事・コラムを執筆するほか、デジタルカメラ関連のコラムやインタビュー、経済誌への市場分析記事などを担当している。 AV関係では次世代光ディスク関連の動向や映像圧縮技術、製品評論をインターネット、専門誌で展開。日本で発売されているテレビ、プロジェクタ、AVアンプ、レコーダなどの主要製品は、そのほとんどを試聴している。 仕事がら映像機器やソフトを解析的に見る事が多いが、本人曰く「根っからのオーディオ機器好き」。ディスプレイは映像エンターテイメントは投写型、情報系は直視型と使い分け、SACDやDVD-Audioを愛しつつも、ポピュラー系は携帯型デジタルオーディオで楽しむなど、その場に応じて幅広くAVコンテンツを楽しんでいる。

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