高城剛メルマガ「高城未来研究所「Future Report」」より

自分の身は自分で守るしかない時代

高城未来研究所【Future Report】Vol.509(2021年3月19日発行)より

今週は、金沢にいます。

久しぶりに東京から移動しましたが、行きも帰りも新幹線は、ほぼ満席。
金沢の街は遅くまで開けている店も多く、夜の繁華街にも人が戻ってきているのを実感します。

現在、米国ではノーマスクが徐々に「ニュー・ニューノーマル」になりつつあります。
先週末、アイルランドの祝祭日セント・パトリックス・デーのバケーションを楽しむ人々で溢れたフロリダのサウス・ビーチでは、大半の人たちがマスクをしていません(https://cnn.it/2QcU2jj)。
オンライン開催なのに「Winter Music Conference」のフロリダで遊ぶ友人たちから届いたメールや写真を見ると、「実は通常営業」とのことで、ビーチやパーティでマスクをしている人は、ほぼ皆無なのが伺えます。

先週、共和党の牙城であるテキサス州とミシシッピ州が、マスクの義務化や営業停止など新型コロナの感染対策を全て解除すると発表しました。
毎年テキサスで開催される巨大ダンスフェス「Ubbi Dubbi」(https://ubbidubbifestival.com)は、来月100%の収容で開催される予定で、その他、アイオワ州、モンタナ州、ノースダコタ州、アラスカ州、オクラホマ州と、全米で16もの(共和党の)州がマスク着用の義務を解除しています。

一方、バイデン大統領は各州で続く制限解除について「大きな誤り。マスク着用が違いを生む」と発言しており、ニューヨーク州では、連邦裁判所などが二重マスクでの入場を義務化していますが、揺るぎない民主党の州カリフォルニアにあるディズニーランドは、来月から1年ぶりに開業するとアナウンスしています。
マスクによる「新しい分断」の様相も露わになってきました。
ちなみに、米国のワクチン接種率は、まだ3割にも届きません。

さて、新型コロナウィルスもさることながら、個人的に例年より厳しく感じるのは、花粉×黄砂×PM2.5のコンボです。
腸内環境を整え、血中D3濃度を140ng/mlまで高め、マスクをしっかりして花粉症を軽減できても、日によっては、花粉×黄砂×PM2.5のコンボに太刀打ちできません。

今週、中国で10年に一度(大気汚染指数最悪の「6級」警報発令)と言われる激しい黄砂が巻き起こり、視界不良のため航空便も次々と欠航。
気象データを見る限り、現在、日本全土が偏西風に乗った黄砂に襲われています。
北京では、新型コロナウィルス感染防止のためのマスク着用はめっきり減ったようですが、黄砂から身を守るため、マスクを手放せない様子です。
しかし、一般的なマスクでは、新型コロナウィルスの飛沫感染を防げても、細かな黄砂粒を防ぐことができません。

この花粉×黄砂×PM2.5のコンボを、少しでも和らげようと思いまして、
急遽メンテナンスのために金沢へ訪れました。

過去にも様々な点滴を打ちながら花粉対策を講じた結果、僕なりに実感したのは、高濃度ビタミンCとダイナミック(バイオフォトセラピー×オゾン)点滴のコンボです。

ただし、ある程度断糖したほうが効果が倍増します。
なぜなら、血糖値が高いとGLUT(グルコーストランスポーター=糖輸送担体)が、ビタミンCより糖を優先して細胞内に取り込んで利用障害が起きてしまうからで、逆も真なり、高濃度ビタミンC点滴を打つと、低血糖に似た症状が起きることから、急激な断糖ではなく、日常から糖を減らす努力が花粉対策に効果を発揮すると痛感しています。

たとえ、新型コロナウィルス・ワクチンが効果があったとしても、
花粉×黄砂×PM2.5のコンボを防ぐワクチンは、いまのところありません。

自分の身は、自分で守るしかない時代。
もしかしたら、ワクチン接種の有無も、そのひとつなのかもしれませんが。
 

高城未来研究所「Future Report」

Vol.509 2021年3月19日発行

■目次
1. 近況
2. 世界の俯瞰図
3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
4. 「病」との対話
5. 身体と意識
6. Q&Aコーナー
7. 連載のお知らせ

23高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。

高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

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